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廃校になった小学校を利用した道の駅で
千葉県安房郡の鋸南町(きょなんまち)にある『道の駅保田小学校』は、廃校となった小学校を利用して作った道の駅です。
おそらく運動場であったであろう場所が駐車場に、体育館であったであろう場所が物産などの物販施設に、旧職員棟は『里の小湯』という入浴施設(温泉ではなさそう)に、そして校舎は1階が飲食店で2階はなんと宿泊施設になっているのです。
宿泊施設は、教室だった部屋を利用しているのですが、もちろん昔のままではなく、完全改装をしているのでキレイです。 どうせなら昔の教室はそのまま残してたらマニアックで面白かったのに。
この道の駅の詳細については公式ページをご覧ください。
この学校の卒業生は、自分の卒業した学校が廃校になってもこんな形になって残るなんて、きっと嬉しいんじゃないでしょうかね。
余談ですが、僕は15年くらい前に、この道の駅からすぐ近くの保田海水浴場にあった明治大学の学生キャンプストアでライブをやったことがあるのです。懐かしい。
バンドメンバーとスタッフみんなで買い物に出かけたあの交差点角の古びた商店。 改装して今も営業していたよ。(私信)
オリジナルグッズ展開が半端ない『道の駅保田小学校』
僕は今まで色々な道の駅にいきましたが、この道の駅は独自のオリジナルグッズ展開が凄いです。
元小学校という特殊性を生かして『保田小学校』ブランドで色々なグッズ(お土産)を多数作っているのです。
今回買ってきた給食カレーもそうですし、給食風ソフト麺とかの食べ物関係だけでも多数。 その他に体操着風Tシャツとか、給食係風マスクとか、ノートなどの日用品などとにかく色々な種類の保田小学校グッズがあります。
ひどいものになると『保田小の焼酎』とか(笑)
お土産には面白いかもしれませんね。 僕はカレーしか買いませんでしたけど。
ここまで独自にグッズを大量に展開している道の駅は他にはないんじゃないでしょうか?
懐かしの(?)給食カレー!
で、今回買ってきたのが『懐かしの給食カレー』です。
パッケージ裏面には、道の駅保田小学校についての説明が書かれています。
激辛があったので、当然激辛をチョイス!
よゐこもビックリの激辛です!!!
しかし・・・ あれ?
「給食で出なかったスパイシーな味わい!」と書かれています。
『懐かしの給食カレー』なのに『給食で出なかったスパイシーな味わい』とは、矛盾を感じますが・・・・
まあ確かに給食のカレーは辛くなかった。 甘かったよ。
でも、僕は給食で出たような昔ながらのカレーが食べたかったんだけどな・・・・。
ということで、『中辛』のポークカレーも買ってきてしまいました。
だって、原材料を比べてみたら全然別物のように違うんだもの。
この他に『甘口』も売られていましたが、さすがに買いませんでした。
“激辛ver.”のパッケージには辛さに関する注意書きがあります。
まあ、たいして辛くないだろうと思ってますけどね。
価格は?
購入価格は激辛、中辛共に税込み540円でした。
なかなかいい値段です。
一昨日食べた資生堂パーラーのビーフカレーと同じ値段ですからね。
原材料
これが『激辛』の原材料⬇
で、これが『中辛』の原材料⬇
中辛に単に香辛料を足したわけではなく、大元からの原材料が違うので、なんとなくこだわりは感じられます。
ここまで原材料が違うんなら味もぜんぜん違うはず。 これなら両方買うしかないかな・・・。
しかも、内容量もぜんぜん違う! 激辛は180グラムだけど中辛は220グラムで、40グラムも差があるのだ。
原材料としては特筆する事はないけど、意外と添加物が沢山使われているのは気になるところです。
中辛のほうにはおろしにんにくが入っていますが、小学校の給食のカレーにニンニクとか入れるんだろうか?個人的にはニンニク大好きなので入れてほしいけど、集団生活の中でみんながニンニク臭くなったら大変だろうなぁと。 ニンニク臭い教室、ニンニク臭い生徒達。 みんなで臭ければ怖くない?
というか・・・。 ここでさらなる疑問が湧いてきました・・・
懐かしの給食カレーと言うけれど・・・
給食のカレーって、全国的に出されていたものだろうか?
そもそも給食のカレーって、全国的にレシピが統一されていたのか?
地域や年代によって味の違いがあるんじゃないだろうか?
僕はあまり給食のカレーに思い出はないので、どんな味だったのかはうろ覚えでしかありません。
むしろ、パンについてくるマーガリンが好きで、コッペパンにマーガリン1パックでは足りないので、余ったものとか友達が食べないやつを貰ったりして塗りたくって食べていた記憶があります。
丸和油脂が作っているアルハマーガリンだったかなぁ?
そのせいで、今もバターやマーガリンが大好きで、ホテルとかの朝食で出るパンには、パン1個に対して1〜2パックのバター(もしくはマーガリン)を使うレベルです。
『懐かしの給食カレー』開封
外袋(紙パッケージ)を破ったら、中から無地の箱が出てきました。
この箱がまたコストをあげているんじゃないかと思いつつ、無地なのでメルカリの小物発送とかに使えそうだなぁとかセコいことを考える・・。
中に入っているレトルトパックは『激辛ビーフ』とだけ判をおされたパッケージ。 ここが資生堂パーラーのカレーとは違うところ。まあここが凝ってても仕方ないですが。
レトルトパックは薄いです。
なので、”大きな具材がゴロゴロ”といった感じではなさそうです。
食べてみます。
具はそれほどゴロゴロではないですが、牛肉と人参がちらほら入っています。玉ねぎも使われているようですが、溶けてしまっている感じです。
そして、かなーりドロドロです。 小麦粉がメインなんじゃないかというくらいのドロドロさ(実際小麦粉が一番多く使われているんですが)で、お皿をゆすると、ルウがプリンのようにプルンと震えるレベルです。
このドロドロさが、昔ながらの日本式欧風カレーの特徴なんでしょうけどね。
確かに、給食カレーの大釜で作られたような濃い味。
たっぷりの小麦粉と油(牛脂、豚脂)でこってりさも兼ね備えています。
まあ、たしかに『給食には出なかったスパイシーな味わい』ではあります。
でも、僕は給食に出たような懐かしい感じの日本式カレーが食べたかったんだよなぁ。”激辛”に惹かれた僕が悪い。
まあ、だから『中辛』も買っておいたんですけどね。中辛に期待しましょう。
これなら、カレー研究家の一条もんこさん監修の『明日のカレー』のほうが、まだ給食に出てきそうなイメージです。
↑このカレーはけっこう好き。
辛さは?
そこそこしっかりと辛いです。想像以上には辛かったです。
一般的には”激辛”と言われるレベルではないかと思います。
CoCo壱番屋の5辛くらいなイメージでしょうか。(あくまでもイメージです。)
確かによゐこはびっくりするかもしれません。
これを食べられる小学生は、将来激辛マニアになるかもしれませんよ。
『中辛』も食べてみる。
せっかくなので、引き続き『中辛ver.』も食べてみることにしました。
まだ激辛の味を覚えているうちにと、『中辛ver.』は昼ごはんで食べることにしました。(激辛ver.は朝食べた)
これが中辛です。
黄色っぽい色をしています。 ドロドロ具合は激辛と同じくらいです。 小麦粉たっぷりな感じ。
中辛というか・・・ 辛さはほとんどない・・・
これって『甘口』ではないのか??
これが甘口じゃないというなら、甘口ver.はどれだけ甘いのか恐ろしくなりました。たしかはちみつ入りとか書いてあったしな・・・。
しかし、この微妙な味わい。
めちゃくちゃ美味しいわけでもないし、どっちかというとそれほど美味しくない。
確かにどこか懐かしさのあるチープな感じ。
なんか、最近こういうの食べた気がするんだけど・・・。
ん? バスセンターのカレー?
先日、新潟で買ったレトルトカレー『バスセンターのカレー』にどうも似ている気がする。
新潟のバスセンター(バスターミナル?)というところで食べられるカレーで、新潟県民のソウルフードと言われているカレーらしい。 そのカレーをレトルト化したものです。
先日新潟に旅行に行った時に買ってきたものです。(辛い商品ではないのでブログには残していない)
そういえばパッケージの方法とか、かなり似ている気がします。
もしや? と思って原材料を比べてみました。
これ、ほぼ同じじゃん・・・・。
多少の前後はあるものの、使用原材料は100%同じでした。 多分同じところで作っているのでしょう。
なんと、保田小学校の給食カレーは新潟バスセンターのカレーだったのか!!!
なんかちょっと興ざめしてしまったのでした・・・。
いや、ここはプラス思考でいきましょう。
ちなみに、保田小学校の給食カレーは通販では売られていません。
『保田小学校の給食カレー中辛』が気にいってまた食べたいという人や、保田小学校の給食カレーが食べてみたいという人は、新潟バスセンターのレトルトカレーを通販で購入すればほぼ同じ味が楽しめるというわけですね。
逆に、千葉(南房総)に住んでいる新潟県民の方で、バスセンターのカレーが食べたい人は、道の駅保田小学校の『給食カレー中辛』を買えば、ほぼ同じ味を食べることができます!
そして、もっと辛い方がいいんだけど・・という人は『七海涼辛子』をかければバッチリというわけです。
お後がよろしいようで・・・。
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