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『薯之梦寛粉 正宗定西土豆寛粉 麻辣味』

辛い食品の話題
辛さ満足レベル:
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※レベル表記方法についてはこちらのページを。
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中国の怪しい(?)食品 

横浜中華街で買ってきた中国の怪しい食品。

『薯之梦寛粉 正宗定西土豆寛粉 麻辣味』です。

いや、ちゃんと商品名が理解できれば、別に怪しい食品ではないんですけどね。

でも、パッケージ裏面を見ても、輸入食品なのに日本語は一切書かれていません。

日本で販売される輸入食品は日本語で原材料などを表記しなくてはならない法律があるんですけどね。 まあ、日本国内で売られるとは言っても、基本的には中国人向けスーパーくらいにしか置かれていない商品ですし、買うのも中国人くらいなので、輸入元は日本語表記を省略しちゃってるんでしょう(笑)
中国人が在日中国人のために輸入しているので日本語表記は必要ないという考えなのでしょうね。

これを買う日本人も少ないと思いますし、なんの商品だかわからないので「怪しい」ってなりますよね。
ましてや中国で作られた食品は、たまに信用できないものがあるんです。

いつもネタにしてますが、中国食品ではこういうこともたまに(よく)ありますからね⬇︎

https://blog.goo.ne.jp/ryo_drummer/e/f4864de074f87aaf1cd71eb02d18d95b

『薯之梦寛粉 正宗定西土豆寛粉』とは?

『薯之梦寛粉 正宗定西土豆寛粉』とはどういう意味でしょうか?

まず、寛粉”というのは、じゃがいもが原材料の幅広麺です。
正式には麺とは言えないかもしれませんが、麺のようなものです。中国では火鍋の具材として入れられたりします。

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『薯之梦』というのは『ポテトの夢』というような意味ですかね。

この商品は中国の北西部にある甘粛省の定西市のメーカーが発売している商品で、『正宗定西土豆寛粉』というのは『正統派な定西(地名)のじゃがいも寛粉』というような意味だと思います。

それを踏まえてもう一度パッケージの写真を見てみると、”麻辣スープに浸されたじゃがいも製のラビオリのようなもの”だというのが想像できます。

英語では『SELF HEATING POTATO FLOUR』と書かれています。

SELF HEATING? ということは、勝手に自分で熱を持つ(自己発熱する)ポテトということになりますよね? 調理の際に火は使わないでもいいということでしょうか?

何か間違っている気が・・・・。

そういえば、余談ですが中国には火を使わないSELF HEATINGの火鍋セットが色々売られています。さすが本場!

⬆︎キャンプとかピクニック先で火鍋が食べられます(笑)

どこで買った? いくらだった?

横浜中華街にある中国人向けの商店『僑豊物産』にて購入

価格は、税込みで430円でした。

中国人向けの中国食品としては高い部類です。

原材料

馬鈴薯の麺の原材料⬇︎

「じゃがいも澱粉、浄化水、食塩、食品添加物(硫酸アルミニウムアンモニウム)」です。 “硫酸アルミニウムアンモニウム”って、なんだか体に悪そう・・・。

調味料の原材料⬇︎

調味料は四川省の成都で製造されています。

原材料を翻訳してみます。

植物油、ピーシェン豆板醤、食塩、唐辛子、牛油、醤油、砂糖、チキン調味料、玉ねぎ、調味料、水、ピーナッツ、胡麻、香辛料、食用フレーバー、食品添加物(5'-リボヌクレオチド二ナトリウム唐辛子着色料)


ピーシェン豆板醤ベースで、火鍋のような原材料です。
普段、麻婆豆腐や火鍋を食べている僕にとっては、原材料だけで大体味が想像できます。

カロリー

中国はキロカロリー(kcal)表記ではなく、キロジュール(kJ)表記なので、カロリーに換算しないといけません。

まず、馬鈴薯麺の方ですが、100グラムあたりの表記になっているため、150グラムあるこの商品のカロリーを知るためには1.5倍しなくてはいけません。
逆に調味料の方は50グラムなので、半分にすればいいのです。
こういうのって、最初から製品当たりの表記をして欲しいですよね。

換算方法は省きますが、計算で出したこの製品1食あたりのカロリーは505キロカロリーとなります。

想像より意外とカロリーが低いです。

ほんとかな・・・・。

作り方

日本語に翻訳します。

1.小さな鍋に水を入れ沸騰させる。

2.パックからじゃがいも寛粉を取り出し、剥がしながらお湯の中に投入してし、中火で5分煮込みます。

3.ボウルの中に材料(調味料など?)を入れ、200ccのお湯を注ぎ、よくかき混ぜます。

4.茹で上がった寛粉をボウルに入れたら完成。

意訳ではありますが、大体そういうような感じだと思います。

作ってみます。

パッケージを開けると、2つの袋が入っています。

左のが調味料(麻辣調味料)で、右が純馬鈴薯湿粉(寛粉)です。

寛粉は”湿粉”と書かれているだけあって、半生のような感じになっています。

麻辣調味料には牛油(牛脂)も使われているようですが、油は固まっていません。
牛油を使っている火鍋の素とかは油が白く固まってるのが普通なんですけどね。なので、牛油の含有量は少ないんだと思います。

寛粉を茹でます。

幅広麺に見えます。

ちょっと前に日本で流行(?)した、ビャンビャン麺のような感じです。


寛粉を茹でている間にスープを作ります。

火鍋の素とかと全く同じような香りがします。ピーシェン豆板醤や中国の独特な香辛料の香りが漂います。 この調味料に200ccのお湯を入れ、かき混ぜてスープを作ります。

湯切りをした寛粉をスープの中に投入すれば出来上がりです。

食べてみます。

見た目は、幅広麺を入れた麻辣麺です。

食べてみても、やっぱりよくある麻辣麺のような味です。
味はほぼ想像通りでした。

麻辣火鍋の味でもあります。
ピーシェン豆板醤ベースの、よくある味でした。
四川料理マニアならわかると思います。

前情報なしでいきなりこの料理を出されたら、単に幅広麺の麻辣麺だと思うでしょうね。

寛粉は、ツルツルしていてもちもちした歯応えがありますが、麺と表現したほうがわかりやすい感じです。 

食感が楽しいです。 

幅広のじゃがいも麺を使用した麻辣麺ですね、これは。

スープの味も、完全に”火鍋”です。

味も結構濃いので、具材を追加して火鍋のようにして食べるのも良いのではないかと思いました。

辛さは?

日本の食品だと「辛口」へたすると「激辛」と謳われてしまいそうな辛さですが、激辛レベルではなく、普通の辛口です。
確かに麻辣ではありますが、麻味(花椒の痺れ)は控えめです。

辛味が弱い人は注意して食べたほうがいいですが、自称辛いものが好きな人でしたら問題なく食べられる辛さだと思います。

でも、湯気などを吸い込んだり、気をつけて食べないと咽せそうなスパイス感はあります。

火鍋風にしてみた

一度、全てを鍋に戻し、具材を入れて煮込んでみました!

追加具材は、えのき、ニラ、豆苗です。

うーん、これは完全に麻辣火鍋ですね。

具を色々入れたら麻辣火鍋になりました!

再度煮込んだにもかかわらず、寛粉は全然伸びることもなく、食感を保ってました。さすがじゃがいもが原料なだけあります。

でも、これだったら、火鍋の素で火鍋を作ってから、別売の寛粉を入れて食べたほうがいいような気もしました。

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中国では火鍋に寛粉を入れて食べるのがスタンダードなようです。

でも、寛粉はじゃがいも原料なので、ただでさえカロリーの高い火鍋に入れるとダイエットの敵になりそうです!!!

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