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36チャンバース・オブ・スパイス『功夫咖哩 チャイニーズキーマカリー辛口(Kung Fu Curry) 』

チャイニーズキーマカレー お勧め
辛さ満足レベル:
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中華風カレー?

僕は中華風カレーが好きです。  
見た目はスタンダードな日本式カレーだけど、中華料理に使われるダシやスープが入っていて、こってりしていて、辣油のよく合うカレー。
僕が大好きだった神田十八番(現在は閉店)の中華カレーは今でも忘れられない味です。
中華風のカレーは、六本木の香妃園(こうひえん)のカレーが有名かな? 香妃園のカレーは、僕が以前に所属していた芸能事務所の社長に「こうひーえんのカレーがうまいんだよ。食いに行こう」って連れて行かれて、「なんでコーヒー園でカレーなんだろう?」と思ったら、店名が『こうひえん』だったという。

しかし、今回買ったチャイニーズカレーはそんな中華風カレーとは一線を画している模様。

僕が絶大な味の信頼を寄せているカレーメーカー『36チャンバースオブスパイス』の製品で、『功夫咖喱(チャイニーズキーマカリー)KUNG FU CURRY』というのが出てたので買ってみたのです。

“功夫咖喱”という店名の店舗のカレーを再現したものとかだと思ったら、そうではなく“カレーおじさん”という人が監修したカレーとの事。

“カレーおじさん”は、なんと2006年から毎日カレーを食べ続けているらしい。 僕もほぼ毎日麻婆豆腐を食べてますが、たまに食べないこともあるもんなぁ。継続は力! 
僕もいつかは”本格麻婆風カレー”を出してみたい。

カレーを食べ続けていると言えば、僕が昔たまに対バンしていたバンドのメンバーだった『365カレー(∞)』というブログを書いている南場 四呂右(なんば しろう)さんという人がいるんですが、その人も2007年7月1日から毎日カレー生活をしていて、彼も現在4,800日超えの14年目に入るという・・・。

10年毎日カレーを食べ続けている男の「スパイスまみれな人生観」 - イーアイデム「ジモコロ」
10年半以上、毎日カレーを食べ続け、ブログ『365カレー(∞)』にその生活を綴る南場四呂右さん。大阪の有名店「旧ヤム邸」の下北沢進出など、スパイスカレーブームの話、そして「カレーは21世紀のストリートカルチャーなのか?」という疑問について伺...

南場 四呂右さんは2005年に一年間カレーを食べ続けたけど、その後にちょっとブランクがあるから、ブランク開けずにそのまま続けていたらカレーおじさんよりも歴が長かったかもね。
当時僕が南場 四呂右さんに「一番おいしかったカレー店は?」と質問したことがあり、その時はは『もうやんカレー』だと言っていました。当時のバンドメンバー全員でチャリで『もうやんカレー20倍』を食べに行ったっけなぁ。

もうやんカレー『20倍カレー』 - ドラマー涼の激辛ブログ『Eat with fire!』
もうやんカレー『20倍カレー』辛さレベル:☆☆☆旨さレベル:☆☆☆☆※レベル表記方法についてはこちらのページを。先日もスタジオのハシゴでした。もちろんチャリで移動です。1つめのスタジオが大田区大森近辺で14~20時頃まで、んで、2つめのスタ...

もうやんカレーは、今でもたまーに食べに行きます。(数年に一回w)レトルトとか生ルウもでてるしね。

Amazon.co.jp: (もうやんカレー) もうやんカレー レトルト/ポーク : 食品・飲料・お酒
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Bitly

その頃、僕は野口五郎さんプロデュースのWelsh BluesCPというバンドに所属していました。
もう13年も前になるのか! ひぇ〜。

すいません。話がそれました。 

どこで買った? いくらだった?

成城石井 ららぽーと豊洲店(東京都江東区)にて購入。

購入価格は、税込みで647円でした。

Amazon.co.jp

36チャンバース・オブ・スパイスのカレーは、値段は高いんだけど原材料にもしっかりこだわっていておいしいので、それだけの金額を支払う価値があるんです。 外食でカレーを食べたとしても同じくらいの値段はするしね。(ご飯はついてないけど。)

原材料やカロリーなど

さすが38チャンバースオブスパイス! こだわりの原材料です。
化学調味料ももちろん不使用です。 化調代わりによく使われたりする酵母エキスなども使ってませんよ。
スパイスにこだわっているのがよくわかります。
38チャンバースオブスパイスのカレーはほとんどが無化調なんですが、必ずしも無化調に拘っているわけではなく、例えば一条もんこさんの『あしたのカレー』には化学調味料が使われているんです。 だって、日本のカレーって化調あってこそだと思いますからね。
無化調に拘っているわけではなく、”本物”に拘っているのでしょう。

原材料を見る感じではそんなに中華風なイメージはありません。 
僕は、「どうせ豆板醤とか甜麺醤とかが入っているんだろうな」とか思ってましたが、そんなベタなものは入っていませんでした。
しかし、豆鼓、花椒、八角、クミンなどの中華料理に使うようなスパイスをしっかりおさえてありますし、紹興酒が食塩よりも多く使われいるのもおもしろい。 花椒は絶対入ってると思いましたけどね。
あと香味食用油もきっとポイントなんでしょうね。 具体的には書かれていませんが、なんの”香味”なんでしょうか。 辣油系だと思うんですが。

あと、けっこう酢が多めに入っているのが興味深いです。思いきっている感じがします。
砂糖も使われているけど、この感じだと甘くはないでしょうね。 隠し味として上手に使っていそう。

カロリーは意外と多い! 180gなのに507kcalあります。スパイスカレーなのでもっとカロリー低いと思ってました。これはきっと油が多めに使われているからなのでしょうか。あとは大量の豚挽肉のせいかもな。

実食

パッケージ写真ではサフランライス(?)とともに”陰陽”の形に盛り付けられているのが面白いですね。 僕はめんどくさいのでやりませんけどね。 御飯の上に直接かけて盛り付けました。

思ったよりも辣油感はなかった。油というよりもちょっとだけ水っぽさがあります。

見た目は普通にキーマカレー。 

豚肉の量は充分、かなり惜しみなく入っています。この量の挽肉が入っているレトルトカレーなんて、他じゃなかなかないでしょ! ケチらないのもこのメーカーの良いところ。

食べてみると・・・・。

むむ!!

むむむ!!!

これ、旨い・・・・・。

確かにカレーだし、たしかに中華っぽいし!

スパイスのバランスが絶妙です。 

スパイスの調和の中に、たっぷり入った豚挽肉の旨味も負けずにちゃんと感じられます。
豚肉もへたな安い豚肉は使っていなさそう。 豚肉は飾りではなく、しっかりと”旨味”に貢献しています。

醸造酢が多めに入っている割にはそれほど酸味はなく、これもまたうまくバランスよく調和してると思う。

2種類の油が多めに使われているのに、全然油っぽくなく、むしろアッサリしている。 

どうしよう、これ旨い。

花椒の粒が丸ごと入っている! とはいえ、成分はルウのなかに滲み出ているようなので、食べてもそれほどの痺れは感じられません。 そして花椒の香りも突出しておらず、ゼツミョに混じり合っています。
とにかくスパイスのバランスが良い。

なにか硬いものが・・・。 ⬇どうやら八角の実の一部のようです。

よくよくパッケージをみたら、注意書きの一番下に「八角は固いためお召し上がりの際は取り除いてください。」と書いてあった! まあ、食べられなくはない硬さですけどね。

確かに、パッケージ写真にもライスの上に八角(スターアニス)が丸ごと1個乗ってましたね。(でもカレーの中に八角は丸ごとは入っていませんでした。)

紹興酒や豆鼓の風味はよくわかりませんでしたが、間違いなく味に貢献していると思います。

ちょっと”汁なし担担麺”っぽい味わいもあるけど、いや、これはまさにカレーです。

これは、食べ終えるのが寂しいくらいです。 苦しくなるまでずっと食べていたい!!

久しぶりに旨さに唸りました。

辛さは?

まあ、『辛口』と書かれているので、辛さに期待しちゃだめですね。

「スパイシー=辛い」ではないですからね。 

でも、程よく麻辣が利いています。 辛さに弱い人にはちょっと辛めかもしれません。

でも、”これぞスパイシー”だと思いました。スパイス感がすごいんです。それでいて旨味もばっちり。

これでいて無化調ですよ。 

素晴らしい。

もちろん七海涼辛子もバッチリすぎるくらい合います。 最高!

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これはまさに中華カレー!

中華風カレーじゃなくて、中華カレーと呼んでもいいかもしれません。

中華とカレーの融合。 まさにチャイニーズカレー。

有無を言わさずリピ買い決定です。

食べたあと、たまに胃からスパイスの香りがこみ上げてきましたよ・・・。

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