辛さ満足レベル:※レベル表記方法についてはこちらのページを。旨さ満足レベル:
本場中国四川の汁なしインスタント麺
中国のインスタント汁なし麺を買ってきました。
『紅油麺皮』という商品です。
四川省の有名食品メーカー『白家食品(BaiJia・バイジャ)』が作っています。 『白家』の作る食品は僕は昔から色々買って食べていますが、なにを食べても美味しいので信頼があります。
『紅油麺皮』という名の通り、皮のような薄い(平べったい)麺を紅油(赤い油、即ち辣油)で和えた汁なしラーメンです。
以前、別メーカーの『紅油麺皮(紅油面皮)』を食べたことがあります。(中国では『麺』を簡体字で『面』と表記します。)
↑これは『香辣味』でしたが、今回買ってきたものは『酸辣味』ということで、要は酢味(酸味)と辛さがある味付けのされた汁なし麺ということになります。
どこで買った? いくらだった?
新大久保(東京)の中国人向け食料品店『陽光アジア物産』にて購入。
税込みで530円でした。
4食入りなので、1食あたり132円ほどになる計算です。
僕は4食も必要がないので、できれば1食ずつ小分けに入っていたほうが助かるんですけどね・・。
なにせ常にラーメン屋カレーの新製品を買ってますし、おまけに毎日麻婆豆腐を食べているので、4食入りのラーメンを買ってしまうと食べるノルマがさらに増えてしまうのです。
パッケージ
パッケージの内容を見てみます。
まず、『辛さレベル』が書かれていました。
「辣度 中辣」と書かれていて、2本の唐辛子のイラストがあります。
要は「辛さレベルは中辛」ということです。
なんだ・・ あまり辛くなさそうで残念。
調理例の写真があります。
載っている具材は、生の赤唐辛子と生の青唐辛子と乾燥唐辛子です。文字通り唐辛子三昧(ざんまい)だ!! ただ、あくまでも調理例なので、別添で唐辛子は付いていません。
左側に書かれている『乾拌 先泡我五分鐘哟』は、『乾燥混ぜ(麺)。始めに私(麺の事?)を5分間(お湯に)浸します』のようなニュアンスでしょうか。
右下に書かれている「非油作方便麺」というのは「ノンフライインスタント麺」というような意味です。
『非油炸』『免煮』は、それぞれ英訳は書かれていますが、
非油炸=ノンフライ
免煮=調理不要(煮なくても良い)
という意味になります。
『火辣的不只是青春 還有阿寛』
というのは『熱いのは青春だけじゃない! 阿寛(ブランド名)もだ!』というようなニュアンスでしょうかね。
原材料は?
原材料は、輸入元による日本語表記がステッカーで貼られています。
麺は、ノンフライではありますが、油は使われています。 日本でも、ノンフライスナックだけど、揚げてないだけで後から油を噴き付けている商品はよくあります。
ソースもパーム油と菜種油が使われています。
ノンフライとは言っても、油はたっぷり使われているというわけです。
まあ、油はおいしいですからね・・・・。
しかし意外とシンプルな原材料です。
作り方
丼(お椀)に乾燥麺を入れて、約600ミリリットルの沸騰したお湯を注ぎ、お皿などで蓋をして5分待った後、お湯を捨て、調味料を入れてよくかき混ぜたら出来上がりです。
外袋を開けると、麺と調味料が入った小分けパックが入っています。
麺の他に粉末調味料、液体調味料、酢が入っています。
これが乾燥麺。
↓お湯を入れて5分後にお湯を切った状態。
まずは粉末調味料を入れます。
軽く混ぜた後に酢を入れました。酢はあとからいれたほうが良かったかも。
液体ソースを入れます。
豆板醤ではありません。 唐辛子、花椒、胡麻などのスパイスが入った辣醤です。
よくかき混ぜてできあがり。
食べてみます。
麺のシワシワがグロテスクだと感じる人はいるかもしれませんね。
麺はこんにゃくっぽい弾力のある麺です。 個人的にはあまり好きではない食感ですが、この食感が良いのかもしれません。
思ったほど油感はないです。 黒いつぶつぶは花椒などではなく黒ごまです。
黒ごまは結構入っていますが、胡麻感は少ないです。
けっこう酢の香りが強いです! 黒酢か香醋ですかね。
醤油ベースっぽい味はしますが、醤油は使われていないです。そして酸味は強い。
まあ、なんだかんだ化学調味料の味が強いです。
辛さは?
まあ『中辣(中辛)』と書かれているだけあって、中国の辛い系食品にしては辛味は控えめです。
しかし、食べ進むうちにちゃんと麻辣が感じられてきます。 あとからじわじわきます。
辛味は弱いものの、麻辣自体のバランスは良い感じです。
ちょっと辛いものが好きな人なら問題なく食べられる辛さではありますが、花椒の痺れに慣れていない人や、酸味が嫌いな人はちょっと注意が必要かもしれません。
まあ、僕は普通にはおいしいとは思いましたが、また食べたいというほどではありませんでした。
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