辛さ満足レベル:※レベル表記方法についてはこちらのページを。旨さ満足レベル:
福島産の激辛唐辛子を使ったレトルトカレー
以前、当ブログのコメント欄で福島の激辛レトルトカレーの情報を下さった方がいらっしゃいました。
「福島に”辛杉家の憂鬱というレトルトカレーがあり、そのシリーズの中の”天罰カレー”というレトルトカレーが辛そうだ」という情報をいただいたのです。
その商品はどこにでも売っているわけではなく、会津若松のお土産店「会津ブランド館」とamazonでしか購入できないようなのです。というのも、その「会津ブランド館(AIZU BRAND HALL)」が製造販売を行なっているらしいのです。
福島産のハバネロとブートジョロキアを使ったカレーということで、「国産(福島産)の激辛系唐辛子を使ったレトルトカレーは、なかなか面白いなぁ」と興味がありつつも、ちょうどコロナ騒動の真っ最中だったので買いに行く機会もなく、あれから2年・・・・。
先日、福島に行く機会があり、やっと買ってくる事ができました。「とっととamazonで買えよ」って話ですが笑
僕はわざわざこれを買いに行ったわけではなくて、ロケで福島に行った時に、たまたま会津ブランド館に立ち寄った時に見つけて「あ、これは以前ブログで教えていただいたやつだ!」と気がついたのです。(見つけるまですっかり忘れていた)
余談ですが、僕は六年前に同じ「会津ブランド館」で「会津磐梯山 大噴火カレー」という激辛系レトルトカレーを買ったことがありました。

「会津磐梯山 大噴火カレー」も相変わらず売られていましたが、その隣に「辛杉家の憂鬱」シリーズのカレーが売られていたのです。
「辛杉家」ってなんぞや?
パッケージには、漫画のキャラクターが描かれています。
「辛杉家の憂鬱」というタイトルの漫画があって、そのキャラクターを起用した商品かと思ってましたが、そうではなくて、どうやらこの商品のオリジナルキャラクター(描き下ろし)のようです。
カレーの辛さに応じて、辛杉家のキャラクターが割り当てられているのです。
この「辛杉家の憂鬱」シリーズのカレーは5種類あるようです。
辛くない順に並べると・・・
次男 “辛杉シン” 漆黒のビーフカレー(辛さ戦闘力7)
末っ子 “辛杉ララ” 魅惑のタピオカレー(辛さ戦闘力8)
長男 “辛杉シゲキ” 豚角煮爆裂カレー(辛さ戦闘力8)
妻 “辛杉蜜子”人妻グリーンカレー(辛さ戦闘力10)
家長 “辛杉ジョロキュア” 天罰カレー(辛さ戦闘力30)
という順番になります。 ”天罰カレー”が一番辛いことになりますね。
僕的には、角煮カレーかビーフカレーが好きなのですが、ビンボーなので全種類を大人買いする事ができず・・・・ 「やはり買うなら一番辛いやつでしょ」ということで・・・
『家長 辛杉ジョロキュア 天罰カレー(辛さ戦闘力30)』を買ってきました。
『全てを超越する地獄の辛さ』とのキャッチコピーが書かれており、辛さに関する注意書きもあります。

辛さレベルの表記で、これだけの唐辛子が並べられているのは初めて見ました。
普通は多くても6本くらいですよね。なので、インパクトはあります。
盛り付け例の写真は白黒なので商品の色合いなどは全くわからず、ぱっと見のパッケージから出てくる激辛感は皆無ですが、この30本の赤い唐辛子と「注意」「超激辛」の赤い文字が注意喚起をしている感じです。
これが家長の”辛杉ジョロキュア氏”です。↓

「そうか!風」というセリフが目につきます。
「そうか!風!」
なぜ、家長だけ日本風な名前にしなかったんでしょうかね? 「ジョロキア」ではなく『ジョロキュア』というネーミングにしたのは、怖い中にもプリキュア的なかわいいイメージを出したかったのでしょうか。 つーか、ちょっと待って、この人僕とあまり変わらない年齢・・・。
他のカレーの辛さレベル(辛さ戦闘力)が7〜10というのに対して、この天罰カレーは30と飛び抜けています。
「この世の地獄をお見せしよう」
とキャッチコピーが書かれていますよ。
激辛も、レベルを超えると地獄が待っているのは激辛マニアならわかるでしょう。
その地獄に入る一歩手前に極楽があるのです。(極楽で止める匙加減が難しい。)
どこで買った? 値段は?
福島県会津若松市のお土産店『会津ブランド館』にて購入
価格は、税込みで540円でした。 激辛系のお土産カレーにしてはそれほど高すぎない値段設定です。
amazonでも買えますが、送料が別途かかります。
原材料・栄養成分表示
トマトベースの、ちょっと凝った感じの原材料。

胡麻ペーストも使われているし、鶏白湯が使われていたり、チーズ、クリーミングパウダー、全粉乳などミルキーな要素もあります。
ココナッツパウダーが入っていたり、味噌が入っていたり、バナナペースト、りんごペースト・・・
なんだか多国籍な感じです。
唐辛子(ハバネロとジョロキア)は、生ではなくパウダーを入れているようです。
地元産ということなので、生唐辛子を使ったりしてるのかな?と思ったら違うんですね。
イタリア産のトマトを使っているのはこだわりでしょうか?
地元産の唐辛子を使っているくらいなので、トマトも地元産を・・・となりそうなところを、あえてイタリア産のトマトを使っているのは、味重視によるこだわり?
イタリア産トマトを使ったパスタソースとか美味しいですからね。 イタリア産トマト(缶詰など)は安いというのもあるかもしれませんけどね。
福島にはトマトのテーマパークがあったりもするので、どうせならトマトも福島産にこだわって欲しかった。(コストが上がるか・・・)
栄養成分を見てみます。

はなぜか100グラムあたりの数値が記載されています。
この商品は180グラムあるので、それで計算するとカロリーは199.8kcalで、食塩相当量は2.7グラムということになりますね。
カロリーも食塩相当量も、思ったよりは低めです。
開封
外装のパッケージは紙製で、シールで封がされただけの簡易包装。

開封してみたところ、中身は透明なパックでした。 厳密に言えば、これはレトルトパック(レトルトパウチ)ではないので”レトルトカレー”ではありません。

これだけ見ると「常温保存で大丈夫?」と思ってしまいそうですが、賞味期限は来年の6月(2024年6月)なので、少なくとも製造時から1年以上の賞味期限はありそうです。
最近はレトルトパックじゃなくても常温で長期保存ができるんですねぇ。
作り方
作り方は、パックのまま湯煎で5分間です。
白飯に盛り付けるとこんな感じ。

激辛カレーというと、赤っぽい色を想像してしまいがちですが、見た目は全然辛そうには見えません。
でも、辛さは見た目では分かりませんからね。
食べてみます・・・
一口目で広がるハバネロの風味・・・
ハバネロやジョロキアを使っているという事なので当然と言えば当然です。
しかし、僕はハバネロや激辛唐辛子の風味が好きではないのです・・・。
基本のカレーの味としては、トマト風味と酸味が若干効いている中にミルキーさがあり、和風、欧風、東南アジア風を融合したような感じのカレーです。でも欧風カレー寄りかな。
砂糖がけっこう使われているのもあって、甘みは結構感じられますが、そこまで嫌な甘さではありません。

具は細かく刻まれているようで、大きな固形物は見当たりませんが、色々な具が粒状になって入っている感じです。 ひき肉はかなり細かい粒になっているようです。
その他、細断された人参やマッシュルームやトマトの果肉のようなものが入っているのがわかります。
具は大きくないですが、そこそこ色々入っています。
辛さは?
ちゃんと辛いです。 これくらいなら激辛と言っても差し支えない辛さです。
辛党を自負している人でも、ちょっときついと感じる人もいるかもしれません。でも、危険な領域ではなく常識的な範囲の辛さです。激辛を常食している人なら問題ないでしょう。
ペヤングの激辛焼きそばの「地獄激辛Final」よりは辛くないです。
激辛系レトルトカレーと比較するとLEEの30倍よりは辛い感じで、18禁カレーのノーマルと同じくらいかちょっと辛いくらいかな?(食べ比べたわけではないので、あくまでもイメージです。)
でも、18禁カレーの「痛い」や「危険」よりは辛くないと思います。
僕は寝起きに食べたのですが、口の中の辛味は大したことありませんでしたが、しばらく胃がポカポカと熱かったです。
胃痛になるレベルの辛さは苦味を感じたりするのですが、苦味までは感じなかったので、胃痛になるレベルではないと思いましたが、胃は熱くなったので空きっ腹には食べない方がいいかもしれません。
空きっ腹に食べる場合は、ヨーグルトなどで胃を保護した方がいいと思います。
巷のハバネロ入り食品は、ハバネロの使用量が少なかったりして全然辛くないものも多いのですが、この商品はハバネロ(ジョロキアも?)の風味がかなり強いことから、そこそこの量のハバネロは使っていると思われます。
基本の味は悪くない
全ての具を小さくしたのは、辛さを前面に出したかったからでしょうか。細かい具がルウに混ざっているので、大きな固形具に逃げることができず、辛さが満遍なく行き渡っている感じです。
原材料にも工夫が見られ、基本の味は悪くなかったのですが、唐辛子の風味がきついのが難点です。
まあ、そういうカレーだから仕方ないですね。これはあくまでも僕の嗜好の問題なので、ハバネロなどの激辛系唐辛子の風味が好きな人には最高の商品かもしれません。
僕的には、角煮カレーと欧風カレーが気になったので、今度機会があればそっちを買ってみたいと思います。 グリーンカレーとタピオカカレーは興味ないかな・・・・。
あ! そうか!風!!!
=辛杉家の憂鬱シリーズのラインナップ=
二郎系激辛ラーメンもある↓
これはヤバいやつ↓

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