辛さ満足レベル:※レベル表記方法についてはこちらのページを。(花椒の"麻"は強い!) 旨さ満足レベル:
本場中国の有名火鍋店の麻辣香鍋の素
中国の高級火鍋店『海底捞(海底撈)ハイディラオ(日本語読みは”かいていろう”)』の麻辣香鍋(マーラーシャングオ)の素です。
『麻辣香鍋』とは、わかりやすく言えば四川の汁なし火鍋のようなものです。
要は”麻辣野菜炒め”です。
ただ、炒める前に野菜を半煮にするところが普通の野菜炒めと違うところですかね。
麻辣香鍋は最近日本でも密かに人気なのでしょうか? 流行に敏感なKALDIでもオリジナル商品を出しているほどです。
どこで買った? いくらだった?
東京・新大久保の中国人向けスーパー『華僑服務社』にて購入。
税込で486円でした。
中国製品にしては若干高いですが、海底撈は中国でも高級火鍋のお店なので、商品がもともと割高なんだと思います。
中身をチェック
中には麻辣香鍋の素が2パック入っています。
これ1パックで約2〜3人前用とのこと。
ちなみに、1パック2〜3人前に使用する野菜の量は1kgと書かれています。 多くないか? そんなものか?
原材料チェック
油はいいとしても、食塩が2番目にきているところがすごい。塩分たっぷりな感じです。
唐辛子もなかなかたっぷり。でも基本の味付けは豆板醤です。
その他、色々なスパイスが使われています!!!スパイスは贅沢に使われている感じです。
“5′-リボヌクレオチドニナトリウム“はお約束ですね。化学調味料です。
カタカナで書くとヤバそうな感じがしますが、要は”アミノ酸等”ってやつです。
日本だと味の素やハイミーなどにも入っています。
日本製であるカルディの麻辣香鍋の原材料とはかなり違いがあります。
カルディの方は砂糖をたくさん使っていたり、甜麵醬を使ったりと、日本人向けに甘く仕上げているのに対して、海底捞のは砂糖の使用量は隠し味程度になっているところです。とにかく海底捞のはスパイスが色々入っててすごいです。
作ってみます。
基本的には好きな野菜や肉や海鮮を入れて作ります。
原材料表記は日本語ステッカーが貼られていましたが、日本語の作り方は書かれていません。
英語の説明では、ブロッコリー、マッシュルーム、セロリ、食用菌類(キノコ?)、ジャガイモ、レンコン、キャベツ、ナスなどを使うと書かれています。
カルディの麻辣香鍋の素のパッケージにも、同じようにレンコンやエビやブロッコリーが写っていますので、そのあたりが定番なんでしょうかね。
そのほか、好きな野菜や肉類を入れろということです。
僕は家にある具材を使うことにしました。レンコンはさすがになかったけど・・・。
牛バラ肉、豚バラ肉、長ネギ、キャベツ、エノキ、マイタケ、冷凍の揚げナス、ニンニク、ニンジンを入れることにしました。
作り方は、普通の炒め物とは違います。
1)まずは野菜類を半煮にして水を切っておき
2)熱した鍋に油を入れ、麻辣香鍋の素を入れ、香りが出るまで30秒ほど炒める
3)半煮にしていた野菜類を入れて、しっかりと炒めて完成となります。
僕は、鍋の場合も野菜炒めの場合でも、野菜は歯応えがないくらいに柔らかくなっているのが好きなので、この麻辣香鍋は性に合っています。 まあ、あらかじめ野菜を半煮にしなきゃならないので手間と洗い物は増えますけどね・・・。
ただ、野菜の煮汁を捨てるので、野菜の旨味や栄養成分を捨ててしまう気がします。
素はこんな感じ。⬆︎
花椒が丸ごと、そしてウイキョウ(カルダモン)が種のまま入っているのはわかります。唐辛子も見られます。あとはよくわかりません。
多分、麺を入れて一緒に炒めたら絶対合うし美味しいんだろうなと思いましたが、ダイエットのために泣く泣くやめました。(←泣くなよ)
出来上がり!
たべてみると・・・・。
花椒がたまにガリっときます。
液の中にも花椒のエキスが滲み出てるとはいえ、花椒の実を食べるとビリビリきます。
その他、唐辛子や中華スパイスの風味が香り高く、まさに文字通り麻辣香鍋です。
辛いの?
さすが本場物だけあって、一般的な四川料理にありがちな辛さです。(わかりにくい!)
本場の火鍋の素や麻婆豆腐の素だと、大体これくらいの辛さが普通です。
でも、日本だと『大辛』くらいで表現されそうです。
しかし、激辛とかではなく、辛いものが好きな人なら全然大丈夫なレベルです。
唐辛子の辛さ(辣味)よりも花椒の痺れ(麻味)が勝っています。
麻辣と言っても差し支えありません。 さすが本場です。
スープで煮る火鍋と違ってスープを飲まない分(← 本来は飲むものではないが、僕は飲みます)、汁ありの火鍋よりもこちらのほうが少しはヘルシーなのかなと思いました。
なまなか美味しかったです。
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