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LaLaカレー デビルビーフ
豊洲のスーパーマーケット”文化堂”で、気になる名前の冷凍カレーを発見。
その名も”デビルビーフ”と”デビルポーク”です。
スリランカカレーなんだそうですが、日本(静岡の浜松)で作っているようです。
“デビル(Devil)”は”悪魔”を意味する言葉で、激辛食品の名称として使われることも多いので、商品名だけで「激辛なのかな?」と想像させられてしまいます。(日本だと”地獄”とか”鬼”の方が多いかな?)
ネーミングだけで買ってしまいました。
商品説明によると「商品名の”デビル”は現地(スリランカ)で”辛い””スパイシー”を意味する言葉」と書かれています。
パッケージの表面には、小さくですが「辛さ刺激的!!」とも書かれています。
しかし、”辛さに関する注意書き”などは見当たりませんので、それほど辛いものではないと予想できます。
どこで買った? いくらだった?
スーパーマーケット 文化堂豊洲店(東京都江東区)にて購入。
アウトレットセールということで、メーカー希望小売価格500円のところを、税込みで323円でした。
賞味期限が約1ヶ月後くらいに迫っていたからだと思われます。
原材料やカロリー
本場のスリランカカレーの事はよくわからない僕でも、原材料を見るだけで本格的に作っているのがよくわかります。 植物油などは使われていません。(肉から出る脂のみか)
化学調味料などは当然不使用で、インドカレーなどと同様に砂糖や糖類も完全不使用。 基本の味付けは塩のみ! 小麦粉やダシ的なものも使われていません。 これは本当にスパイスカレーです。
商品説明に「日本人にも親しみやすく改良した」とは書かれていますが、日本人向けに無駄に砂糖を入れたりような改良はしていないようです。(日本人はすぐ砂糖を入れたがるから・・・。)
原材料には、”その他香辛料”と書かれていますが、その他の香辛料の内容については商品説明の方に記載されていて、「ランペ、カルダモン、クローブ、レモングラス、フェンネルシード」などが入っているようです。スリランカ産のスパイスを使用しているとの事。
栄養成分表示は100gあたりのものが記載されていますが、これは1商品(180g)あたりで記載して欲しいところ・・。
1商品あたりで計算すると、カロリーは433.8kcalで、食塩相当量は2.55gとなります。 あくまでも推定値との事ですが、意外とカロリーは高めです。
食べ方
混ぜ混ぜして食べるのが基本なんだそうです。ビビンパのようなものですかね。タコライスやまぜそば然り、混ぜて食べると美味しい食べ物って多いですね。
刻みレタス、トマト、マカロニサラダなどの付け合わせとマゼマゼして食べるとよいと書かれています。
うーん、どれも家にはないから、白飯で食べてみるか。
出来上がり
電子レンジで温められるパックが採用されています。素晴らしい。
冷凍なので、電子レンジで4〜6分の加熱が必要です。
日本式カレーのようにライスと一緒に盛り付けてみました。
素晴らしい! 牛肉がゴロゴロ!!
小麦粉などは使われていないので、ルウはサラサラです。いや小麦粉や油脂は使われていないので”ルウ”とは言わないんですよね。じゃあ、何て呼べばいいんだ?
とにかく、カレーの液体はサラサラです。
スパイスだと思われる葉っぱのようなものも見えます。
僕はスパイスには詳しくないので(唐辛子と花椒くらい)何のスパイスだかはわかりませんが、おそらくレモングラス?
油が浮かんでいますが、油は使われていないので、これは牛肉から出る油(脂)なのでしょう。
牛肉はアメリカ産のようですが、バラ肉なのか脂肪は多めです。 これだけ肉が入っていたらカロリーも高めになるのは仕方ありませんね。
食べてみると・・・・。
ちょっと塩っぱめですが、美味しい!
塩っぱめなので、白飯にもしっかり合います。
出汁などは使われていないのに、しっかり旨みが出ているのは、牛肉から出る牛脂などのおかげでしょう。 砂糖や糖類は使われていないのに、甘みもちゃんとあります。これこれ!これですよ。砂糖なんか使わなくても、素材から出る自然の甘さで十分なんです。
僕はココナッツミルクはあまり好きではないのですが、ココナッツ風味はそれほどきつくはなく、しっかりといろいろなスパイスが感じられます。 インドカレーとはまたちょっと違う感じ。何が違うんだろう?
辛さは?
辛さは、日本のカレーだと「辛口」〜「大辛」と言われるくらいのレベルでしょうか。辛味自体は弱いです。 本場のスリランカカレーはどれくらい辛いものかは僕は知りませんが、辛さは日本人向けに落としてあるんでしょうかね。 なので、辛さに弱い人でも「辛い」とか言いながら食べられちゃうかもしれません。
辛さは自分で調整すればいいわけで・・・
これはなかなか美味しかったので、機会があればもう一度食べてみたいかも!
最後の方は白飯とぐちゃぐちゃに混ぜて食べるのも良いかも。 確かに、色々な付け合わせを混ぜ混ぜして食べてみたくなりました。
翌日、デビルポークも食べてみました!
デビルビーフと同時に購入したデビルポークカレーを食べてみました。
デビルポークの原材料
肉が豚肉になった以外は、デビルビーフと原材料は全く同じようです。
デビルポーク、食べてみます。
うおー! 何だこれは! 豚肉がたっぷり!! デビルビーフの牛肉よりも量が多いじゃないか!
そして、やはり何のスパイスかわかりませんが、”葉っぱ”のようなものが入っています。(多分レモングラス)
あくまでもイメージなんですが、ビーフよりもポークの方が辛い気がします。
そして、不思議と味が違います。 原材料は同じなのに!!
この味の違いは、肉によるものなのでしょう。 肉だけでこれだけ味が変わるものなのですね。
肉から出る脂がいかに重要なのだかがわかります。
脂が出汁の代わりになるわけですね。
だから、料理にはわざわざラードや牛脂や植物油を添加するわけですよ。
でも、このカレーは油や油脂さえも無添加です。肉から出てくる自然な脂のみ!
その代わりか、肉は脂身が多めです。バラ肉なのでしょうか、脂が苦手な人はちょっときついかも?
でも、他に油は使われてませんし、それほど脂っこさは感じられないと思いますけどね。
僕は油(脂)好きなのでバッチリでした!
今回は売ってなかったので買ってませんが、デビルチキンもあるようです。
デビルチキンも味が違うんだろうなぁ。 今度見つけたら買ってみよう。
浜松発の本格スリランカカレー。
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