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リニューアルされた “しびれ王シリーズ” の麻婆豆腐の素
昨日食べた同シリーズの火鍋の素に引き続き、本命の麻婆豆腐の素です。
ちなみに、この商品は数年前に『しびれる四川麻婆豆腐』として発売されていましたが、今回はリニューアルされているようです。
パッケージなども変わり、原材料もだいぶ変わったようです。
というか、1番の違いは、原産国がタイから中国に変わったところです。
パッケージ内容は?
麻婆ソース、肉用炒めダレ、しびれスパイス(花椒)のセットです。
以前のものもそうでしたが、肉用の炒めダレが付いているのが特徴的です。
要は『炸醤』を作るわけです。
『炸醤』というのは、下味を付けたひき肉炒めです。担担麺の上とかに乗っているあれです。炸醤の餡がかかった麺を『炸醤麺(ザージャンメン、ジャージャー麺)』と言ったりしますね。
原材料をチェック
なかなか本格的な原材料です。
ピーシェン豆板醤や2種類の花椒を使っているところにもこだわりを感じます。
ただ、肉用の炒めダレに甜麵醬や糖類が使われているのがちょっと気になります。
相変わらず『魚醤』が入っていてタイの名残りを感じますが、以前のものには使われていたスイートチリソースは今回はさすがに使わなくなっているようです。
あと、化学調味料が使われていないのは素晴らしいです。
作ってみます。
これ一箱で2〜3人前と書かれているのですが、使う豆腐の量は1/2丁となっています。
1/2丁と言えば170〜200gです。
僕は麻婆豆腐は豆腐一丁(400g)で2人前と考えています。
ということは、この麻婆豆腐の素だと1人前分しかできないんじゃないかなぁ。
しかし、タレの量とかも鑑みて豆腐1丁でも大丈夫じゃないかと判断し、豆腐1丁で作ってみることにします。(前回も豆腐の量を倍にして問題なかったので。)
最近気に入っているアサヒコの木綿豆腐を1丁(350g)使います。
ひき肉は豚肉もしくは合挽肉が指定されていますので、イオン系のスーパーで牛豚の合挽き肉を買ってきました。
肉用の炒めダレには、甜麵醬、砂糖、ぶどう糖加糖液糖が使われています。かなり甘いんじゃないかなぁ。僕は麻婆豆腐には砂糖(糖類)は入れない派なので・・・。
炒めた肉としっかり混ぜ合わせて肉に下を付けます。
麻婆ソースの素と豆腐と水を入れて煮込みます。
なかなかいい色をしている!
というか、これは一箱に対して豆腐は半丁じゃなくて1丁でいいと思う!
豆豉の粒や唐辛子の皮なども入っています。
以前のヴァージョンもまあまあ美味しかったし、今回のも美味しそうだし、期待を込めて贅沢に葉にんにくを使っちゃいますよ!
味はどう?
出来上がり。 ちょっと赤みが強いですが、それはそれで美味しそう。
豆豉や唐辛子がちらほら入っています。 生姜のスライスっぽいのも入ってます。
食べてみると・・・・。
これは、意外と美味しい!!
ちゃんと豆板醤のコクもあり、豆豉の風味も程よく溶け込んでいて、唐辛子の旨味もしっかりでている。
ただ、僕的にはちょっと許容範囲ギリギリの甘みはあります。
でも、白飯を必要とする味です!
ちょっと僕の求める麻婆とは少し違いますが、でも本格的な味わいで美味しいと思います。
漢源花椒と大紅袍花椒の2種類がブレンドされたという花椒を投入してみます。
1袋2グラム入りらしいですが、そこそこの量があります。
これで一袋の半分の量をかけたところです。
辛いの?
花椒のしびれ(麻味)ですが、花椒の量にしてはちょっと弱いですが、香りは良いです。
辣味に関しては、見た目的にはとても辛そうに見えるかもしれませんが、見た目と辛さは必ずしも比例するわけではなく、それほど大した辛味はありません。
常識的な辛口レベルです。 花椒効果も相まって日本の一般的なレトルトカレーの辛口よりは辛く感じるかもしれません。
でも、市販の麻婆豆腐の素の中では間違いなくトップレベルですね。
僕自身はまたリピ買いするまではいきませんが、お勧めできるレベルの麻婆豆腐です。
当然ですが、七海涼辛子はバッチリ合います! 追い花椒も必須です!
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