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川崎のソウルフード? ニュータンタンメン
神奈川県川崎市の有名ラーメンチェン店『元祖ニュータンタンメン本舗』
そこの看板メニューである”ニュータンタンメン”は、ニンニクを効かせた鶏がら醤油スープに溶き卵と唐辛子が具材というのが特徴で、”宮崎辛麺”の元にもなったラーメンだと言われています。
僕も結構好きで、実店舗にはたまに行ってます。(本店にある麻婆麺も美味しい)
ニュータンタンメンの辛さは、「ひかえめ」「普通」「中辛」「大辛」「めちゃ辛」の5段階が基本で、辛さによって値段が変わることはありません。 しかし、店舗によっては「めちゃ辛」よりも辛い「鬼辛」というメニューがあり、「鬼辛」の場合は値段がアップします。
辛さレベルは、唐辛子をかける量によって変えているようですが、「鬼辛」は結構な量の唐辛子を使いますし、「鬼辛」にだけ特別な唐辛子をブレンドしているので、価格アップにせざるを得ないのでしょう。
ニュータンタンメン「鬼辛」を食べた時のレビュー↓
鬼辛でもたいして辛くないのですが、鬼辛は唐辛子の使用量が多く、唐辛子風味が強めになってくるので、僕は味のバランス的には”めちゃ辛”のほうが美味しいと思っています。
そんな感じで、”ニュータンタンメン”は、本来はスープがあるラーメンとして提供されています。
しかし、一部の店舗では”まぜタン”という汁なしのニュータンタンメンを提供する店があるのです。
僕も一度お店の”まぜタン”を食べたことがありますが。普通のスープありにすれば良かったと後悔しました。というのも、具材に “もやし”が入っていたんです。もやしは、スープありのタンタンメンの方には入っていない具材です。なんでもやしを入れたんだろう? スープがない分の寂しさを補うための嵩増しとして入れたのかな?
もやしが大好きな人にはたまらないのかもしれませんが、もやしが嫌いな僕にとっては、せっかくの味がもやし風味に邪魔されてしまうのが嫌なのです。
ニュータンタンメン本舗の”鬼辛”がカップ麺に!?
そんなニュータンタンメンの汁なしヴァージョンである「まぜタン」がカップ麺となって登場しました。 写真を見る限りではもやしは使われていなそうです。
パッケージには「カップ麺限定メニュー」と書かれていますが、「まぜタン」というメニューは実店舗にもあるので、じゃあ何が限定なのか?というと、「鬼辛」というのが限定なのです。
というのも、店舗の”まぜタン”は、確か辛さレベルは選べなかったと思うんです。
なので、「まぜタンの鬼辛」というメニューは店舗にはないのです。(多分)やろうと思えばできそうですが、汁がない分唐辛子の配合バランスが難しいのだと思われます。
ニュータンタンメンに使っている唐辛子はおそらくキムチなどに使われる韓国種だと思われ、辛味の少ない唐辛子なので、スープのないまぜタンに沢山入れて辛味を増そうとすると、味のバランスが崩れので、実店舗のまぜタンは辛さが選べないようになっているのだと思われます。(勝手な推測)
パッケージの表面には、辛さに関する注意書きもあります。
でも、実店舗のニュータンタンメンの鬼辛でも大して辛くないので、それを超えることはないと思われます。
どこで買った? いくらだった?
ファミリーマート(ファミマ ペディ汐留店)にて購入。
価格は、税込みで278円でした。
カップ麺も高くなったものです。
以前なら300円近いカップ麺は高級カップ麺とか言われてましたからね。
原材料や栄養成分表示
原材料はこんな感じ。
麺にも粉末卵やチキン調味料が使われたりしていて、ちょっとこだわっている感じ。
そして、タレの原材料がなかなか良い感じ。豚脂をベースにガーリックペーストが多めに使われています。 そして、糖類の使用量は食塩よりも少ないので、それほど甘い味付けにはなっていなそうです。
ガーリックペーストだけではなく”にんにく調味料”というのも使われています。
ニュータンタンメンの特徴(うまさのポイント)の一つであるニンニクも結構効いていそうです!
具材(かやく)は唐辛子と味付け卵のみ。え? 肉入ってないの? ニュータンタンメンは豚の挽肉も特徴なのに!
カロリーや食塩相当量は常識な範囲です。
作り方
作り方はこんな感じ。
中身は、”あとのせかやく”と”調味だれ”の2袋。
あらかじめ麺と一緒に入っている具材などはありません。なんだかしょぼそうな予感。
湯戻し時間は3分です。 麺の太さは普通(中太麺というのかな?)のストレート麺です。
タレをかけたところ。
タレは、ちょっと赤みを帯びていますが、ちょっと油分が多い感じで、醤油ベースのタレというよりもラー油のようなイメージ。 透明感のあるタレです。
しっかりかき混ぜます。
まずは、かやくを入れない状態で味見してみます。
思ったよりもしっかりニンニクが効いていて、豚脂の旨みが良い感じ。
そして、甘ったるさもない。
辛味はほんのりありますが、”鬼辛”というほどではないので、辛味のポイントはあと入れかやくの唐辛子にあると思われます。
完成!
かやくをかけて完成です。 唐辛子と卵だけです。 かやくというよりも”ふりかけ”と言った方がピッタリかも。 卵の量も少なく、フライドガーリックかと思ったくらいです。
パッケージ写真とは全然別物⬇︎・・・・。
パッケージ写真と比べると、卵なんて飾り程度も入ってません。彩りのアクセントにもなっていません。
一番目立つ具は唐辛子ですが、唐辛子の量も少ないですし、寂しい感じ。
ニュータンタンメンの鬼辛は、ドロっとするくらいに入っている唐辛子が特徴なのに!
ちなみに、これがニュータンタンメン(通常のスープあり)の鬼辛↓
食べます!
おお?
これは・・・・ なかなか美味しいかも!!!
ガーリックがかなり効いているのがポイント高いです。
醤油味とか味噌味とかそういった類のものではなく、豚脂の旨みとかエキス類や化学調味料の旨みがうまく混じり合っていて、そこに最大の特徴であるニンニクがけっこう効いています。
チキンよりもポークをメインにした風味付けで、「塩豚ニンニク味」というような感じでしょうか?
卵は小さな乾燥フレークなので、存在感はほぼなし。あと入れなのでお湯で膨張することもありません。「建前上、入れました」的な感じで入っています。
あと、ニュータンタンメンといえばひき肉なのに、肉が入っていないのはなぜでしょう? コスト削減?
これ、肉を入れたらもっと美味しいのに!
辛さは?
店舗の鬼辛ニュータンタンメンと同じくらいでしょうか?
辛さに耐性のない人はちょっときついかも?
カップ麺で言えば、セブンプレミアムの「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」と同じくらいの辛さなイメージかな?(同時に食べ比べたわけではないので、あくまでもイメージ)
使っている唐辛子は、韓国唐辛子ではなさそうですが、かといってクセもないので激辛系の唐辛子でもない感じ。 風味や辛さ的にも、普通の鷹の爪系の唐辛子かな?
これはまた買いたい!
なんだかんだしょぼい部分はあるものの、それをカバーする美味しさがありました。
これはまた買って食べたいかも。 色々アレンジして!
でも、企画物っぽいから、レギュラーメニューにはならないだろうな・・・。 セブンイレブンの蒙古タンメン中本のように、レギュラー商品になればいいのに!
こないだからいろんなコンビニを見てるけど、もう売ってるの見かけないしな・・・・。
どこかで売れ残りを安売りしてないかな。(売れ残っているのかはわかりませんが)
汁ありヴァージョンのニュータンタンのカップ麺もなかなか美味しいけど、僕は汁なしのほうが好きかも!
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