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やっと買えた! ペヤング獄激辛麻婆やきそば
コンビニやスーパーで発売されるインスタント麺の中では最強の辛さを誇る、ペヤングの獄激辛シリーズ。
そのペヤングの獄激辛やきそばシリーズに、とうとう麻婆味が出たんです。
麻婆豆腐&激辛好きとしては、絶対に食べておきたいわけですよこれは。
以前、「獄激辛担々やきそば」を食べた時に、ブログで『次回は、獄激辛麻婆焼そばとか出して欲しいなぁ!』って書いたんですが、本当に出たんですよ。
まさか、まるか食品の開発担当の人が僕のブログを読んでるわけないとは思いますが、ほんとうに出してくるとは!
これは買わなくてはいけません!!!
僕は発売前から情報は知っていたので、発売日にあちこちのコンビニを巡って探したんですが、どこのコンビニでも見つけられなかったんです。
それよりも、の「獄激辛担々やきそば」や「獄激辛にんにくやきそば」がまだ店頭に残っていたりしたので、「まだそれらが売れ残っているのに新しいシリーズなんか入れられるかい!」と発注されなかったのではないかと推測します。
獄激辛シリーズ、実は売れていないのか!?
獄激辛麻婆やきそばは2021年9月6日に発売だったのですが、結局僕は発売から1ヶ月と一週間後にやっと入手することができました。
ペヤング “獄激辛やきそば” とは
ペヤングから”激辛やきそば”が発売されたのは、2012年のことです。
『ペヤング激辛焼きそば辛さレベルMAX』として発売されました。
初っ端から『辛さレベルMAX』を謳っていて、巷でも「辛すぎる!」とけっこう話題になったのですが、激辛マニアの間では「全然辛くない」と酷評されていました。
きとその評判がメーカーの耳に入ったのでしょう、そこからどんどんと辛さを増してきました。
『ペヤング激辛焼きそば辛さレベルMAX』
⬇
『ペヤングもっともっと激辛MAXやきそば』
⬇
「激辛MAX END」
と進化していきました。
というか、”MAX”シリーズの中でも3回辛さが増しているんですが・・・・最初に発売されたものが『辛さレベルMAX』だったんじゃないのか?とツッコミたくはなるのですが、まあ辛さというものはほぼ無限(限度はあるがそれ以前に人が死ぬでしょう)に辛くできますからね。
メーカーも激辛マニアな人たちに向けて「これでもか!」という感じだったのかと思います。
で、一番最後に出た『激辛MAX END』で、激辛MAXシリーズは”END”したんだと、誰もが思ったはずです。
しかし、あくまでも”END”したのは”激辛MAXシリーズ”だったわけで、そこからは”激辛”の言葉は使わずに、新たに”激辛MAX END”の3倍の辛さだという”獄激辛やきそば”というのを出してきました。
これがなかなか手応えがあったのか、そこからは、”獄激辛”シリーズとして、色々な味の”獄激辛やきそば” が発売されてきました。
獄激辛やきそばシリーズは、以下のものが発売されています。
「獄激辛やきそば」
「獄激辛カレーやきそば」
「獄激辛担々やきそば」
「獄激辛にんにくやきそば」
そして、今回の獄激辛麻婆やきそばに至るわけです。
ということは、”獄激辛麻婆やきそば” は、第5弾になるわけですね。
ペヤングが日本の激辛レベルの基準を変えた!?
獄激辛シリーズの”辛さ”は、コンビニやスーパーで一般的に販売されるものとしては前代未聞なレベルの辛さだと思います。
かと言って、身体に危険が及ぶほどの非常識なレベルではなく、絶妙な辛さに仕上がっていると思います。ちゃんと味わるけど、しっかり辛いんです。
基本がおいしいから良いのです。 これで不味かったらただの地獄ですから笑
『辛くて旨い』が激辛グルメの真髄です。
“辛さ”だけなら、いくらでも辛くできますが、”旨さ”は、いくらでも旨くというわけにはいきません。
ペヤング(まるか食品)は、日本の激辛食品業界に革命をおこしましたね!
おかげで日本の激辛レベルは一気に上がったと思います。
辛いものを食べる韓国や中国とかでも、このレベルの辛さのものはなかなか売ってませんよ。
どこで買った? いくらだった?
MEGAドン・キホーテ(UNY市原店)にて購入しました。
価格は、税込みで192円でした。
メーカー希望小売価格は税込みで221円なので、それほど安くはなってませんね(定価より30円安い)
ドン・キホーテって、ときにはすごく安いものも売っているのですが、そのへんのスーパーやネット通販よりも高く売られているものも多く紛れているので注意が必要です。
麻婆やきそばはamazonで転売もされてますが、そこには「コンビニ限定」と書かれていました。
しかし、僕はこの獄激辛麻婆やきそばを発売日からずっと探してたんですよ、コンビニで。
色々なコンビニエンスストアを巡ったのですが、結局どこにも売ってなかったんです。
地方に行ったときにもコンビニエンスストアを覗いたんですが、やはり売ってないんです。
twitterで「”業務スーパー”で売っていた」という情報をいただいたのですが、家の近くに”業務スーパー”はありませんし。
かといって、転売で高くなっているものは絶対に買いたくありません。そこは僕のポリシーに反します。
なので、それほどは固執はしてなく、血眼になって探すまででもないのですが、やはり激辛&麻婆豆腐好きな身としては食べておきたい一品だったのです。
そして、やっと見つけることができました。 しかも千葉のドンキで!
ぜんぜんコンビニ限定じゃないし!
ロピアでも売ってた!
その日、ドン・キホーテ市原UNY店の次に立ち寄ったロピア蘇我島忠ホームズ店で税込み182円で発売されているのを発見。 ドン・キホーテよりも10円安いじゃないか!!! やられたー!
てか、いまだにコンビニで売ってるのを見てないんだが・・・・。
追記(2020.10.25):半額以下で・・・
後日、ジャパンミート富里店(千葉県)にて、税込み106円で売られているのを発見。
やはり、売れてなくて叩き売りされている模様・・・。
原材料やカロリーは?
原材料:油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(水あめ、甜麺醤、しょうゆ、食塩、植物油脂、香辛料、ガラスープ、豆板醤、味噌、ポークエキス、糖類、たん白加水分解物、老酒、チキンエキスパウダー、ジンジャーパウダー)、かやく(豚・鶏味付ひき肉、豆腐、ネギ)/ 調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物、酒精、増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)、かんすい、粉末セルロース、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、カラメル色素、トレハロース、豆腐用凝固剤、ビタミンB2、(一部に小麦・卵・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
麺は割愛するとして、調味料の原材料を見てみると・・・・
なんと原材料のトップにきているのが水あめと甜麺醤!!!
“獄激辛”なのに、メインにいきなり甘い原材料を持ってくるとは!
肝心な豆板醤はけっこう下の方に記載されています。(原材料は使用量の多い順に記載されます。)
豆板醤はガラスープや食塩よりも少ないのか。
ジンジャーパウダーや味噌も入っているので、原材料的には日本式の麻婆な感じですね。
老酒が使われているのにはちょっとこだわりを感じます。
カロリーは551kcalで高めではありますが、”麻婆”ですからね。
麻婆にローカロリーや低塩分を求めてはいけません。
しかし、食塩相当量は3.6gと意外に低めでした! これは意外。
あまり塩分を入れなくても、辛さが塩気を補ってくれるからかもしれません。
この商品に花椒が入っているかどうかはわかりませんが、花椒もたくさん入れすぎると口が麻痺してしょっぱさのような効果を出してくれますので、塩分は少ないほうがちょうどよいのかもしれません。
・・・・とも思ったんですが、辛味のないノーマルのペヤングやきそばも食塩相当量は同じ3.6gだったので、上に書いた僕の予測は外れてますかね笑
豆腐??
パッケージのイラストで、怖そうな顔をしているのは、”豆腐”でしょうか?
頭の上に挽肉やネギの餡らしきものを乗せてます。
イラストは豆腐なのに、『獄激辛麻婆豆腐やきそば』にはならなかったのですね。
注意書き
『泣けるほど辛みが強いので、小さなお子様や辛みが苦手な方の喫食には十分ご注意ください』
と、定番の注意書きが、大きめに記載されています。
『泣けるほど辛味が強い』という書き方は、ちょっと大げさでふざけている感じもあり、逆にあまり危機感を感じません。
でも、”獄激辛シリーズ”においては、この注意書きは伊達ではなく、辛いものが苦手な人は本当に注意しながら食べたほうが良いかもしれません。
激辛マニアな人たちには常食レベルだとは思いますけどね。
でも、しっかり辛いですよ、このシリーズは。
泣くことはないとは思いますが、汗はそこそこ出ます。
獄激辛やきそばシリーズは、コンビニやスーパーで販売される一般的なカップ麺の中では最強の辛さを誇ると思います。
朝飯として空きっ腹に食べると、胃にそこそこのダメージはあるレベルなので、そのへんは気をつけたほうがいいです。
開封
中身は、液体ソースとかやくです。
ちなみにカップ焼きそばに初めて液体ソースを採用(開発)したのはペヤングなんだそうです。
粉末ソースよりも液体ソースのほうが圧倒的にからめやすいですし、気分的にも本格的な気がします。
どうせなら鉄板やフライパンで軽く炒めたいくらいです。
というか、カップ焼きそばって焼いてないのに「焼きそば」なんですよね。 麺は焼いてるどころか揚げてるんですけどね。 食品表示法的には問題ないんでしょうか?「焼き風そば」にしなければならないとかはないんでしょうかね?
そういえば、本当に麺を焼いた麺を使ったカップ焼きそばが過去に発売されたことがありますが、すぐになくなりました。
余談でした。
具は、豆腐、ネギ、挽肉ですが・・・
ペヤングにしては具が圧倒的に少ない!!!!
ペヤングやきそばって、具もそこそこしっかり入っているのが魅力なんですが、なぜにこんなに少ないのでしょうか? 豆腐にコストが掛かりすぎたとか?
でも、パッケージのイラストの主役は豆腐キャラなのに、その肝心の豆腐が少なくてどうする?
とにかく、具は少なくて残念な感じ。
作ります。
作り方は割愛します。
⬇これは、湯切りした後、ソースを入れる前です。
やっぱり具が寂しい(まだ言ってる)。
完成
液体ソースを入れ、よくかき混ぜて出来上がり。
ちょっと鼻につく香り。 カプサイシンエキス的な香りでしょうか?
匂いを思い切り鼻から吸い込むと、きっとむせます。
花椒の香りもないので、四川風麻婆ではなく、日本式麻婆をイメージしている感じでしょうか。
見た目は、上海焼きそば的な照りや色合いで、麻婆感はありません。
豆腐も少なすぎて小さすぎて埋もれてしまっています。
まあ、無理に着色料とかを使って麻婆感を出すよりはいいと思います。
でも、豆腐や挽肉はもっと奮発してほしかった! それが多く入るだけで見た目の麻婆豆腐感も出たんですけどね。
麺は、いつものラードの効いたペヤングやきそばの麺です。
この定番のチープ感のある麺がまたいいんです。
味付けのほうは、けっこう生姜風味が効いていて、日本式の麻婆豆腐のような味わいがありますが、思っていたほど麻婆感はありませんでした。 豆板醤というよりは味噌味(日本の味噌的な)のほうが強いです。
原材料のトップに”水あめ”が使われていたので、甘ったるいのが懸念されたのですが、甘さはあるものの嫌な甘さではありませんでした。許容できる範囲です。 でも、なぜに水あめを入れたのかは疑問です。ちなみに、本場四川の麻婆豆腐には砂糖は使いませんし甜麺醤も使いません。甘さは、肉、豆腐、油などから自然に出る甘さだけで充分なのです。
まあ、そんな感じで、麻婆な味もあまりしませんでしたが、あえて麻婆の味とするならば日本式(広東風)な麻婆だと思います。 でも、何の味なのかを隠されて出されたら”麻婆味”とは答えられないかもしれません。 中華風な感じはあるので『広東風やきそば?』と答えてしまうかも?
辛い?
辛さは、いつもの獄激辛シリーズ並の辛さで、しっかりした辛さがあります。
これは”激辛”を謳っても差し支えない辛さだと思います。
そして、辛さに加えて痺れもある気がします。
気のせいかとも思ったんですが、やっぱり辛さに加えて痺れも感じられます。
花椒の痺れ(麻味)だと思うのですが、花椒の風味はまったく感じられません。
麻辣を謳っているわけではないのですが、麻辣な感じはしました。
まあ、辛さに耐性のない人は食べないほうがいいです。 残すと思います。
誰かが食べているのを麺1本だけもらって、まずは味見してみましょう。
まとめ
僕は四川風な麻婆豆腐味を期待していただけに、期待はずれな感じでした。
かといって、日本式の麻婆の味が強いわけでもなく。
もっと具にしても、もっと麻婆感を出して欲しかった感じです。
まあ普通にはおいしかったですが、 これなら獄激辛担々やきそばや獄激辛にんにくやきそばのほうがまだ良かったかな。
こんどは、獄激辛四川麻婆豆腐やきそばを出してほしいです。
なんなら僕が監修で(笑)。 原材料のコストがアップしてしまうと思いますけどね!
コメント
このシリーズ、続々と出てきますね~!!
しかし、、、「麻婆」と「にんにく」はあまり売れていないのか、
近くのコンビニでは売れ残りが山積みになってるんですよね~
こうなると、次の新製品を仕入れてくれるのか心配になります。。。
そうそう、某TV番組の「獄激辛」を外国人に食べてもらう企画ですが、
以前までの完食者(20人中)は、ジャマイカ6、コートジボワール5、
タイ5、四川省4、ブータン2、韓国1、インド1でしたが、
その後、メキシコ12、湖南省8という新記録が出ました!
メキシコの完食者が6割とは凄いですねぇ~
そうなんです。 コンビニではおそらく、前作の「にんにく」が売れ残っていて、新作の「麻婆」は発注されなかったのではないかと推測します。だからどこのコンビニに行っても「にんにく」は売っているのに「麻婆」が売られていなかったのかもしれません。 そして、最終的にジャパンミートにて半額以下の106円(税込)で麻婆が売られているのを発見しました。売れなくて、たたき売りされたのかもしれません。
獄激辛がそういう企画に使われているとは! 続編もあったのですね。
あのレベルの辛さの食べ物を普通に食べる国はほぼないですからね! おもしろい!