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ポッカサッポロ『辛王 旨シビ辛麻辣スープ』

旨シビ辛麻辣スープ 辛い食品の話題
辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。
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ポッカサッポロの辛いスープ『辛王』シリーズの新作

ポッカサッポロのインスタントスープ『辛王』シリーズは、色々食べて(飲んで)きました。
先日も『暴辛肉みそ風スープ』を食べ(飲み)ました。

今回の商品は、辛いだけでなく、”花椒の痺れ”もプラスした”麻辣スープ”となっています。

辛さレベルは、ポッカサッポロ基準の5段階中の”5″で、痺れレベルは5段階中の”4″となっています。 ちょっと中途半端な感じがします。せっかくなんだからどっちもMAXにすれば良かったのに。
でも、麻辣のバランスって意外と難しいんですよねぇ。

『辛味が苦手な方の飲食には十分ご注意ください。』と、辛味に関する注意書きもあります。

スープは味噌ベースのようです。
チーズも入っているんですね。 おもしろそう。 チーズと味噌は合わなさそうなイメージもありますが、味噌ラーメンにチーズを入れたりもしますので、相性は良いのです。

このシリーズにはいつも『ごはんをいれてもおいしい!』と書かれています。
具の少なさを、ご飯を入れることによってカバーしてほしいのかもしれません。
だったら最初からフリーズドライのライスをいれて、日清食品の”カップ飯”のようにすればいいのに!
とは言っても、この商品はあくまでも”スープ”ですからね。

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どこで買った? いくらだった?

まいばすけっと海岸三丁目店(東京)にて購入。
価格は、税込みで149円でした。
メーカーの希望小売価格は税込みにすると173円!!! なかなかカップラーメン並の価格です。

ちなみに、”まいばすけっと”は、関東外の人には聞き慣れない名前かも知れませんが、イオングループが東京と神奈川に展開する小型スーパーなのです。 小型スーパーというだけあって、店舗規模はコンビニエンスストアと同じです。 というか、コンビニの跡地に居抜きで入ったりしてるところも多いです。 しかし、生鮮食品や青果、冷凍食品が惣菜なども充実していて、本当に「小型スーパー」と呼べるような品揃えです。 
しかも、商品価格もコンビニより安いですし、ラーメンなども普通の大型スーパーには置かれないようなマニアックなものが入荷したりするので目が離せません。
今後、全国展開もしていくんでしょうかね?

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原材料やカロリーなど

原材料
豚・鶏ガラスープパウダー、乳糖、豆鼓醤パウダー、砂糖、食塩、唐辛子末、にんにく末、花椒、チーズ、たんぱく加水分解物、クリーミングパウダー、酵母エキス、デキストリン、でん粉、みそパウダー、植物油脂、粉末豆板醤、うきみ(乾燥キャベツ、大豆たんぱく入り乾燥鶏肉そぼろ、ねぎ)/増粘剤(加工でん粉)、調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、着色料(カラメル)、ソルビトール、香辛料抽出物、セルロース、酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

具は、乾燥キャベツ、大豆たんぱく入り乾燥鶏肉そぼろ、ねぎの3種類です。

スープの原材料は相変わらず甘そうです。(辛王シリーズはいつも甘い) 原材料の2番目に”乳糖”、そして4番目に”砂糖”がきています。(原材料は使用量の多い順に記載しなければならない事になっています。)
味噌は随分下の方に記載されています。 
あと、『豆豉醤パウダー』『唐辛子末』『粉末豆板醤』の3つは、どれも粉状だと思うんですが、”パウダー”と”粉末”と”末”の違いってなんなんでしょうかね?調べてみましたけどよくわかりませんでした。 『唐辛子末』の原材料は唐辛子だけだと思いますが、単一原材料を粉状にした場合は『末』になるのかな?
パウダーと粉末は単に日本語と英語の違いなような気もしますが・・・。
なにか厳しい分類法(記載の仕方)があるんでしょうか。

カロリーは、意外に高めです。チーズとかが入っているせいもあるのかな?

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作ってみます

カップの中には粉末スープとかやくがそのまま入っていますので、お湯を注ぐだけです。

蓋を開けたら花椒の香りがかなり感じられます。

具は、一見ネギしか見あたらない・・・。

お湯を注いで、10秒ほどかきまぜ、1分ほど待てば完成です。

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食べます。

昔のインスタント ラーメンのような香りがします。花椒の香りもちゃんと感じられます。

カップの底をスプーンですくってみたら、キャベツと”大豆たんぱく入り乾燥鶏肉そぼろ”がでてきました。
具の少なさはちょっと残念なポイントです。
しかも大豆たんぱくでかさ増しされているのにそれでも肉が少ないのは寂しい・・。 
せめて日清カップヌードルくらいの肉量が入っていればいいのに!
ただ、大豆たんぱくはヘルシーなので肉の代わりとしてどんどん活用してほしいところです。でも、大豆たんぱくって、意外とお高いんですよね。 へたすると肉よりも高いかもしれません。


食べて(飲んで)みると・・・・。

まずは甘さがやってきます。ちょっとだけとろみがあるスープです。
それほどきつい甘さはありませんが、けっこう甘いです。個人的には、ごはんのお供にするならもっと甘さを抑えてほしいです。
チーズの風味はほとんど感じられませんが、いい具合に隠し味になっているのでしょうか。
そして、『味噌味』ということですが、それほど味噌感もありません。どちらかというと醤油味な感じがしますは、原材料には醤油(パウダー)などは使われてないので、醤油味ではないんですね。
味噌や豆板醤(豆板醤も味噌ですが)を絶妙にブレンドしているのだと思います。
基本的な味は良いのですが、甘さをもっと抑えれば白飯にバッチリ合うのに!

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辛い? 

程よい麻辣。 でも麻味は弱め。
痺れレベルが”5段階中の4″であっても、本場中国四川の一般的な麻辣食品と比べても、麻味はかなり控えめです。一般的な四川の麻辣には敵わないのですね。
例えば、先日食べた四川の火鍋の素で作った野菜炒めのほうが、この商品よりもしっかりと麻辣があります。

麻辣を強調していても、それほど麻辣は強くないのは、やはり日本人向けなのでしょう。
辛さに関しても、5段階中”5″にしては、イメージ的にちょっと辛さが弱いかなと感じました。
しかし、韓国の一般的なラーメンレベルの辛さはあるかもしれません。

辛いのが苦手な人には辛いかもしれませんが、激辛が好きな人には物足りない辛さではないかと思います。
『辛王』という名前の商品なんだから、もっとガッツリ遠慮なく辛くすればいいのになと思います。
買う方も、辛いのを承知(期待)して買うんでしょうしね。

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“ご飯”を入れてみた。

この辛王シリーズには、いつも『ご飯をいれてもおいしい!』と書かれていますが、僕は今まではご飯は入れた事がありませんでした。
今回は、白飯を130gくらい入れてみました!

スープには甘さもけっこうあるのでご飯はあまり合わないと思ってましたが、そうでもありませんでした。 意外と悪くありません。
というか、元々具が少なすぎるので、なにも入れないと満足感が全然ありません。なので、ご飯を入れたほうが満足感がでます
ご飯を入れて、はじめて成立(完成)する商品なんじゃないかと感じました。

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まとめ

この商品は激辛マニア向けではなく、”辛いものが食べたい、辛さにそれほど強くない人“向けといった感じでしょうか。
しかし、具がほとんど入ってないスープにしては、税込149円はちょっと高いなと思いました。100円くらいなら、まあいいかなと。
これだったら同価格帯のもっと具がたくさん入ったインスタント味噌汁を買って自分で辛くしたほうがいいかなぁ。

この商品はご飯を入れる前提で買うと良いかもしれません。
日清のカップ飯みたいにご飯入りにすればいいのに!もしくは、もっと具をたっぷり増やすとかしてほしいところです!
ちょっと色々と中途半端かなと感じました。 基本的な味は悪くないんですけどね!

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