辛さ満足レベル:※レベル表記方法についてはこちらのページを。旨さ満足レベル:
エースコックから、小型カップのインスタント麺『宮崎辛麺 激辛』が出ていました。
宮崎辛麺は、誕生してから35年ほどと言われていますが、全国的にブームになってきたのはここ10年くらいでしょうか。
実際、僕は10年ほど前にエースコックの『宮崎でみつけた旨辛麺』というのを食べていますが、その時書いたブログは”宮崎辛麺”というものに初めて触れたような書き方をしています。

今では、いろいろなメーカーからカップ麺やチルド麺の「宮崎辛麺」が出ていますし、宮崎辛麺専門店もあったりして、だいぶメジャーになった感じがあります。
今回のこの商品は小型カップ麺なので、ダイエットしている僕には気負いせず食べられる感じ。
何よりも、全面が粉唐辛子の写真で覆われたパッケージはインパクトありすぎです。
唐辛子マニアや激辛マニアは、迷わずジャケ買い(パケ買い?)してしまうでしょう。
僕もこのパッケージに惹かれて買いましたからね。


「辛すぎても旨いおどろきの辛さ!!」というキャッチコピーが、また惹かれてしまうポイント。
まあ、僕は驚かないと思いますけど・・・。
小型カップは僕にとってはちょうど良いサイズ感です。 日清食品のカップヌードルミニと同じくらいでしょうか。
このサイズだと、ライスやチャーハンを一緒に食べても罪悪感が減ります。
また、食事のスープ代わりとして食べてもも良いかも。
このサイズのカップ麺はなかなか良いです!僕は大食いではなくなったし、食べ過ぎが気になるお年頃ですから。

カロリーは1食あたり156kcal。具なしおにぎり1個と同じくらいのカロリーです。
栄養成分表示の横には、縦書きで小さく”辛さに関する注意書き”があります。
注意喚起をする気がないような大きさです。(笑)
まあ、こんな唐辛子まみれのパッケージで、さらに”激辛”と書かれている商品を買う人は、ある程度辛さを覚悟していると思いますので単にクレーム対策として念のために記載してあるのでしょう。
原材料を見てみます。

スープは唐辛子の使用量が一番多く、ポークベースの醤油スープとなっています。
ガーリックパウダーやジンジャーパウダーは使われていますが、基本的にはシンプルな醤油ラーメン的な味付けとなっています。
そして、麺にはなぜか砂糖が使われています。 なぜ麺に砂糖を!?
開封してみます。

中には粉末スープが1袋入っているのみ。
具は、あらかじめ麺と一緒に入っているようです。
麺はところどころ赤っぽくなっていて、唐辛子の色素が麺に色移りしている感じ?
粗切りの唐辛子が入っているのがちらほら見えます。
粉末スープを麺の上に投入し、お湯を注ぎます。 湯戻し時間は3分です。

しっかり混ぜれば完成。

大量の唐辛子のパッケージ写真で煽っておきながら・・・ 唐辛子が少ないじゃないか!!!
唐辛子は、粗挽きのものが入っていますが、あのパッケージ写真を見て期待していると、かなりの残念感があります。

パッケージ写真を見て、”スープの表面を覆い尽くすくらいの唐辛子が入っているのか”と想像してしまう人も多いのでは?
もうひとつ残念なのは、具の少なさです。 具は、粗挽き唐辛子だけなのです!ネギさえも入っていません。
宮崎辛麺の特徴のひとつであるニラや溶き卵やひき肉は入っていませんし、そば粉を使用した通称”こんにゃく麺”も使われていません。
甘さが結構際立つ醤油味のスープで、唐辛子の辛味はなかなかしっかりあります。
唐辛子の風味も結構強めですが、激辛系唐辛子のようなクセのある感じではありません。
あと、スープが結構甘いです。 唐辛子のおかげでそれなりに辛さもあるのですが、同時に甘さもかなり感じます。麺にも砂糖が入っているからというのもあるかもしれませんが、スープだけでも結構甘いです。 ニンニクも使われているはずですが、ニンニク感も弱いです。
味としては、”唐辛子入りの醤油ラーメン”です。
宮崎辛麺の要素がない気がします。 なぜ「宮崎辛麺」にしたのでしょうか・・・。
辛さはそこそこあります。 激辛レベルではありませんが、辛さに弱い人は食べるのがきついレベルかもしれません。
でも、辛いのが苦手な人は、パッケージを見た時点で買わないでしょうけどね。
ちょこっとお腹が空いた時や、食事のスープ代わりに最適な量ですが、具のしょぼさはちょっと残念でした。 ”溶き卵の黄色”と”ニラの緑”が入るだけで全然イメージが違うんですけどね。
もうちょっと具を頑張って、宮崎辛麺的要素をちゃんと出して欲しかったです。
でも、『辛麺』には間違いないです。
以上、エースコック『宮崎辛麺 激辛』の感想でした。
宮崎辛麺の元祖と言われる”桝本”のインスタント辛麺。⬇︎
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