辛さ満足レベル:※レベル表記方法についてはこちらのページを。旨さ満足レベル:
『麻辣マニア』という名前のインスタント麺です。
これ、なんと『DAISO(ダイソー)』で売られていたんです。
ダイソーなので、価格は税込み108円。
袋入りラーメンが108円というのは特に激安でもなんでもなく、普通の値段ですね。
でも、最近は袋入りラーメンも150円とかするようになってきたので、安い方だとは思いますが。
『麻辣マニアラーメン』
買う人が限定されそうな大胆なネーミングです!
果たして麻辣マニアな人たちに刺さる商品なのか??
ジャパンフリトレーのスナック菓子『激辛マニア』やペヤングの『獄激辛焼きそば』のように、マニア向けに振り切った商品であることを期待します。
『麻辣マニアラーメン』のパッケージ写真。
白髪ネギ、チャーシュー、ゆで卵がトッピングされていて、真っ赤なスープが辛そうです!
このスープって、何ベースなのでしょうか? 味噌や豆板醤? 醤油? 塩?
写真だけではわかりませんので原材料をチェック。
原材料
塩(醤油)ベースのスープということかな?
ガーリックパウダーやオニオンパウダーやすりごまなども入っていて、なかなか美味しそう。
食塩の次に麦芽糖が多く使われているのがちょっと気になりますが・・・
具は全く付いていないようです。 せめて乾燥ネギだけでも付いていればいいのに・・・
まあ、百均で販売されるような商品なので徹底的にコストを下げたいのでしょうけどね。
販売しているのは山口県の『オンガネジャパン』という会社です。
オンガネジャパンは韓国をはじめとする輸入食品を取り扱う会社のようです。韓国語の入った会社名ですが、創業者も社長は日本人みたいです。
有名なところでは”オットギ”のラーメンを輸入しているようです。
でも、この商品は輸入物ではなく、日本で作っているようです。オンガネジャパンのオリジナル商品になるのかな?
栄養成分表示
カロリーや食塩相当量は普通です。 特筆する感じではありません。
作り方
作り方は普通の袋ラーメンとなんら変わりはありません。
『別売の”麻辣マニア”をかけますと辛さと旨味がアップします。』と書かれています。
“別売の麻辣マニア”ってなんだろう? と思ったんですが、どうやら『麻辣マニア』という調味料が別売されているようです。
というか、そんなのをわざわざ追加しなくても充分な麻辣であって欲しいんですけどね・・・
もしくは小袋を添付しておいて欲しかったところ。
ラーメンのパッケージの裏面に『麻辣マニア』の広告が載ってました。
amazonでも売られていました。⬇︎意外に高い。
純粋なスパイスだけの原材料なら良いと思うんですが、食塩や砂糖など余計なものが入っているので僕は買わないと思います。すでに味付けされている食べ物に使う場合、余計な塩味や甘みを足してしまうことになるので・・・
作ってみます。
袋の中は、乾麺と粉末スープのみです。
日本の袋入りインスタント麺って、なぜ具が入っていないんでしょうかね?
韓国の袋入りインスタント麺はだいたい具が入っているんですけどね。
せめて乾燥ネギくらいは入っていて欲しいです。
麺を茹でた後、火を止めてから粉末スープを投入します。
もっと赤い粉末スープを想像してたんですが、全然赤くない。
ところで、昔から「なんでインスタントラーメンは粉末スープを入れる時に火を止めなくちゃいけないんだろう?」と疑問に思っていたのですが、“火をつけたまま麺と粉末スープを一緒に煮込んでしまうとスープの香りや風味が飛んでしまうことがあるから”だそうです。(最近知りました。)
やっぱり、ちゃんと説明通りに作った方がいいんですねぇ。
出来上がり
なんか、スープの色が薄いぞ??
お湯の量を間違えたかと思うくらい。でも、ちゃんと指定通り450ccの水から作ったけど。
というか、スープの色がパッケージ写真の色と全然違うんですが・・・
パッケージ写真はこれ⬇︎
まあ、パッケージ写真と実物が全然違うのはよくあることだけど・・・・
オレンジっぽい色で、色からして麻辣感がありません。
しかも、具が入っていないので淋しい。乾燥ネギのグリーンが入るだけでだいぶ違うんですけどね。
僕は、子供の頃から袋入りラーメンに自分で具を入れて食べることはほとんどしないんです。
唐辛子やラー油やガーリックパウダーを入れて味変をすることはあっても、なぜか具を入れる気にならないんです。 だから袋入りラーメンにも具をつけて欲しいんです。カップ麺は具がついているのにね。
食べてみます。
まずはスープから・・・・
お? なんかすごく懐かしい味がする!!
子供の頃によく食べていたインスタント袋入りラーメンの味!
何のクセもない、馴染みのある味!!!
どう表現したらいいのかわからない!明星の『チャルメラ』とかサッポロ一番とか、そんな感じかな?
醤油ラーメンと塩ラーメンの中間のような味。
麺もチープな感じが良い!
よく本物の麺に近づけたりと凝ったインスタントラーメンがありますが、インスタントラーメンの麺なんてこれでいいのです。 これはこれで美味しい。 無理に本物に近づけることはないのです。 インスタントラーメンは生ラーメンとはちょっと違う一つのジャンルだと思うんです。
これはこれで僕は好きな味!
麻辣?
『麻辣マニアラーメン』ということなので、麻辣がガッツリ効いていて、花椒の風味も効きまくっているんじゃないかと想像していたんですが、花椒の風味も唐辛子の風味もありません。
でも、弱めではありますが、確かに一応麻辣ではあります。
麻よりも辣の方が強い感じかな? 食べていくうちに口の中にじんわりと痺れが残ります。
ただ、麻辣マニアな人が納得するレベルの麻辣かというとそうでもない。
『麻辣』を謳うなら最低でもこれくらいのレベルであって欲しいレベルの麻辣。
なんで『麻辣マニアラーメン』なんていうネーミングにしたんだろう。 単に『麻辣ラーメン』にしとけば良かったのに。 ネーミングのおかけで期待外れになってしまいます。
でも、普通に美味しかったです。
程よい麻辣なので、マニア向けではありません。