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セブンイレブンで赤坂四川飯店監修の麻婆麺を買ってきた!
麻婆豆腐大好き! ドラマーの藤崎涼です。
セブンイレブンの弁当で、赤坂四川飯店監修の麻婆麺が出てきたので買ってきました!
セブンイレブンの期間限定企画『食の祭典中華フェア』で、四川飯店は麻婆麺、担担麺、麻婆チャーハン、ホイコーローを監修しています。(ちなみに、僕は全部買ってしまいました・・・。)
赤坂四川飯店といえば、麻婆豆腐や担担麺の日本における元祖店です。しかし、赤坂四川飯店には”麻婆麺”のメニューはないんですよね。
系列店である『陳健一麻婆豆腐店』では、期間限定で麻婆麺を出していたことがあった記憶がありますが・・・。
あとは、『四川飯店麻婆豆腐』という四川飯店系列のお店が東京の代々木にあって、そこでは麻婆麺が提供されているようですが、”汁なし”だとのこと。(僕はまだ未訪問)
麻婆麺は四川飯店が元祖ではない。
日本における麻婆豆腐(日本式麻婆豆腐)の元祖は四川飯店ですが、”麻婆麺”は四川飯店が元祖ではないのです。
しかし、麻婆麺という料理は日本独自のものなのです。
麻婆麺は、簡単にいえば醤油ラーメンに日本式の麻婆豆腐をかけただけのものなんですが、意外と”麻婆麺”を知らない人も多いんですよね。食べたことがある人という人も意外と少ないんです。
僕は去年、TBSの『マツコの知らない世界』という番組で麻婆麺について語らせていただきました。
ロケやスタジオ収録でスタッフの方々からいろいろな声を聞いたのですが、麻婆麺というメニュー自体を知らない人も意外と多かったのです。 でも、スタッフの中でも番組をきっかけに「麻婆麺を初めて食べたけど、美味しかった!」とか「麻婆麺にハマってしまった!」という方もいらっしゃって、嬉しかったです。子供の頃から町中華の麻婆麺にラー油1本ぶっかけて怒られながら育ってきた僕には、麻婆麺はスタンダードな料理ですからね。(僕の麻婆豆腐好きのルーツは麻婆麺から始まっているのです)
そうなんです、昔からあるような町中華のお店には麻婆麺のメニューは意外とあるんです。でも、メニューにはあっても注文する人はそれほど多くはないんじゃないでしょうかね。 若干マニアックなメニューという位置付け(イメージ)になっていたかもしれません。
しかし、最近は麻婆麺専門店も出てきてますし、コンビニ弁当などでもたまに麻婆麺が出てたりと、だいぶメジャーになってきている感じがあります。
最近は、麻辣の効いた本格四川麻婆豆腐が流行っているのもあって、本格四川麻婆豆腐を使った麻婆麺も増えていますが、元々の日本の麻婆麺は、醤油ラーメンに日本式の麻婆豆腐をかけた昔ながらの町中華メニューなのです。
なので、漢字で『麻婆麺』と書くよりも『マーボー麺』のようにカタカナで書くのがイメージ的にピッタリだと僕は思っています。
じゃあ麻婆麺の元祖は?
麻婆麺は、新潟が発祥だという説もありますし、東京や大阪にも元祖を謳っているお店が何軒かあります。 僕も色々調べてはみたのですが、確証は得られませんでした。
陳健民さんによって日本に広まった麻婆豆腐は、中華料理として日本全国の町中華のお店にも広まったわけですが、「ラーメンに麻婆豆腐をかけたら美味しいだろう」という考えに至る人はきっと多かったと思いますので、同時多発的に日本のあちこちで派生した可能性はあると思ってます。
日本の麻婆豆腐の元祖”四川飯店”監修の麻婆麺!
最近は麻婆麺も広く世間に浸透してきた感がありますが、そんな中でとうとう四川飯店監修の麻婆麺が発売されてしまったわけです。
麻婆麺は、辛さに関する注意書きがあります。

「辛味による刺激が大変強いので、お子様や辛味が苦手な方の飲食には十分ご注意ください。」と書かれています。
果たして、それほど辛いのでしょうか?
どこで買った? 値段は?
セブンイレブン東雲店(東京都江東区)にて購入。
値段は、税込みで648円でした。
以前はコンビニ弁当のラーメンは500円台くらいだったんですけどね・・・。
最近、物価上昇による煽りなのかコンビニ弁当も値上げが続いていて、700円とか800円するコンビニ弁当も増えてきました。
まあ、その分クオリティも昔に比べて上がってきているとは思いますけどね。
原材料や栄養成分など

原材料は、なかなか良い感じです。 僕は料理人でも専門家でもなんでもないですが、この原材料を見る限りでは、なかなか期待できてしまうのです。
砂糖の使用量は控えめっぽいですが、砂糖のほかに『砂糖加工品』という原材料が入っているのは」気になります。(僕は、麻婆豆腐には砂糖は不必要だと思っているので。)
あとは、コンビニ弁当だから仕方ないのかもしれませんが、添加物がやたらと多いのは残念なところ。
カロリーは583kcalと、それほど多くないですが、食塩相当量は8.5グラムなので塩分の摂りすぎに気をつけないと。美味しかったらスープまで全部飲んでしまうからなぁ・・・。
食べてみます。
容器は2段式になっていて、上段に生麺と麻婆餡、下段には中華スープが入っています。
僕はこのような昔ながらの汁ありタイプの麻婆麺が好きです。

仕切りを外し、麺と麻婆餡をスープに落とし込みます。

完成!

これはなかなか美味しい! ちゃんと麻婆麺です。
豆腐の量も炸醤(味付け挽肉)の量も多く、ヴィジュアル的にもバッチリ。ケチケチしてない感じが良い!
スープは少なめですが、濃い目の醤油系スープで、麺と混ざったときにバランスを取るためにわざと濃い目になっているのでしょう。
麻婆餡は豆板醤がちゃんと効いていて、日本式麻婆豆腐と四川式麻婆豆腐の両方の要素を持ち合わせている感じ。 でも、どちらかというと日本式寄りになっていて、それがまた良いのです。麻婆麺に使われる麻婆餡は四川風である必要がないと僕は思っています。四川風は四川風で良いのですが、やっぱり麻婆麺は日本の料理! 四川風に寄せなくていいと思うんです。なので花椒も効いている必要もないし、無理に激辛である必要もないと僕は思ってます。
原材料表記によると、おろしニンニクと刻みニンニクがダブルで入っているようですが、ニンニク感はありません。あくまでもにんにくは隠し味として機能しているのだと思われます。
スープと麻婆餡を混ぜても、しっかりとバランスが取れていて、”麻婆麺”として完成された味わいです。
美味しいです。
ただ、麺がちょっと残念な感じ。 ちょっと弾力がありすぎで、炒めた焼きそばの麺のような食感で・・・。
⬇︎セブンイレブンのキャンペーンサイトに出ているイメージ写真とは、明らかに麺が違います。

サイトのイメージ写真のものは、ちょっと太めでストレート系の玉子麺のように見えます。こっちの方が美味しそう!
意外と辛い
この麻婆麺、想像してたよりもちゃんと辛味もあります。
辛さに耐性のない人にはちょっときついかもしれません。そして、ほんのりですが花椒も効いています。ただ、麻味(花椒の痺れ)は辣味(唐辛子系の辛さ)に押され気味です。でも、僕は麻婆麺には麻辣は求めてませんので、これくらいでちょうど良いのです。
主張しすぎない麻辣なので、万人受けしそうです。
糖類系の甘みもありますが、嫌な甘さではなく許容範囲。日本の麻婆麺には甘味も必要なのです。でも甘ったるいのは僕は嫌ですが。
なかなか美味しかったです。
まとめ
★スープのある、昔ながらの麻婆麺スタイル。
★スープは鶏ガラの中華系醤油系
★豆腐がしっかり入っている!
★麻婆餡は若干四川風寄りながらも、ちょっと甘めの日本式スタイル。
★その辺の町中華のマーボー麺よりも美味しいかも。
これはクオリティ高い。 さすがセブン&アイと四川飯店のコラボなだけあると思いました。
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