辛さ満足レベル:※レベル表記方法についてはこちらのページを。旨さ満足レベル:
”麺創研 紅” の最高レベルの辛さ
コンビニで、いかにも辛そうなパッケージデザインとネーミングのカップ麺を見つけたので買ってきました。
東京の府中に本店のあるラーメン店『麺創研 紅(めんそうけんくれない)』のカップ麺です。
パッケージに大きく”鬼”とか”紅”とか書かれていて、激辛マニアならひと目見て反応するようなパッケージデザインになっています。
なんか以前にも食べたことがあるような気がしたので調べてみたら、2年位前にも同じ『麺創研紅の紅濃厚辛味噌ラーメン』というものを食べていました。
「あー、やっちゃった」と思いました。(僕はよほど気に入った商品じゃないとリピ買いしないのです。)
でも、よく見たら商品名が少し違いました。
前回のは『紅』ですが、今回のは『鬼紅』でした!
『鬼』が追加されたのです。
ちなみに、「おにべに」だと思っていたら、下の方に「おにくれない」とフリガナが書かれていました。
前回食べた『紅』は、お店の辛さレベル3段階中の”2”で、僕は「せっかくだから一番辛い”鬼紅”というのを再現して欲しかった」とブログに書いていたのですが、僕の願い(?)が叶って、今回は最高レベルの”3”の商品が出たのです。
ちなみに、僕は実店舗は未訪問です。
「刺激的な辛さに挑戦したい方にお薦めする」と書かれていますが、
辛さは挑戦するものではなく、嗜むものだというのが僕の考えです。
もし辛さに挑戦したいなら、ザ・ソースや純粋カプサイシンや300万スコヴィルオーバーくらいのホットソースを舐めれば全ては解決します。(でも、おいしくないです。)
辛くするだけならとても簡単です。やろうと思えば(人間の限界まで)いくらでも辛くできますが、それに”旨さ”を加えるのはとても難しいのです。
だから、まずは旨さありき。
旨さがあって初めて辛味が生きる。 辛いだけだとつまらないのです。
まあ、かくいう僕も若かりし頃はむきになって激辛チャレンジしてましたけどね。
しかし、何度も痛い目に遭ったりしながら、辛さはいくらでも辛くできるという事を自覚してからは、旨さと辛さのバランスを重視するようになりました。
辛くするだけならとても簡単なのですが、旨くするのはとても難しいのです。
どこで買った? いくらだった?
イオン系列のミニスーパーマーケット『まいばすけっと(芝浦3丁目店)』にて購入。
税込みで203円でした。
イオングループの『まいばすけっと』は、東京都内を中心に展開しているミニスーパーです。 コンビニエンスストアの跡地に居抜きで入っている事が多いですが、生鮮食品なども取り扱っているのでまさにミニスーパーマーケットです。 スーパーマーケット並みに値段も安めに販売されていのが良いです。
この商品もメーカー希望小売価格は238円(税込)ですので、少し安く販売されていました。
amazonで売られているものは送料込みとはいえ1個あたり257円(執筆時)で売られていますからね。しかも12個セットで。(転売かな?)
原材料やカロリー
ええっ? 味噌ラーメンなのに、味噌よりも砂糖の使用量が多い!
これはちょっとビックリです。
前回の『紅』の時は砂糖よりも味噌のほうが多かったはず。
なぜだ? ”激辛”じゃないのか?
辛くしたついでに甘さも増してしまったのか!?
栄養成分はこんな感じです。
最近のインスタントラーメンはカルシウムが沢山入っていますが、これは必然なのでしょうか? それともわざと添加しているのでしょうか? カルシウムの一日の推奨摂取量は600mg以上と言われていますが、このカップラーメンを一日3個食べたら、一日のカルシウム摂取量をまかなえてしまうんです。カルシウム摂るならカップ麺!!! まあ毎日そんなことしてたら逆に身体壊しますけどね。 栄養素はバランス良く摂らないといけませんね。
ちなみにビタミンB1は0.33mg、ビタミンB2は0.59mg入っているようです。それぞれの推奨摂取量は成人男性でおおよそ1.5mg前後なので、このカップ麺にはそこそこのビタミンBも添加されているようです。
身体に悪いと言われるカップ麺を少しでも健康的にしたいが為のメーカーの努力なんでしょうかね?
作ってみます! あれ?
前作は湯戻し時間が5分だったのに、今回のは4分になっている!!
なぜ短縮されたのでしょうか?
具の少なさは変わらないみたいだし、麺の量(70グラム)も前作と変わらないし。
“乱切り麺(三種の太さの麺)”の特徴を出したいために、ちょっと湯戻し時間を短くして麺を硬めにして特徴を出したかったのでしょうか? 湯戻し時間を短くすることによって、細い麺と太い麺の硬さ(食感)の違いが顕著に出やすくなるのかな?
麺は『特製乱切り麺』というのを使用しています。が、実際に乱切りをしているわけではく、太さの異なる3種類の麺を使用しています。恐らく、実店舗では実際に乱切り麺を使っていて、それを再現しようとしているのだと思われます。
4分待って、蓋を開けたらこんな感じです。 具が寂しい・・・。
見本写真のような赤さはないので、『仕上げの小袋』を入れないと”仕上がらない”のだとは思いますが、まずは仕上げの小袋を入れない状態で食べてみました。
全然辛くないのだろうと思ったら、そこそこ辛味がありました。
前回も思ったのですが、『サッポロ一番みそラーメン』のような味がします。
まあ、サッポロ一番みそラーメンを作っているメーカーの商品ですからね・・・・。
でも、安定のおいしさということでもあります。
では、”仕上げの小袋”を投入
不自然なくらいに鮮やかな赤です。 でもこの赤が食欲をそそる・・・。
具は少なくてもこの赤色に満足してしまいそう(笑)
逆にこの見た目だけで敬遠する人もいそうです。
なんだかんだでお湯を入れてから6分くらいは経っていますが、それでも麺はまだ硬めでした。
3種の太さの麺の食感を強調するためにわざと均等に戻らないように4分という湯戻し時間にしてあるのかもしれません。
4分の待ち時間で、細い麺は柔らかく、太い麺は硬めに仕上がるのでしょう。
生麺感などは全然ありません。ラーメンの麺というよりはカップうどんの油揚げ麺(マルちゃんの”赤いきつね”的な)のような食感。僕は嫌いじゃないです。
辛さは?
同時に比べていないので、あくまでもイメージと記憶でしかありませんが、たしかに前作よりは辛くなっています!
というか、辛さと同じくらいに甘みも強いです。
基本的な味は”サッポロ一番みそラーメン”っぽくて美味しいのに、なんでこんなに甘さを強調してしまったのでしょうか。この甘さは間違いなく砂糖のせいです。
せっかくの激辛商品なのに・・・。
いや、激辛というにはちょっと辛さが弱いです。
辛さに不慣れな人にはもしかしたら激辛レベルではあるかもしれませんが、こういう商品を買う人は辛いものが好きな人でしょうし、辛さを期待して買うのでしょうから、この辛さだと満足はしないでしょうね・・・。
辛そうなネーミングとパッケージで攻めてくるわりには、辛さはおとなしいものでした。まあ、蒙古タンメン中本と同じような感じで、これくらいが”万人受けする激辛レベル”なのかもしれません。
辛さはともかくとして、実店舗でもこのようなサッポロ一番みそラーメン的な味なのでしょうか? ちょっと興味あります。 機会があればお店にも行ってみたいです。
と思ったら、通販で生ラーメンも売っているようです。
スープの原材料を見てみると、砂糖も控えめのようですし、とてもおいしそうな原材料!
カップとは全然違う味がしそうです。
これはちょっと食べてみたい。 でも3食もいらないし、送料も990円。
まあ、機会がある時にお店に行ったほうがよいかな。
コメント