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セブンイレブン『赤坂四川飯店監修 麻婆チャーハン』

辛い食品の話題
辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。

セブンイレブンで期間限定の弁当イベント”中華フェア”というのをやっていて、
昨日は『赤坂四川飯店監修 麻婆麺』を食べました。


今日は、『赤坂四川飯店監修 麻婆チャーハン』を食べます。

僕の中では、セブンイレブンの麻婆豆腐は他社の一歩上を行っていると思うんです。14年前に料理雑誌「dancyu(ダンチュウ)」と共同開発した麻婆豆腐を出した頃から頭角を現してきたと思っています。

dancyu&セブンイレブン『本場四川式麻婆豆腐ごはん』 - ドラマー涼の激辛ブログ『Eat with fire!』
dancyu&セブンイレブン『本場四川式麻婆豆腐ごはん』辛さレベル:☆☆+旨さレベル:☆☆☆☆※レベル表記方法についてはこちらのページを。dancyuとセブンイレブンの共同開発の『本場四川式麻婆豆腐ごはん』が出てたので買ってみた。以前、da...

さらには、四川飯店監修の麻婆豆腐とかも過去に出しています。

そういうノウハウを持っているからか、普段セブンイレブンから出ている麻婆豆腐もなかなか美味しいんです。

価格は税込みで648円でした。 最近の物価上昇に伴い、コンビニ弁当も高くなりましたね。総じて50円〜100円くらいは値上がりしている感じがします。

昨日食べた麻婆麺とは違う工場で作られています。

原材料表記

麻婆餡と炒飯の原材料が混在していて、あくまでも”麻婆チャーハン”の原材料なわけです。

カロリーは758kcal。やっぱ麻婆と炒飯ですから、カロリーは高め。 も、麻婆麺よりも食塩相当量は2.5グラムも少ない!

電子レンジ500Wで5分加熱します。 うちの電子レンジは20年以上前の古い物でちょっと調子が悪いので、ちょっと長めの5分30秒加熱しました。

ちょっと麻婆餡の周りが焦げ気味になったかも。

麻婆餡と炒飯はフィルムシートによって仕切られているので、シートを外して麻婆餡を炒飯と合体させて完成となります。

昨日食べた麻婆麺同様に豆腐の量が多い。麻婆麺の方がもっと豆腐の切り方が大きかったですが、これは製造工場による違いでしょうかね?
挽肉の量もそこそこあって、ケチケチしてないのが良いです。

炒飯の方の具は玉子とネギのみです。 
まずはチャーハンだけ食べてみましたが、味が薄い。これは麻婆に合わせるために薄めに仕上げてあるのかも知れませんね。  
なので、チャーハンだけ食べても感動はありません。 
この製品は炒飯と麻婆豆腐のハーフアンドハーフというよりも、チャーハンは麻婆を食べるための白飯的な位置付けとなっているのかもしれません。でも、これで炒飯の味付けが濃かったら、しょっぱすぎで味も濃すぎになりそうですからね。だから、炒飯の味付けは薄めがちょうど良いのかもしれません。  
ちなみに、僕は麻婆豆腐を食べるときは白飯一択で、炒飯と麻婆豆腐を一緒に食べようという考えにはなりません。(麻婆炒飯はちょっと邪道だと思っている)

次に麻婆だけを食べてみましたが、麻婆餡は麻婆麺に使われていたものと同じような味付けです。でも。全く同じではない気もします。 
麻婆餡はかなり塩っぱめで、嫌な甘みはありません。

麻婆豆腐は四川風ではなく、かといって日本人向けに作ったような町中華の麻婆豆腐でもなく、豆板醤がしっかりと効いて、麻辣もそこそこあるハイブリッド(?)な麻婆豆腐です。
想像していたよりはちゃんと辛味があり、花椒もクセがない程度には効いています。

四川飯店グループでも、お店によって麻婆の味が違ったりしますが、この麻婆豆腐は陳健一麻婆豆腐店よりも赤坂四川飯店に近い味付けになっている気がします。(陳健一麻婆豆腐店の麻婆豆腐は四川に近い味付けになっています。) とはいえ、僕はもう十数年(20年近く?)も赤坂四川飯店に行ってないので、どんなだったのかあまり覚えてないんですけどね。きっとあの頃よりも味は進化したりしているんだろうなぁ。
と思って、あらためて四川飯店のサイトメニューを見たら、麻婆豆腐がめちゃくちゃ美味しそう。 僕が昔四川飯店で食べた麻婆豆腐とは明らかに違う、ヴィジュアル完璧な麻婆豆腐の写真が載ってました。

四川飯店公式サイトのメニューpdfより
見た目完璧。 これは美味しいでしょう!

僕が昔赤坂四川飯店で麻婆豆腐を食べた時は、こんなに油は多くなく、葉にんにくも入っていませんでした。メニュー名は「四川飯店伝統の麻婆豆腐」とは書かれていますが、きっと昔とはレシピは変わっていると思います。ヴィジュアルから想像するに、これは陳健民さんが日本人向けにアレンジした麻婆豆腐ではなく、本場四川の麻婆豆腐に寄せているのではないでしょうかね?

セブンイレブン弁当の麻婆豆腐の味は、どちらかというと昔四川飯店で出していた麻婆豆腐に近い味付けなんじゃないかなと思いました。でも、この麻婆豆腐の味付け、たまにあるんですよね。こういう麻婆豆腐を出すお店、たまにあるんです。

セブンイレブンの麻婆豆腐は、コラボ商品に限らずずっとこの系統の味付けです。でも、普段はもっと甘いので、いつもよりは甘さは抑えている感じがします。その辺は四川飯店監修の匙加減なのでしょうか。 砂糖や砂糖加工品(どんなの?)や水あめが使われている割には、甘さは強くないです。むしろしょっぱさが際立っています。
 

これだったら、昨日食べた『赤坂四川飯店監修 麻婆麺』の方が美味しいし、バランスもいいなと思ってたのですが・・・・

後半で炒飯と麻婆のマリアージュに気付きました。麻婆と炒飯をしっかりと合わせて(混ぜて)食べると美味しいかも。 だから炒飯の味付けはわざと薄めにしているのでしょう!

は麻婆豆腐には白飯の方が断然いいんですが、今回のこの麻婆チャーハンを食べて「チャーハンも”あり”かな」とちょっと思いました。

麻婆チャーハンとしては美味しかったです! 

僕の中では陳麻婆豆腐の素が一番ですね。

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