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カップヌードルの辛麺!
カップヌードルから、辛い系のラーメンが発売されました。
その名も『辛麺』というストレートなネーミングです。
『辛麺』といえば『宮崎辛麺』が有名(?)ですが、この商品は宮崎辛麺をモチーフにしたものなのでしょうか? それとも韓国の有名なラーメン『辛ラーメン』を意識したものなのでしょうか?
どちらにしても楽しみです。
メーカーの説明にはこう書かれていました。
唐辛子の辛み、キムチの酸味、ニンニクの風味、みそのコクをきかせた、濃厚でクセになる味わいの旨辛スープに、「カップヌードル」史上最大量の唐辛子 "ぶっかけ焙煎唐辛子" がクセになる!
『キムチの酸味』『みそのコク』ということは、”宮崎辛麺”を再現したものではなさそうです。
大昔は、カップヌードルの辛い(?)ラーメンといえば『チリトマトヌードル』でした。でも、”チリ”なのに全然辛くなかった!
2017年には『チリトマト35周年』を記念して、『チリチリチリトマトヌードル』をいうのを発売したこともありました。 これも激辛ではありませんでしたが、普通に辛口でした。⬇
https://blog.goo.ne.jp/ryo_drummer/e/b73a589057075ecb9694b4bb2e03b131
その他、去年(2020年)には、『カップヌードル激辛味噌』というのも発売していました。
『カップヌードル激辛味噌』は、カップヌードルの辛さレベルで5段階中の『5』となっていたので、今回の『カップヌードル辛麺』よりも辛い設定になっています。(それでも激辛レベルではありませんでした)
今回の『辛麺』は、辛さレベル5段階中の『4』となっています。
ということは、たいして辛くないことが予想されます。
カップヌードル史上最大量の “辛旨ぇぇぇ” ぶっかけ焙煎唐辛子入りです。
これは期待できますね。
カップヌードル史上最辛ではないけど、唐辛子の量はカップヌードル史上最大なんだそうです。
パッケージ写真もめちゃくちゃ美味しそうに撮れてます。
というか麻婆豆腐に見えてしまうから、僕はなおさら惹かれるのでしょう。
どこで買った? いくらだった?
ローソン 芝浦ふ頭店(東京都港区)にて購入。全国発売との事。
価格は税込みで208円でした。
通販でも売られています。
原材料やカロリーなど
原材料は以下の通り。
写真にちゃんと撮れなかったので、清書します。
原材料名:油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、香辛料、香味調味料)、スープ(豚脂、糖類、でん粉、香辛料、小麦粉、ポーク調味料、食塩、粉末しょうゆ、キムチパウダー、粉末みそ)、かやく(赤唐辛子、味付豚ミンチ、味付卵、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸味料、炭酸Ca、香料、かんすい、増粘多糖類、カロチノイド色素、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE)、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、乳化剤、ベニコウジ色素、くん液、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
スープは、豚脂やポーク調味料が使われているので、豚系の醤油ラーメンのような感じでしょうか?
味噌も使われていますが、使用量は少なさそうです。
かやくは『赤唐辛子、味付け豚ミンチ、味付け卵、ねぎ』となっています。
カロリーは、379kcalです。
ノーマルのカップヌードルが78グラムで351kcalなので、この商品のカロリーはノーマルのカップヌードルとほぼ変わらないようです。
新しい蓋留め?
新しい蓋留め『Wタブ(開け口)』を開発したようです。
カップヌードルは、一時期”蓋留め用のシール”をつけてましたが、やめたんでしょうかね?
僕も、あのシールは使ったことないですけどね。
大抵は割り箸を歌の上に置いて蓋が開かないようにするか、タブの部分で蓋を留めるかのどっちかですね。
でも、こういう細かいところを工夫して、利便性を高める為に進化させていくんですね。素晴らしい。
え? ぶっかけ唐辛子じゃないじゃん!
蓋を開けてみました。
麺と粉末スープとかやくが一緒に入っています。
粗挽きの唐辛子が粉末スープの中にまみれているのも見えます。
あれ? 後入れの”ぶっかけ唐辛子”は?
『ぶっかけ焙煎唐辛子』と書かれていたから、焙煎唐辛子が別袋で付いていて、調理後に上からぶっかけて食べるのかと思ってましたが、違うようです。
唐辛子は粉末スープや具と麺と一緒にまみれていました。
それ、『ぶっかけ唐辛子』と言えないんじゃ・・・・・?
『ぶっかけ唐辛子』と言ったら、調理後に唐辛子粉末を上からどばーってかけるのを想像しますよね普通・・・・。
作ります。
作り方は、ノーマルのカップヌードルと同じように、熱湯を注いで蓋をして、3分間待ちます。
別添の調味料などはないので、蓋を開けてお湯を注ぐだけの手軽さ!
でも、”ぶっかけ”唐辛子”は付いていません!(まだ言ってる)
Wの蓋留めで蓋が開きにくくなっています。
完成!
あー、カップヌードルっぽいい!!! エビは入ってないけど、カップヌードルっぽい具の構成です。
謎肉もいい感じだし、具の量としては最低限満足できる量です。
唐辛子は韓国唐辛子のように照りがあり、真っ赤な色をしています。辛味よりも旨味が強そうな唐辛子です。
見た目はとてもおいしそう! でも、色味がパッケージ写真と全然違う!!
これ⬇がおいしそうなんだけどなぁ。
これは公式ページの調理例写真⬇ 実物と色がぜんぜん違うじゃねーかっ!!!
食べます。
あー、カップヌードルの味だ〜!
カップヌードルって、なんの味を食べてもカップヌードルの味がするんですよね。
このカップヌードル独特の味は、麺によるものなのでしょうかね。
そして、食べた瞬間に口の中に広がる唐辛子の風味!!(辛味ではない)
唐辛子の風味がかなり強めです。 でも、良い唐辛子の風味なので問題ありません。
スープにはけっこう酸味があります。それは意外でした。
原材料にはキムチパウダーが使われていますが、その酸味なのでしょうか? それとも酸味料によるもの?
かといって、キムチの風味があるわけではありません。
そして味噌っぽくもない。
ちょっと酸味のある醤油ラーメン的な感じといえばいいでしょうか?
酸辣湯麺ともちょっと違う。
宮崎の辛麺とも、韓国の辛ラーメンとも違う、オリジナリティーのある味です。
というか、カップヌードルの味です。
辛さは?
辛さに期待していると、裏切られます!
辛いには辛いですが、『激辛』というには程遠い辛さです。
辛さ的には『辛ラーメン』程度か、それよりも弱いくらいでしょうか。(最近、”辛ラーメン”は食べてないので、あくまでもイメージです。)
とはいえ、辛味はちゃんとあるので、まさに『辛麺』です。
辛いものが苦手な人にはちょっと辛いかもしれません。
しかし、”激辛”レベルではないですし、安心して食べられる、非常に常識的な辛さです。
リピ買いには至らない・・・。
おいしいにはおいしいんですけど、個人的には一度食べれば充分かなと思いました。ノーマルのカップヌードルのほうが好きです。
僕がノーマルのカップヌードルを食べる時は、この辛麺よりも辛くしちゃいますしね。
日清食品のラーメンはクオリティ高いですし、インスタントラーメンのトップメーカーとして、これからも色々期待したいです。
コメント
これちょっと気になってたんで、レビュー感謝です。やっぱり期待外れですか。結局カップヌードルって、定番商品が安定の美味しさなんですよね。ブランドのインパクトを持続させる為には、変わり種もちょいちょい出してかなきゃいけないんでしょうけど。
蓋止めシールは廃止したみたいです。カップヌードルくらいの規模になると、アレをなくす事で結構な量のプラゴミ削減になるんだとか。(Bigの方はまだ付いてるんだったかな?)
カップヌードルは、特に近年は変わり種が増えていますね。 でも、安定の美味しさは、さすが日清食品です。
蓋留めシールは廃止なんですね。 プラゴミ削減に加えて、余計なコストの削減にもなるのでしょうね!