当サイトではアフィリエイト広告を掲載しています。

サンヨー食品『中国菜・老四川 飄香監修 四川風麻婆麺』

Pyaoshan お勧め
辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。
スポンサーリンク

きたー!四川料理の名店『飄香』監修の麻婆麺!!!

麻布十番(東京)に本店がある四川料理店の名店 『飄香(ぴゃおしゃん)』監修の四川風麻婆麺が出ていたので買ってみました!
これは期待できます!

『飄香』のシェフの井桁(いげた)さんは、非常に研究熱心な方で、今や伝統四川料理の継承者となっているすごいお方です。お会いしたことはありませんけどね(笑)
詳細は飄香のページをご覧ください⬇︎

オーナーシェフ井桁良樹|飄香の魅力|東京の四川料理 飄香(ピャオシャン)
飄香のオーナーシェフ井桁良樹の幼少期から中国修業時代、飄香設立後の歩みまでご紹介します。

なにせ『飄香』の麻婆豆腐は美味しいんですよ。僕は日本でもトップクラスだと思っています。
ぴあムックの『餃子炒飯麻婆豆腐のうまい店』という本で、僕の”愛しの5店のうちの1店”ということで紹介させてもらったこともあります。⬇︎

Bitly

ただ、”愛しのお店”とは言っても、頻繁には行けないんですよ。だって料理の値段が高いんだもん。
飄香は、まだ代々木上原にお店があった頃から目をつけてましたが、あの頃はまだ値段も安かったよなぁ。(それでも、麻婆豆腐は1600円くらいしましたけどね。)
今では移転して麻布十番に本店を構え、銀座三越や六本木ヒルズにも支店を出して、すっかり高級店になってしまって、気軽にいけなくなったなぁ。(麻婆豆腐は単品で2,200円くらいします)
まあ、その分ブラッシュアップをしているんだとは思いますが・・・。
もっと庶民に美味しい四川料理を気軽に食べさせて欲しいなぁ。

と思っていたら。 
カップ麺がリリースされたわけです。
庶民でも『飄香』の麻婆麺が味わえる!?
でも、おそらく”麻婆麺”はお店にはないメニューなはずです。

四川料理のエキスパート『飄香』が監修した麻婆麺。
どんな仕上がりになっているのか期待です!

だけど、パッケージのイメージ写真はあまり本格四川麻婆を感じさせないというか、麻婆っぽくないです。 醤油ラーメンに見える。

カップは、プラスティックカップで、パッケージデザインにも高級感が漂っています。
『四川風麻婆麺』のロゴも金色だしね!
カップの表面がギザギザになっているのはお湯を入れて持った時に熱くないようにの配慮ですかね。

パッケージ側面に記載されているお店の紹介。
店内の写真を見てもわかるように、高級料理店の風格です。

どこで買った?いくらだった?

ローソン田町駅東口店(東京)にて購入。
価格は、税込みで232円でした。
ローソン限定なのかな? 他のコンビニでは見かけない。
ネット通販では売られてるけど⬇︎

原材料やカロリーをチェック

原材料

むむむ・・・ スープの原材料の一番上に”糖類”がきています。
まさかスープが甘ったるいんじゃないだろうね?? 
甘ったるい麻婆豆腐はだめよ! でも、まさか飄香がそんな事をするわけがないはず。

スープは鶏ではなくビーフエキスが使われています。
そしてMAXのは、”中華調味料”というあやふやな原材料。これが鶏系のスープになるのかな?
あとクリーミングパウダー! ミルクっぽさを出すためによく使われるものですが、麻婆豆腐に使ってくるとは意表をついてます。 隠し味のなんでしょうか? おもしろい。

てな感じで、原材料を見た感じでは全然麻婆な感じはしません。
肉そぼろは鶏と豚のミックスになってますし、さすがに化学調味料が使われています。お店では無化調に拘ってるはずですが、さすがにカップ麺は無化調で出せなかったか!

カロリーは428kcal。 意外と低めです。
しかし、塩分相当量は、このサイズにしてはちょっと多いかな。
まあ、カップ麺ですから!

作ってみます。

『仕上げの小袋』が蓋の上に添付されています。 おそらくラー油だと思われます。

あらかじめ粉末スープと具は麺と一緒に入っています。
具は、豆腐、肉そぼろ、ネギ、唐辛子です。
肝心な豆腐は薄く切られたもの(正方形ではない)が6個入ってるだけ・・・。 ちょっとショボいなぁ。
肉そぼろは7粒です。
これで麻婆感は出せるのでしょうか? 心配です。

湯戻し時間はノーマルな3分間です。

混ぜないと全然おいしそうじゃないな・・・。

しかし、具の量なども含めて「パッケージ写真に偽りなし」という感じです!
なので、『調理例』とか『写真はイメージです』などというありがちな文言も書かれていません。

『仕上げの小袋』は、やはりラー油でした。
見た目は、あまり麻婆麺っぽくありません。
豆腐が入っていなかったら全然わかりません。
スープはサラッとしていてトロミはほとんどありません。(少しだけトロッとしてる感じもあるけど)ここまでとろみが少ない麻婆ラーメンは珍しいかも。

こ麺は縮れた中太の平麺で、少し不揃いな手切り風になっています。食感も良くおいしいです!

スープは上品な風味でサッパリと仕上がっています。
甘さはありますが、いやな甘さではなく、スパイスや調味料などでうまく中和させている感じがします。 
スパイスとは言っても、花椒ではなく五香っぽい風味があります。
花椒の風味も弱めで、麻辣感はほとんどありません。
もっとしっかりガツンと麻婆豆腐の風味があると思ったら、そうではありませんでした。
豆板醤感もありません。
“四川風”というのが、どのあたりを言っているのかはわかりませんが、とにかく他にみられないタイプの麻婆麺に仕上がっています。

“麻婆豆腐”を再現しようとしているわけではなく、あくまでも”新しい麻婆麺”という創作料理(?)をつくりあげている感じがします。
まあ、そもそも麻婆麺(マーボーラーメン)自体が日本で作られた創作料理ではあるんですけどね。

個人的にはもっと豆腐や肉そぼろをもっと入れて、麻辣もしっかり利かせて、ストレートな四川麻婆感を出して欲しかったところですが、きっとそれだとありきたりすぎるので、個性を出すためにこのようにしたのだと思われます。
「これが飄香が創るオリジナル麻婆麺なんだよ!」という自信に満ち溢れた主張さえ感じ取れます。

で、実際おいしいので文句はありません、はい。

辛い?

四川風麻婆というと、豆板醤などの効果もあってデフォルトの状態でもそこそこ辛味はあるものですが、この商品は四川麻婆豆腐の特徴の一つである”麻辣”はほとんどありません。
辛いものが苦手な人でもおいしく食べられるようにしているんでしょうか。
あくまでも万人受けを狙っていて、「麻辣が好きな人は自分で追加調整してね」という感じなのかもしれません。

上品さが打ち出されていて、従来の麻婆麺のイメージを覆す、あまり麻婆っぽくない麻婆麺でした。

麻婆かどうかは別としても、とても美味しいラーメンでした。
さすがです。
また買いたいです。 
今度は色々自分でアレンジして食べてみようかな!

コメント

タイトルとURLをコピーしました