辛さ満足レベル:※レベル表記方法についてはこちらのページを。旨さ満足レベル:
ファミマ限定のラ王
ファミリーマートで、めでたい(?)デザインのカップ麺を買ってきました。
紅白ではなく紅金のストライプが入ったデザインのカップの、日清ラ王のカップ担担麺です。
ファミリーマート限定発売だそうです。
しかも『バッチリ辛い』と書かれています。
日清食品は担担麺のエキスパートだと僕は勝手に思っていますし、これは買わないわけにはいかないでしょう。
ちなみに、僕は日清食品の担担麺は、冷凍の『日清具多 辣椒担々麺 辛口芝麻醤味』』が一番好きです。
日清食品は、汁なし汁ありを含めて今まで色々な担担麺を出してきましたが、どれもクオリティは高いです。
たまに甘すぎたりするのもありますが、基本の味はちゃんと美味しいです。
さすがインスタント麺のトップメーカーです。
ファミマ限定 “タンタン” シリーズ第3弾?
ファミリーマート限定のラ王の担担麺(タンタン)シリーズは、過去にも『白タンタン』と『黒タンタン』が発売されていて、これが第3弾になるのでしょうかね。やっと辛いのを出してきた感じです。
今回の『ラ王 赤タンタン』は、麻辣を強調した商品で、今までの”白”と”黒”よりも、辛味を前面に出してきています。
ただ、”花椒練り込み麺”というのは、『白タンタン』と『黒タンタン』も同じでした。
“辛さレベル”は、日清食品基準の5段階中の”4″です。
“シビレレベル”も書かれていて、5段階中の”3″との事。
「普通に辛いけど、激辛と呼べるようなレベルではない」ということでしょうけど、そもそも担担麺は激辛料理というわけではなですし、おいしく仕上がっている事を期待します。
どこで買った? いくらだった?
ファミリーマート グローバルフロントタワー店(東京)にて購入。
価格は税込みで228円でした。
原材料やカロリーなど
原材料名:めん(小麦粉(国内製造)、食塩、植物油脂、大豆食物繊維、チキンエキス、 香辛料(花椒))、スープ(豚脂、糖類、小麦粉、ごま、食塩、ポーク調味料、 でん粉、ねりごま、粉末みそ、香辛料、クリーミングパウダー、植物油脂、酵母エキス)、 かやく(チンゲン菜、味付肉そぼろ、ごま、味付豚肉、赤唐辛子)/ 加工でん粉、 調味料(アミノ酸等)、香料、かんすい、炭酸Ca、増粘多糖類、カラメル色素、 ベニコウジ色素、カロチノイド色素、香辛料抽出物、セルロース、酸味料、乳化剤、 酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、ビタミンB2、ビタミンB1、 (一部の小麦・卵・乳成分・落花生・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
スープはチキンベースではなく豚脂やポーク調味料が入っていて、粉末味噌も使われているので、味噌豚骨風味な感じです。
豚脂の次に糖類がきているのが気になります。 甘いスープな予感です。
原材料から想像するに、かなり濃厚こってりな感じです。
スープの原材料に小麦粉が入っているのは珍しいです。 とろみを出すために入っているのかな?
カロリーは、まあこんなものでしょうけど、食塩相当量は以外に多いです。(6.1グラム)
作ってみます。
蓋の上に、後入れの赤ラー油がついています。
あらかじめ麺と一緒に粉末スープと具が入っているので、熱湯を注ぐだけです。
麺はかなりの細麺です。ノンフライのようです。ノンフライと言っても揚げてないだけで、油は使われているんですけどね。
細麺なのに湯戻し時間が5分と長いのは、花椒練り込み麺だという事に関係しているのでしょうか。
お湯を注いで5分後、蓋を開けたらこんな感じ。(まだ混ぜてません)
別添のラー油を入れてから、しっかりとかき混ぜてできあがり!!
食べます。
甘い・・・・・
甘いけど、まあ美味しい。 さすが日清の担担麺。期待を裏切りません。
でも甘い。
この甘さどうにかならないのかなぁ。 もっと甘さを抑えればほとんど文句がないレベルなのに!!
個人的にはもうちょっと胡麻が利いていてもいいんじゃないかと思ったり・・・。
けっこう濃厚ではありますが、胡麻が弱く感じるのは花椒の風味のせいかな? 胡麻(芝麻醤)で濃厚というよりは、胡麻以外の原材料で濃厚さを出している気がします。
スープに入っている小麦粉でとろみをつけたり、味噌、クリーミングパウダーなどで濃厚感をアップしているような感じ。
辛さは?
強烈ではないものの、ちゃんと『麻辣』です。
麻辣のバランスがとても良いです!
激辛ではないですが辣味(唐辛子の辛さ)もちゃんと感じられ、同時に花椒の麻味(シビレ)も程よいくらいに感じられます。
麻辣系のカップ麺中ではちゃんと痺れるほうですし、花椒の風味もちょうど良いくらいのレベル。
花椒の香りもちゃんと感じられます。花椒練り込み麺の花椒感も、ちゃんと役割を果たしています。
昨今の麻辣ブームで、色々な麻辣食品が市販されていますが、そのほとんどが麻辣というには弱すぎるものばかりですが、このラーメンは花椒の風味が絶妙だと思います。 これ以上花椒を増やすと味がこわれそうなレベルで麻味はしっかりしています。
花椒って、入れすぎると舌が麻痺して料理の味がしょっぱく感じたりするんですよね。
なので、食べ進むうちに、最初に感じていた糖類の甘さがだんだん花椒の痺れによって少し抑えられてきました。
日本の麻辣系の食品の中ではちゃんと痺れるほうですし、花椒の風味もちょうど良いくらいのレベル。
強烈ではないものの、ちゃんと『麻辣』です。
逆に言えば、麻味に馴染みのない人がいきなりこれを食べたら花椒に偏見を持つかもしれません。
それくらいちゃんと麻味を利かせています。
2種類のミンチ肉の効果は、最初はよくわかりませんでしたが、スープを飲み干す時に最後の方に肉が溜まっていて、あのカップヌードルの”謎肉”の味わいを感じることができました。
でも、やっぱりもうちょっと甘さは抑えて欲しいかなぁ。(笑)
あと、具(青梗菜と肉)はもっと量が欲しい!
なかなかおいしかった。 さすが日清食品。
ごちそうさま。
汁なしver.もあるけど、こっちも甘いんだよなぁ。
コメント