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中華料理 将珍楼(ロピア)『四川風 麻婆豆腐の素』

将珍楼麻婆豆腐 辛い食品の話題
辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。

昨日の『味の素Cook Do PREMIUM 極 麻辣麻婆豆腐用』に引き続き、今日も国産の麻婆豆腐の素を使って麻婆豆腐を作ります。

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“中華料理 将珍楼”って、お店はどこにあるの?

今回の麻婆豆腐の素は、スーパーマーケット『ロピア(ららぽーとTOKYO BAY店)』で買ってきた、“中華料理 将珍楼”の四川麻婆豆腐の素” です。

『将珍楼』というお店の監修商品? 『将珍楼』は “しょうちんろう”と読むのかな? どこのお店だろう?

と思ってパッケージを隅から隅まで見てみても、特にお店の場所や宣伝などは書かれていない。
販売者名は、『株式会社ユーラス』となっている。
あれ?”ユーラス”ってロピアの子会社で、ロピアのPB(プライベートブランド)商品を輸入したり開発したりしている会社じゃないか。
ということは、”将珍楼”っていうお店は実際には存在していなくて、単なるブランド名なのか?

“将珍楼”についてネット検索で調べてみたところ、やはりそういう名前の中華料理店は1軒もヒットせず、代わりにYahoo!知恵袋のこんな質問が出てきました。

ロピアのプライベートブランドのCookDo的調味料に「将珍楼」の文字がありました。横浜中華街の有名店かと思ったら、将珍楼というお... - Yahoo!知恵袋
ロピアのプライベートブランドのCookDo的調味料に「将珍楼」の文字がありました。横浜中華街の有名店かと思ったら、将珍楼というお店は無いようです。厳密には、販売している企業は平塚の 会社でロピアではないですが、ロピア以外でこの調味料を見かけ...

やっぱり“将珍楼”はロピアのブランド名のようです。まあ、この記事に書いてあるように騙すつもりはないとは思うけど、確かに紛らわしいよね。 監修商品的な雰囲気を出したかったのかな?

それっぽいロゴマークまで付けちゃって・・・
なんだか横浜中華街にありそうな名前だよね。

ちなみに、ロピアにはオリジナルラーメンで『つけ麺MASA監修 豚骨醤油らーめん』というのもあるようです。これも『つけ麺MASA』というお店は実在せず、商品開発担当者の名前をつけたんだとか・・・・
この人も店舗を一生懸命探したみたい。

ロピアオリジナル豚骨醤油ラーメンを食べた感想。スープが濃厚で美味しかった | ごはんを食べてお出かけしよう
激安スーパーロピアで買い物をしている時、ラーメンコーナーで面白い商品を見つけました。つけめんMASA監修「豚骨醤油」ラーメンです。販売元はロピア、製造...

なぜ店名のようなブランド名をつけたがるのか?

なぜ、わざわざそんな店名のようなものを入れる必要があったのでしょうか?
おそらく、あえてそういう名前を付けて、まるで専門店が作っている(監修している)ようなイメージで本格っぽさを出したいのでしょうね。

ロピアはそういうオリジナルブランド戦略がすごくて、『武井商店』という乾物のブランドもあるし、鮮魚コーナーのブランドは『日本橋 魚萬』だし、精肉コーナーでは国産牛(産地は様々)に『みなもと牛』といういかにもブランド牛的な名前をつけたりしてます。 
ブランド戦略がなかなか上手い。

あと、ロピアのブランドではないですが、鳴尾牧場の『鳴尾牛』というオーストラリア産の牛肉を取り扱ってたりもします。その名前から国産牛だと思って買う人も多いようです。(ちなみに、鹿児島県には『鳴之尾牧場』という似たような名前の牧場があるようです。)
色々紛らわしいですが、鳴尾牧場はオーストラリアに実在する農場らしく、日本の商社が出資しているためにそういう名前なんです。だから嘘ではないんです。でも、日本の牧場で育てられた国産牛だと勘違いして買う人もいるんです。(ラベルをちゃんと読めばオーストラリア産と書かれていますけどね。) これも戦略なんだろうなぁ。
僕は食品を買うときはラベルや原材料などを結構チェックするんですが、そういうのを全くチェックしない人も多いですからね。うちの母親とか!

まあ、日本人はブランドに弱いですから・・・・ 

スーパーのPBのネーミングって、たまにそういうの紛らわしいのがあります。
イトーヨカードーにも中華惣菜のPBで「冠生園(カンセイエン)」ってのがあります。もちろんそういう中華料理店は存在しません。 僕も、最初はそういうお店がどこかにあるんだと思ってました。
(でも、実は広島に同名の中華料理店があるようです。もちろんヨーカドーの「冠生園」とは無関係。どっちが先だかは知りませんが。)

あと、ドン・キホーテの『肉の専門店 久善』というのがありますが、それもドンキのプライベートブランドなんです。 
↓これは、ドンキオリジナルのビーフジャーキーなのですが、「久善」はドンキの独自ブランドなのに、いかにもドンキとは無関係なような書き方!!


『肉の久善』についてはこのページ↓に記事を書きました。

まあ、ネーミングによるイメージ操作(イメージ付け)ですね。
そう言えば、最近は居酒屋チェーン店とかでも『〇〇水産』とか『〇〇牧場』とか『〇〇精肉店』という店名があったりしますね。ああいう店名も、専門店風で新鮮なイメージを出すために付けているのではないでしょうか?

めちゃくちゃ話が逸れてしまいました。

どこで買った? いくらだった?

実店舗は実在しない「中華料理 将珍楼」の「四川風麻婆豆腐の素」
購入したのは、千葉県船橋市のショッピングモール『ららぽーとTOKYO BAY』の中に入っているスーパー『ロピア』です。

価格は、税込みで1箱107円でした。

業務スーパーの『本格四川 麻婆豆腐の素』よりは少し高いものの・・・ 安い!

ただし、肉は入っていないので、豆腐と肉は自分で用意する必要があります。
業務スーパーの麻婆豆腐の素は一応肉入りです。(豚タンルートですが)

原材料

原材料は醤油ベースですが、豆板醤の使用量もそこそこ多そうです。でも、その次に砂糖が多く使われていて、甘そうです。甜麺醤も使われてるし・・・・。 やっぱり日本の麻婆豆腐にはどうしても砂糖が入れられてしまうんです。 これはまだマシな方で、ひどいのになると味付け原材料で一番多いのが砂糖だったり!
でも、この商品は原材料の内容的にはそれほど悪くなさそうな感じもします。豆豉もちゃんと使われているし、ニンニクなんて、「おろしにんにく」と「フライドガーリック」の2種類が使われているし!
でも、”黒こしょう”は四川風じゃないかなぁ・・・・。

将珍楼麻婆豆腐

『豆板醤と花椒のほとばしる刺激。』とキャッチコピーがあります。

是非是非!刺激をください!!!

作り方

これ1箱で3〜4人前が作れるとのことですが、僕は麻婆豆腐を作るときは豆腐1丁(350〜400g)で1〜2人前として考えています。 特に麻婆豆腐メインで食べる場合は豆腐1丁だと1〜2人前です。”おかずがたくさんある中の1品”とする場合は3〜4人前になるんでしょうけどね・・。。

僕は、四川風麻婆豆腐は必ず牛肉で作るのですが、この商品は「豚ひき肉」という指定が入っています。なので、忠実に作るためにあえて豚ひき肉を買ってきました。 

ただ、「四川風」とのことなので、期待を込めてネギではなく”葉にんにく”を使ってみたいと思います。

ちなみに、麻婆豆腐は使う肉と豆腐によっても味が変わってきます。
激安品は使わずそこそこのレベルの肉と豆腐を使うことをお勧めします。(かと言って、高ければいいってものでもありません。)

作ってみました!

豚ひき肉をしっかり炒めた後、麻婆豆腐の素を投入します。

麻婆豆腐の素をレトルトパックから出すと、ゼラチン状になっていてプルプルでした。
とろみ成分が最初から入っているからなのでしょうけど、レトルトパックに入った状態からすでにプルプルな麻婆豆腐の素は初めてかも。 澱粉というよりはゼラチンのような感じです。
火を通したらプルプル感は無くなりました。

色合い的には、四川風ではありません。

豆腐は木綿豆腐を使用し、包丁でカットせず手でちぎっています。(自分のこだわり) 

最後に葉にんにくを投入。葉にんにくは冷凍を使っているので、葉にんにくに火が通れば完成です。

見た目は日本式(広東風)に近い感じ。

食べます!

お皿に盛り付けました。  

食べてみると・・・

おや、思ったほど甘くない。
醤油味が強めで冬瓜醬の風味は弱めではあるものの、なんとなく四川風寄りには仕上がっています。
少なくとも日本式麻婆豆腐からは脱却できている感じ。
花椒の風味はあるし、若干痺れもあるけど、弱い。 唐辛子の辛さもほとんどありません。

塩っぱさも控えめではありますが、物足りないほどではありません。良い言い方をすればバランスよく仕上がっているのですが、コクやワイルドさは物足りないです。上品な感じで無難に仕上がっていると言えばいいのかな。

でも、想像していたよりは美味しいし、これで107円なら悪くない。

本格四川を期待している人には色々物足りないと思いますが、一般家庭が求める麻婆豆腐として考えれば万人ウケする良い商品だと思います。 

国産の麻婆豆腐の素って甘ったるいのが多いですが、甘さが控えめなのが良いです。 
これだったらいっそ砂糖を使わなければよかったのに!甘さは、豆腐や豚ひき肉の自然な甘さだけで十分なんです。

追加で味変するとすれな、ガーリックパウダー、ラー油、唐辛子、花椒を自分で追加すればもっといい感じになると思います。 
肉は豚じゃなくても牛肉もしくは牛豚合挽きでも合いそうです。
ただ、さすがに葉にんにくは合いませんでした。 指定通りにネギかニラあたりを使ったほうが良いと思います。

実は、あまり期待していなかったので白飯は用意していませんでした。でも、これだったら白飯と一緒に食べてもいいかも!!
(白飯に一番合うのは、糖類を使ってない麻婆豆腐です。)

辛さは?

そう言えば、この麻婆豆腐の元には「辛口」とか「激辛」とかの辛さ表記がありません。
まあ、四川風の麻婆豆腐と言えば辛くて当たり前なんですけどね。

しかし、残念ながら「豆板醤と花椒のほとばしる刺激」はありませんでした。
豆板醤と花椒に関してははもうちょっと効いていて欲しかった感じ。そうしたらもうちょっと本格四川風な雰囲気が出せたかもしれません。
でも、万人受けを狙うならこれが精一杯なのかもしれませんね。ロピアのターゲットはマニアではなくあくまでも一般家庭でしょうから、誰でも食べられるようなレベルの辛さじゃないといけないと思いますし。

でもせっかく「四川風」を謳っているので、もっと麻辣をしっかり出して欲しかったなぁ。
まあ、値段が値段なので、別添で花椒をつけろとかは無理でしょうけどね。

思ってたよりもよかった!

とにかく、甘ったるくないのがよかった!!

コスパも高いです。 
ひき肉入りだったらもっとよかったんですがね!
まあ普通に美味しいし。値段を考えれば充分な商品です。 
家計も助かるでしょう! やはり皆さんロピアには安さを求めて行くでしょうから。

♪ラブラブローピアー

せっかくなので、以下に僕のおすすめの麻婆豆腐の素を紹介しときます。 

陳麻婆豆腐の素

Bitly

★新宿中村屋『本格四川の極み麻婆豆腐 辛口』


★京華樓『本場四川 麻婆豆腐の素』

Bitly


★スーパーLIFE『LIFE PREMIUM 辛さと旨さがくせになる 麻婆豆腐の素』


★味の素 Cook Do 『極(プレミアム) 麻辣麻婆豆腐用』

Bitly

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