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四川風キムチなのか!?
スーパーマーケットで、なにか違和感があるキムチを発見。
パッケージには、僕にとってはお馴染みの(お会いしたことはないですが)陳建一さんの写真があるのです。
あれ? 陳建一さんといえば中国料理(四川料理)でお馴染みの料理人(四川飯店グループオーナーシェフ)です。
僕は陳建一さんの顔を見るだけで麻婆豆腐と担担麺を思い浮かべてしまうほどに、四川料理(中国料理)の人という印象がついてしまっているのですが、まさかのキムチ!
とうとう韓国料理界にも進出!?
『秘伝の薬味が決め手!アジアのキムチ』と書かれています。
もしかして、中国製のキムチを売り出すための大胆な手法なのか?(中国製のキムチは安いんですが、味がちょっといまいちなのが多いです)
しかし、製造国をチェックすると『韓国』と書かれていました。
輸入者は、韓国キムチの輸入販売を手がける神奈川県の会社Sanki(三輝)となっています。
Sankiのキムチはたまに買ってますし、おいしいです。 僕はSankiのキムチが好きとか言うのではなく、韓国製のキムチをいつも選んで買っているので、気がついたらSankiのキムチを買っている事も多いのです。
しかし、今回は陳健一さん監修のキムチということで、四川料理とキムチを融合させた新しいキムチの登場なのか?
だからここはあえて『アジアのキムチ』としている?
まさか豆板醤と花椒を入れているとか?(まあ、合わなくはなさそうですが)
とにかく、これは買わないわけにはいかないだろうということで購入。
原材料などをチェック
まずは原材料を見てみましょう。
果たして、味の決め手と書かれている『秘伝の薬味』とはどんなものでしょうか?
原材料を見た感じは、普通のキムチの原材料です。
ぶどう糖果糖液糖や砂糖もちょっと多めに入ってて、甘そうです。
しかし、よくよく見ると漬け原材料の一番最後に『粉山椒』の文字が・・・。
山椒ということは、やはり花椒を入れたということなのでしょうか。
まさか、キムチに花椒を入れただけで『秘伝の薬味』なのか????
いや! ”輪切り唐辛子”だって?
キムチと言えば唐辛子を入れるのは当たり前なので見逃すところでしたが、よく考えてみたら唐辛子の輪切りが入っているキムチは珍しいかも?
キムチを漬けるための唐辛子は、”韓国種”という辛味が弱く、旨味や甘みのある唐辛子を使います。 なので、キムチに普通の唐辛子(鷹の爪)が入っている事は少ないと思います。
もしかしたら、韓国唐辛子をベースに作ったキムチに、花椒となんらかの唐辛子(中国唐辛子?)をブレンドしたりしているのかもしれません。
韓国農水産食品流通公社認定の『キムチくんマーク』はついていませんが、ちゃんと韓国のHACCP認証工場で作られた『乳酸発酵商品』です!
韓国製の発酵キムチである証の『キムチくんマーク』を表示するためには、認定審査料とかロゴ使用料とかかかるんでしょうかね?
僕はキムチを買う場合は、キムチくんマークが付いているのを目安にしてたりするんですが、韓国キムチだからといって絶対にキムチくんマークがついているというわけでもないんですね。
どこで買った? いくらだった?
スーパーマーケット『食品館あおば 六角橋店(神奈川)』にて購入。
価格は税込みで378円でした。
韓国キムチは基本的に安くはないのでうsが、それでも220グラムしか入っていないのに378円というのはちょっと高めです。
やはりこれは陳建一さんのブランド使用料込みの価格なのでしょうか。
食べます!
おいしそう!!
賞味期限10日ほど前に開封したのですが、良い感じに漬かっていて、酸味もけっこうあります。
日本のキムチは、発酵食品ではない『キムチ味の漬物』であることが多いので、この酸味がなく、しかも砂糖を大量に使っていたりして甘いのです。 それが嫌なのです。
この商品は、砂糖やぶどう糖果糖液糖は使われていますが、全然甘ったるくないです。
これぞキムチという味です。
この味はけっこう好きだなぁ。 おいしい。
あ、これが輪切り唐辛子ですね。 ⬇︎ちらほらですが、入っています。
辛くはないですが、やはり輪切り唐辛子は韓国唐辛子ではなさそうです。
キムチは乳酸菌発酵のせいでもともと痺れるようなビリビリ感があり気付きにくいですが、よくよく感じてみると、確かに花椒の痺れ『麻味』があります。
でも、普段韓国キムチを食べている人だと、言われないと気づかないレベルかもしれません。
でも言われてみると、確かに麻辣感があります。
と、ここまで書いて・・・・
検索で出てきた自分のブログを発見・・・・
1年ちょっと前に、まったく同じものを食べていました・・・。
しかも、今回の方が詳細を書いていますが、同じような感想が書かれていました。
全然記憶にない!!! 新製品かと思ったのに・・・。
でも、前回の時とちょっと違うのは、今回は花椒の効果を感じられたことです。
おいしいのには変わりありません。
ただ、前回同様、コスパの問題でリピート買いするかどうかは微妙なとこです。
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