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なぜ新潟が麻婆麺?
先日、新潟に遊びに行った時に、新潟麻婆麺のカップ麺を買ってきました。
製造は『エースコック』ですが、関東では見た事がないので地域限定なのでしょうか?
麻婆麺が新潟のソウルフードだというのは、最近になって知りました。
でも、関東にも麻婆麺を出す店は昔から沢山あるんですよね。僕も子供の頃から麻婆麺は食べてましたし。
日本の一般的な麻婆麺というのは、醤油ラーメンに日本式の麻婆豆腐をかけたものが普通なのですが、新潟麻婆麺はなにか特別な特徴があるのでしょうか?
ちなみに、新潟の麻婆麺は、実店舗では『かなみ屋』と『三宝亭』というお店で食べたことがありますが、一般的な麻婆麺と特別何かが違うとか特徴があるというようなものでもなかったような・・・。かなみ屋の方はどちらかというと四川寄りの麻婆豆腐がかかっていたので、『三宝亭』のほうがかなりとろみがあって新潟麻婆麺に近い感じだったのかな?
パッケージにこのような説明がありました。
説明を読む限りでは、一般的な麻婆麺となんら変わりがないような・・・。
もしかしたら、ラーメンの上に麻婆餡を乗せるわけではなく、スープ自体にとろみをつけているってことでしょうか?
新潟の『ラーメン工房まるしん』というお店が監修しているようです。 ここが新潟麻婆麺の元祖店?
食べログに上がっていた写真を見ると、確かにかなりとろみがありそうな見た目です。
麻婆には木耳とかも入っていて、昔ながらの日本式麻婆な感じです。
しかし、山椒(花椒ではない?)も使われているようです。 日本人が麻婆豆腐に花椒を入れるようになったのはここ最近の事です。僕が把握している限りでは20年くらい前からじわじわ浸透してきて、花椒が日本で幅広く認知されるようになったのは10年以内だと思います。
ここのラーメン屋さんはいつから麻婆麺を出しているのかはわかりませんが、創業時から麻婆麺に山椒を入れていたんでしょうかね?
とにかく、このラーメンを監修した『ラーメン工房まるしん』に行けば本物の新潟麻婆麺が食べられるかもしれません。
いつか行ってみないと! しかし、新潟はこないだ行ったばかりなので、次に行くのはいつになることやら・・・。
麺には新潟県産の米粉を使っているとのこと。
米粉は麺とスープの両方に使われているようです。
せっかく新潟のご当地ラーメン(?)なので、こういうのがないとね!
でも、米粉ってどんな役割を果たすんでしょうかね?
新潟のゆるキャラ(?)のレルヒさんも描かれていました。
どこで買った? いくらだった?
道の駅『新潟ふるさと村』にて購入。
価格は、税込みで211円でした。
原材料やカロリー
スープは醤油ベースですが味噌と粉末味噌も使われています。砂糖の使用量は比較的少なそうなので、甘さは控えめになっていそう。
『小麦粉の10%分を米粉に置き換えました。』と書かれているので、米粉は小麦粉の代わりになるものだと思われます。 仮に小麦粉を全部米粉で代用したらどうなるんだろうか? 小麦粉と同じ役割を果たすのかな?
でも、米粉の方が風味が良さそうなイメージ。
カロリーは274kcalなので、低めです。
しかし、内容量自体が65グラムで、そのうち麺の量が50グラムしかないので、量的にはかなり少なめです。
ちなみに、日清のカップヌードルの麺量は65グラムです。
作ります
粉末スープと具はあらかじめ麺と一緒に入っています。さらに後入れの液体スープがついています。
具(かやく)は、豆腐、ネギ、鶏豚肉そぼろです。 原材料表記では『唐辛子』も”かやく”として表記されていますが、全然見当たらないじゃないか!この程度は具のうちに入らない!!!! かやくではなくて、あくまでも”香辛料”というレベルです。
豆腐は 1cm x 1cm x 0.5cm(湯戻し前)のサイズのものが6個入っているだけでした。
湯戻し時間は3分。 そのあとで液体スープを入れ、よくかき混ぜたらできあがり。
食べます!
ちょっと懐かしい感じのする、昔ながらの日本の”マーボー麺”的な感じ。
麺の食感も、チープな昔ながらのカップ麺といった感じですが、これがまたいい感じなんですけどね。
スープにはほんのりとろみがきいていて、ひき肉(肉そぼろ)と豆腐が入っているので雰囲気は麻婆なんですが、味的にはあんかけ広東風麺みたいな感じです。
醤油がメインに、味噌も効いていて、甘さ控えめなのが良い感じ。
辛さは?
パッケージのどこにも辛いとは書かれていませんが、麻婆豆腐といえば辛い食べ物です。世間でもそういう認識なはず。 多少なりとも辛いものです。
ピリ辛ではあるのですが、唐辛子というか、胡椒の方が効いている感じがします。
あと、原材料には書かれていませんが、花椒がちょっと効いているような感じがします。 胡椒だか花椒だかわからないようなレベルではありますが、食後に若干の痺れ感があるので、花椒かもしれません。
とにかく、辛味はほとんどない感じで、子供でも安心して食べられるような辛さに仕上がっています。
激辛マニアな人たちにとっては辛いうちに入らない(辛さを感じない)レベルだと思います。
新潟麻婆麺とは何か、よくわからなかったけど
結局、新潟麻婆麺は普通の麻婆麺となにが違うのかよくわかりませんでしたが、調べてみたところによると、新潟には背脂とチーズを使った麻婆麺とかを出すお店があったりするようですし、各店色々工夫を凝らせて進化しているようなので、機会があれば新潟に進化系麻婆麺を食べに行ってみたいです。
でも、新潟ってあまり行く機会がないんですよね・・・。 雪降ったら行けないし。
でも5年に一度くらいは行っているかも?
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