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ここ数年、密かに話題(?)になっている「ビャンビャン麺」。
ビャンビャン麺は、味よりも名前(感じの複雑さ)や麺が面白いから話題になった食べ物だと思うんですよね・・・。 まあ、味も美味しいんですが。
このネタでふざけて作ったとしか思えないような漢字! 仮に書き方を覚えたとしても、普通の人は一生書くこともない字だと思います。 そもそも中国でも正式な漢字ではなく、この麺の名前でしか使われないそうなんです。 やっぱりふざけて作ったんじゃねーか!
この漢字と、幅広麺というインパクトで、話題になったとしか思えません。
でも、麺に関してはもっと幅広い麺は存在しますし、そこまで面白いものではありません。
味的には美味しいんですが、目新しい味ではなく、中国の汁なし麺ではよくありがちな味ですし。
ビャンビャン麺の漢字はフォントがないので、パソコンやスマホで読むためにははカタカナで記載するしかないです。もしくは画像か。
ビャンビャン麺は、最近では色々なメーカーからインスタント麺としても発売されています。
僕もビャンビャン麺は色々食べてみましたが、家の近所にある中華料理店が作った冷凍ラーメンの販売機で買ったビャンビャン麺が結構本格的(多分)で、なかなか美味しかった。
セブンイレブンでは、2023年8月後半より、和・洋・中の名店とコラボした「名店グルメの祭典」という企画をやっていまして、『赤坂四川飯店』のビャンビャン麺が出てたので買ってきました。
2023年3月に四川飯店の2代目オーナーシェフの陳建一さんが亡くなられたので、四川飯店3代目の健太郎さん一人だけの写真です。
とは言え、健太郎さんは、健一さんが亡くなる前(2015年)からすでに四川飯店のオーナーシェフになられていたようです。 しかし、まだ健一さんの名前を出さないと弱買ったのか、それ以降もたまに二人で露出されていました。
健一さんほどの知名度がない健太郎さんではありますが、日本の大学を卒業後も中国の四川大学に2年半留学され、四川飯店はもちろんのこと本場四川のレストランでも修行をされたりして、実績はちゃんとあるようです。後継としてしっかり歩まれてきたようです。素晴らしい。
これからも四川飯店に、そして日本の四川料理界に新しい風を吹かせて欲しいです。
で、四川飯店監修のビャンビャン麺。
そもそも、四川飯店のメニューにビャンビャン麺はあるのでしょうか?
四川飯店のサイトを見る限りでは、提供はされていないようでした。
この企画のために特別監修したのかな?
購入したのは、都内のセブンイレブン(芝浦ふ頭店)。
価格は税込みで572円40銭です。 40銭って何よ! 日本はとうとう昔に逆戻りかよ!!!
税抜き価格だと530円ですが。530円で買えることはありません。いい加減に税抜き価格表示はやめてほしい。絶対に税込み価格を支払わされる消費者には税抜き価格は関係ないでしょ。 まあ「あなたはこれだけ税金を払ってるんですよ!消費税に反対しましょう!」という喚起にはなりますけどね。
でも、この表示方法だと、「¥530」に最初に目がいってしまいます。
お小遣いで貯めた530円ぴったりを握りしめてビャンビャン麺を買いに行った子供が、レジで「消費税分足りない」と言われて愕然とするかもしれません。子供だろうと見境なく税金は徴収されるんです。で、その子は家に帰って、お母さんに42円を借り、またセブンイレブンに行きます。そしてビャンビャン麺の値段をあらためてよくよく見ると、¥572ではなく、¥572.40と書かれていた。
40銭足りないよ!! でも、40銭のお金ってどうすればいいんだろう?
ネットで調べたら10銭札を見つけた!!!
やった!これを4枚買えば40銭だ!!!
しかし、この10銭札を4枚買うと3,548円!!!(2023.9.7現在)
ビャンビャン麺が5個買える金額・・・ 無理だ・・・ と子供はビャンビャン麺を買うのを諦めるのであった。
なんていう悲しい出来事が起こるかもしれません!(起こらないよ!!)
しかし、なぜ40銭などという小数点第二位の単位まで表示されているのでしょうか?
まあ、こういうわけ↓なんです・・・・
要は消費税のせいなんですね。
2022年の国の税収が過去最高の71兆円を記録し、3年連続で過去最高を更新しています。
それでもさらに増税を目論んでる日本の癌!!!早く撲滅しないと!!!
国民はヒーヒー言っている。でも暴動はおきない。これは戦争中から国にコントロールされてきた国民性によるのかもしれません。
選挙に行こう! 諦めるな!立ち上がれ日本国民!
Japanese gentleman stand up please!
ついつい熱くなり、話が逸れまくりました。
最近は物価上昇もあり、名店監修の弁当は700円くらいで販売されていることも多いです。
このビャンビャン麺は572.40円なのでそれほど高い感じはしませんが、量もそれほど多くないので適正価格かと。
原材料をチェックしてみます。
担担麺を思い起こさせるような原材料です。
考えてみれば、ビャンビャン麺は料理の名前ではなく、麺の名前なんですよね。
手延べした幅3センチくらいの麺の名称です。なので、ビャンビャン麺と言ってもこの麺を使った色々な味があるのではないかとは思います。 でも、僕が今まで食べたビャンビャン麺は、だいたい担担麺と似たような味付けだったかな。
容器には花椒が別添されています。
この花椒、うっかり外し忘れて、袋が溶けてしまい、半分くらいダメにしてしまいました・・・
でも、僕は家に花椒を常備しているので問題ないです。
レンジ加熱して、開封!
麺がちゃんと幅広いです。 麺の太さは2.5cm〜3cmくらいでしょうか。
輪切り唐辛子が入った炸醤(肉味噌)が美味しそう!!
食べ方についてはどこにも書かれていませんが、見た感じ的には担担麺のようにしっかり混ぜて食べたほうが良さそうです。
まずは、花椒をかけない状態でいただきます。
食べてみると・・・・
あら! 美味しい! 美味しいですよ!健太郎さん!!!
特に、甘くないのが良い!!!
原材料を見ると、砂糖は使われているものの使用量はかなり少なめな感じですしね。
「どうせ甘いんだろうな」と予想していたものの、裏切られました。(良い裏切り)
中華スパイス(花椒や八角など?)の風味が本場の雰囲気を醸し出してますし(本場のビャンビャン麺はどんなのか知りませんが)、塩味も強すぎず、ごま味も濃すぎず、酸味も隠し味程度に効いて、全体のバランスがいい!
もちもちした麺の食感もいい!! インスタント感がない!! そのままお店で出てきてもおかしくないレベル。 これ、お皿に盛り付けてお店で出しても、セブンイレブンの弁当だとはバレないと思います。
大まかな味は、簡単に言ってしまえば四川の汁なし担担麺と似たような感じです。でも、このビャンビャン麺は四川料理ではなく、四川のお隣(北東側)にある陝西省(西安)の料理なんだそうです。
四川飯店が監修してると、四川料理かと思っちゃいますよね。
花椒を投入。
花椒が合わないわけがない!!!
唐辛子の辛味は控え目で、花椒の量も少ないので、麻辣は弱めではありますが、程よい麻辣なので、万人受けしそう。
麻辣は後から好きなだけ自分で足せばいいんだし、まずは美味しいのが先決!
嫌な甘さもないし、「これは白いご飯にかけて食べたら絶対美味しいぞ!」
と思ったんですが、追い飯できるようなタレの量ではないか?
試しに、白飯を少し足してみたのですが・・・・
薄い・・・。
元々のタレがいい塩梅で調整されており、塩っぱくないからなのか、白飯を混ぜたら味が薄く感じる! 麺だけで食べると全然そんなことはないのに。
ということで追い飯作戦は失敗です。
追い飯はせずに、味変だけで楽しむのが良さそうです。
味変としては、定番な感じで、ガーリックパウダー、ラー油、花椒、唐辛子あたりが良いでしょう。
このビャンビャン麺。ちょっと量が少ないんですよね。
しかし、ダイエットしている僕はこれくらいの量にしておかないとダメかもしれない。
なんだかんだこれ1つでカロリーは603kcalですからね。量は少なそうに見えてカロリーは一人前!
でも、美味しかったから満足。
これ定番にならないかなぁ。 ならないよなぁ。
機会があればまた買おう!
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