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蜀滋味(成都美尚美食品)『麻辣王火鍋底料』

麻辣王火鍋の素 辛い食品の話題
辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。
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本場四川の火鍋の素。その名も「麻辣王」

僕は、今まで数々の中国製(四川省で製造)の火鍋の素を使ってきました。
四川の火鍋の素は、大体どれを食べても美味しいんですが、味もだいたい似ているんです。(ピーシェン豆板醤ベースなのが多いからでしょうけど。)
品質の良し悪しはさすがにわかりませんが、日本は輸入食品検査もあるので、日本に正規輸入されているものであればきっと大丈夫だと思いたいです。

まあ、僕は過去に何回か中国食品の異物混入に遭遇してますけどね・・・

『川味 油辣子』(ステッカー入り!)異物混入 - ドラマー涼の激辛ブログ『Eat with fire!』
辛さレベル:☆☆旨さレベル:☆☆☆+(ただし、異物入り)※レベル表記方法についてはこちらのページを。『川味油辣子』川味というのは『四川風味』というような意味かな?(ちなみに『川菜』というと『四川料理』を意味する)油辣子というのは、具入りの辣...

まあ、そんなこと気にしてたら、外食とかもできなくなりますからね。

今回買った商品は「麻辣王 火鍋底料」という商品名です。

麻辣王(マーラーおう)ですよ。 

麻辣の王様です!!!

しかも、「特麻・特辣・特香」と書かれています。

痺れも辛さも香りも特に強いという意味になります。

期待できます。

どこで買った? いくらだった?

どこで買ったか忘れた・・・・
でも、この手の商品はどこでも売っているものではないです。
僕は横浜中華街でお合うことが多いです。 でも、横浜中華街でも観光客相手のお店ではなく、中国人相手のお店じゃないと売られていなかったりします。

値段も忘れましたが、火鍋の素は大体300円前後が相場ですかね。

楽天では378円(税込。執筆時)で売られていました。

原材料やカロリーなど

原材料を見てみると・・・

油は牛脂ベースで、シンプルな原材料構成となっています。唐辛子や花椒以外のスパイスは八角とクミンだけみたいです。

中国語の方では”郫県豆瓣(ピーシェン豆板醤)”と書かれていますが、日本語の原材料表記は単に”ソラマメ”となっています。”郫県豆瓣”の原材料は「唐辛子、そら豆、食塩、小麦粉」が一般的なので、そこ省略しちゃっていいんですかね? 小麦粉ってアレルギー表記が義務付けられてるんじゃなかったっけ?よくわからないけど・・・。
 
“谷氨酸钠”というのは「グルタミン酸ナトリウム」、”5′-呈味核苷酸二钠”というのは「5′-リボヌクレオチド二ナトリウム」で、いずれもうま味調味料(化学調味料)です。
中国はうま味調味料を大量に使いますが、この商品も「グルタミン酸ナトリウム」が原材料の真ん中あたりにきているので、なかなかの量のうま味調味料が使われている模様。

栄養成分はこんな感じ。

これって、100グラムあたりの表記なので、200グラムの内容量があるこの商品のカロリーは946kcalです。(素だけのカロリーです。)
まあ、カロリーはまだいいんですが、食塩相当量がヤバいです!!!
この商品全体の食塩相当量は31.68グラムとなります。

まあ、ないでしょうけど、この商品を作って一人でスープまで全部飲んだらやばい!!

致死量と言われる塩分量ですから・・・・。

食塩の致死量 | 塩ナビ

作り方。

日本語の原材料表記はあっても、日本語の作り方表記はありません。 なんて不親切な!
でも、これは日本国内に住む中国人向けの輸入商品だから仕方ないんだと思います。
日本で正規販売される輸入食品は、日本語による原材料表記が義務付けられています。
でも、作り方の日本語表記は義務ではないので、日本在住の中国人向けに輸入した商品にはそこまでの必要がないということでしょう。

一応、日本語に翻訳してみます。

『鉄鍋を熱したあと、少量の植物油を入れ”9”まで火が通ったら本製品を入れ3〜5分炒めます。適量の水(鶏がらスープや骨スープが良い)を入れて強火で煮込み、色々な具材を入れて煮込んだら出来上がりです。』みたいな感じでしょうか?

(”焼至9成熟后”の意味がよくわからないですが、”9割程度熱されたら”みたいな感じ?)

四川の火鍋の素は、この商品のように”素を炒めて”から水を入れて沸騰させるタイプと、単に水(お湯)で溶かして沸騰させるタイプの2通りがあります。 素を痛めた方が香ばしくなるんだと思います。

本場の火鍋の食べ方

この商品は”具を入れて煮込む”みたいなことが書かれていますが、よく聞く本場の火鍋の食べ方は、日本の”しゃぶしゃぶ”のように具材を鍋のスープに浸して湯通しした後につけダレにつけて食べるのが普通だと言われています。 
その”つけダレ”がポイントで、つけだれの味付けを調合するのも火鍋の楽しみだったりします。
でも、しゃぶしゃぶただでさえ濃い味付けのスープに浸したものを、さらに別の味のつけダレにつけて食べるのもどうなのか?と個人的には思うわけです。

僕は野菜などは煮込まれて柔らかくなったものが好きなので、僕の食べ方は火鍋スープの中に具材を全部ぶちこんで、煮込んでから食べるという食べ方をしています。
邪道だと言われようともそうしてます。

でも、日本に進出している中国最大の火鍋チェーン店の「海底撈(ハイディラオ)」や「小肥羊(シャオフェイヤン)」で食べた時に、いろいろなつけだれにつけて食べる楽しさもわかりました。
だけど、家でつけダレを色々用意するのは面倒なんでね。

なので、僕は家では”火鍋スープで具材を煮込んで食べる”のが一番好きです。
まあ、料理に食べ方やセオリーはないので自分が美味しいと思う食べ方で自由に食べればいいんです。

開封

外袋を開けた時点でカレーのような匂いを感じました。 
パッケージに書いてあった通り。確かに『特香』です。

四川料理って、いろいろなスパイスを使いますし、インドのカレーと共通の香辛料を使ったりするので、たまにカレーの香りがするものがあるんです。 この商品は特にカレーっぽい香りが強いです。
原材料に書かれていたクミンがこのカレーっぽい匂いを出しているんでしょうね。すごい。

ただ、まだ内袋を開けていないのに周辺にカレーの匂いが充満しました。
匂いが強すぎるのか、パッケージングが甘いのか?(笑)

白く固まっているのは脂です。 この商品には植物油は使われてないようなので、この白いのは全て牛脂(牛油)だと思います。 植物油だと固まりませんからね。

でも、この脂は少ない方ですよ。

こんなに牛脂たっぷりの火鍋の素もありますからね・・・ ⬇︎

本場の火鍋は、安いやつだとショートニングや植物油を使いますが、牛脂を使った火鍋は一応高級とされているようです。
でも、四川の牛脂って、どういう牛からどういう環境で採取しているのか・・ 知りたいような知りたくないような・・・・。考えないようにしよう。(中国食品をたくさん食べているくせにあまり信用していない)

作ります。

少量の植物油を入れるということでしたが、この商品には牛脂が使われているので、あえてわざわざ植物油を入れてカロリーを上げることもないかなと思い、油は入れませんでした。

火鍋の素を軽く炒めてから、水を入れます。 無塩の鶏がらスープを入れたいところですが、水でもいいということなので、水にしておきます。 塩などで味付けされた中華スープ(味覇など)を入れたらダメです。 これ以上食塩増やして味を濃くしてどうすんの?

というか、水でもスープでも何ミリリットル入れたらいいのか書かれていません。
“適量” って、どんだけよ? 全くわからない!
ある程度の目安くらい書いておいて欲しかった。 
まあ、今までの経験で言うと、この量の火鍋の素なら水の量は500〜700ccくらいかな?

とりあえず500cc入れて、濃いようだったら薄めます。

大きめの唐辛子の皮が入っていました。大きさからいうと朝天辣椒のような提灯型の唐辛子かな?

というか、パッケージ写真にあった丸ごとの大量の丸ごと唐辛子は入ってないんかい!!

沸騰したら、なぜかスープの色が赤系から茶系に変わってきました。 なぜだ?

沸騰したので具材を入れます。

火の通りにくそうなものから先に入れますよ。

鶏肉、長ネギ、ニンニクあたりを先に入れましょうかね。

具材は何を入れる?

本場の火鍋の具材は結構マニアックなものが多いんですよね。〇〇の内臓やら〇〇の足とか川魚、カエルなどなど。もちろん普通の牛肉や豚肉も入れますけどね。

火鍋は、韓国の”プデチゲ(部隊鍋)”や、大阪の”ホルモン”と同じように、本来は捨てるはずだった動物の内蔵やらを活用した料理だと言われています。なので、いろいろな動物の内臓肉やら脳みそやらを入れるわけです。
そして、四川省は海から離れた中国内陸部にあるので、昔は新鮮な海魚の入手が難しかったために川魚を多く使うようになったんだと思います。(これは僕の推測ですが。)

なので、本場の火鍋の具材を再現するのはかなり大変ですし、僕はあまりマニアックな食材は興味ないので、日本の鍋料理に入れるような具材を入れますよ。

今回は、牛肉、鶏肉、ツミレ、長ネギ、水菜、キャベツ、ニンニク、椎茸、えのき、しめじ、葉にんにく、ニラを入れました。

今回は入れてませんが、その他僕がよく入れる具材は、豚肉、牛ホルモン、餃子、春雨、餅などです。まあ、当たり障りのない具材です。

本当は丸ごとの唐辛子を大量に入れたいところですが、火鍋の素の本来の辛さを確認するために、唐辛子は入れずに作ります。

それだと辛さが足りなくなるので、僕のオリジナル唐辛子”七海涼辛子®”をかけながら食べます。

でも、鷹の爪や朝天辣椒(四川唐辛子)を丸ごと入れて煮込むと、さらに美味しくなるのでおすすめです。

完成

うーん、いつも作る火鍋と違う感じ。
なんだか火鍋感がないです。  油が少ないからと言うのもあるかもしれません。

今まで食べてきた数々の火鍋の素の中でも、かなり油が少ない方です。

スープの色合いも油の量も、パッケージ写真とは完全に別物です。

というか、パッケージの見本写真には、透き通って見えるほどの量の油(脂)が写ってるんですけど。
しかも、この大量の唐辛子は入ってないの?
完全に別の料理になってしまっています。

食べてみると・・・・・

まあ、安定の四川火鍋の味です。 ピーシェン豆板醤ベースのお約束の味です。

辛さは?

さすが”麻辣王”というだけあって、麻辣のバランスが絶妙です!!
めちゃくちゃ辛いわけでもないし、めちゃくちゃ痺れるわけでもない。
でも、ちゃんと麻辣です。 さすが本場!
でも、本場の麻辣なのに弱めだなとは思います。

鍋料理の美味しさの秘密。

日本の鍋料理もそうですが、火鍋は煮込んでいくうちに具材の出汁がスープに溶け出すので、スープがだんだん美味しくなるんです。
だから、つけダレとかに付けなくても充分美味しく食べられます。
でも、つけダレは味変で飽きずに食べるためにはあってもいいかと思います。
個人的には、ごま油に塩とガーリックだけのシンプルな付けダレが美味しいと思いました。(でも塩分摂取量を増やしてしまう・・・)

そして、火鍋の最後は、きっとご飯や麺を入れたりして食べたくなると思います。
〆のラーメンは鍋料理では定番ですよね。

しかし、塩分量は相当なものですし、ただでさえ油料理なのにさらに麺屋ご飯の炭水化物が追加になるので、ダイエットの敵となります。

太りたくない人は我慢!!!

牛脂はヤバいですよ〜(笑)⬇︎

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