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ポッカサッポロの”辛い系”インスタントスープ
ポッカサッポロはけっこう前から辛い系のスープをちょこちょこ出しています。
10年くらい前から辛い系のスープをちらほらだしていますが、最近は『辛王』という名前でシリーズ化しています。
ポッカサッポロというメーカーは、以前はカップスープで有名で、単なる『ポッカ』というメーカー名だったと思いますが、調べてみたら2011年に飲料メーカーの『サッポロ』の子会社になったようです。
ちょうどその頃から『韓湯美味』というシリーズで、韓国風の辛い系インスタントスープを出し始め、2016年から『辛王(カラオウ)』という、辛さに特化したインスタントスープをシリーズで出し始めました。
僕も何回か『辛王』シリーズのスープを買っていますが、この『辛王』シリーズには不満を持っているのです。
それは、”具がしょぼすぎる”ということ。
まあ、あくまでもスープなので、具はそんなに必要ないんでしょうけど。
僕はスープにも具沢山を求めるので、具の少ないスープにはあまり興味がないのです。
満足感が全然ないので・・・・。

⬆︎今回の商品も『ごはんをいれてもおいしい』と書かれていますが、『ご飯を入れないと物足りないくらいの具しか入ってない』という意味にもとれます。
ということで、今回食べる『辛王 暴辛肉みそ風スープ』も、ずっと手付かずで僕の食料庫の中にはいってました。
しかし、とうとう賞味期限が過ぎてしまったので(2020年3月までだった)やっと食べることにしました。 いや、”食べる”じゃなくて “飲む” か!
「唐辛子の辛さと、濃厚な 肉味噌風スープが味わい深い旨辛さです。」との事。

“肉味噌風スープ”らしいのですが、『風』の文字だけが小さくなっていますね。
“風”ということは、”肉味噌スープ”ではないということです。 どういう事なのでしょうか?
暴力的な辛さ!?
『辛王 暴辛肉みそ風スープ』というネーミング。
すごく辛そうなネーミングです。『暴辛』ですよ!
パッケージの商品名の文字も燃えているようなデザインになってますし、パッケージの側面には唐辛子のイラストと共に辛さレベルが書かれていて、5段階中の”5″というMAXの辛さになっています。

しかし、以前ポッカサッポロのスープ『韓湯美味(カンタンビミ)』シリーズで 『極辛ブルチャンチゲ 強烈に辛い海鮮だしスープ』というのがあって、それは辛さレベル7段階中の”7″でしたので、それよりは辛くないんだと思われます。 かといって、この商品は7段階中の”5″ということにはならないのですね。まあ、シリーズが違いますからね。


辛さに関する注意書きもそこそこ目立つように書かれています。
どこで買った? いくらだった?
そんなわけで、ずっと食料庫に眠っていた為、どこで買ったかも忘れたし、値段も記録していませんでした。 コンビニで買ったような記憶はあります。
ポッカサッポロのホームページには、『製造終了商品』と書かれていましたが、商品データが残っていました。
それによると、税込抜き希望小売価格が160円となっているので、税込みだと173円になりますね。かなりお高いです。
賞味期限が『1年』と書かれているので、僕はおそらく1年くらい前に買ったんだろうなぁ。
原材料やカロリーは?

原材料は、乳糖が一番多いですが、乳糖はそんなに甘いものでもないはずなので、甘さは控えめになっているんでしょうか? まあ、砂糖も使われてますけど。僕は、あまり甘いのは好まないんです。
でも、豆豉醤パウダーが多め(原材料の2番目に表示されている)に入っているのがちょっと良い感じです。さらに『粉末豆板醤』も入っているようですし、火鍋風の味をイメージしたスープなんでしょうかね?
具は、ひき肉ではくて、『大豆たんぱく入り乾燥鶏肉そぼろ』となっています。鶏肉100%ではないのか・・・。 なるほど! だから『肉味噌風』なわけなのですね。
その他の具は、ネギと唐辛子のみ。 唐辛子なんてもはや具ではないしなぁ。

カロリーは66kcalです。 想像していたよりも意外とカロリーが高めです。
食塩相当量も、そこそこ多めな気がします。
作ってみます。
蓋を開けると、中身はこんな感じ。

スープと具はあらかじめカップの中に直接入っていますので、お湯を注ぐだけ。
ネギはそこそこ入っていて、目立っています。

あら? 蓋は半分まで剥がすのではなく、全部剥がしていいんですね。

蓋を全部剥がし、お湯を内側の線まで注ぎ、10秒ほどかき混ぜたあと1分くらいで出来上がりです。具が細かいのがわずかしか入っていないので、湯戻し1分で良いんですね。
出来上がり! 食べてみます。

乾燥具はたいていは浮いてくるので、表面に浮かんでいる具がこのカップスープの具ほぼ全部ということになります。
食べてみると・・・・。
ます、唐辛子の風味が強めです。
そして、スープには変な甘さがありますが、気になるような甘さではないです。
甘ったるい感じではなく、それよりも塩っぱさの方が勝っている感じです。
スープには少しとろみがついています。
日本式か広東式麻婆豆腐風のような味のイメージです。
具は、ネギがメインです。
ネギの量はそこそこ多いので、飲むたびにネギも一緒に食べることになるり、ネギ味がけっこう主張してきます。
ネギの量が肉よりもはるかに多いし、そのためかネギの味も強めなのでパッケージに書かれているような『肉味噌風』ではなく、完全に『ネギ味噌風』になっています。
ネギだけ抜いて食べた人(ネギが嫌いなのかな?)のブログを見つけましたが、ネギを抜いたらどれくらいショボいのかがわかります。⬇︎

わずかに入っている肉そぼろのようなものは、肉100%ではなく『大豆たんぱく入り乾燥鶏肉そぼろ』だそうですが、食べてみると意外と違和感なく肉っぽいし、肉100%よりはヘルシーな感じがします。
しかし、何のために大豆たんぱく入りにしたのでしょうかね?
やはりコスト削減? しかし、それ以前に元々の肉量が少なすぎです。
なので、『大豆たんぱく入り乾燥鶏肉そぼろ』は、なかなか口に入ってきません。
この商品は、ご飯を入れるなどしないと本当に物足りないです。

とは言え、これはあくまでも『スープ』ですからね。
辛い?
さすが『辛王』シリーズの”暴辛”なだけあって、しっかりとした辛さはあります。
辛いものが苦手な人にはちょっときついかも知れませんが、常識的な『辛口』です。
唐辛子の風味がけっこうするので、唐辛子エキスの辛さではなく、純粋に唐辛子の辛さが強いのかもしれません。(香辛料抽出物は使われています)
しかし、このボリュームで税込み173円はちょっとさみしいです。
このスープに税込で173円払うんなら、コンビニおにぎり1個とか、安いカップ麺を買った方がいいなぁ。
『辛王』シリーズの新製品として『旨シビ辛麻辣スープ 鮮烈な辛さ 味噌の旨味』というのが出てきたので、さっき買ってきました。
近々食べてみたいと思います。
![]() | ポッカサッポロ 辛王 旨シビ辛麻辣スープカップ 19.8g×24個入り (4ケース) (MS) 価格:3,317円 |

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