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日清食品史上最強の辛さのラーメンが出た!?
日清食品から、”日清食品史上最辛”と言われるラーメンが出ました。
その名も『爆裂辛麺(ばくれつからめん)激辛韓国風焼そば』です。
辛さレベルは5段階中の”5″だということです。
辛味についての注意書きは、袋の裏面ではありますが目立つように書かれています。
そして、唐辛子くんと爆弾くんが血を吐いているイラストが!!!!
でも、あまり危機感がない可愛らしいデザインですけどね。
この焼きそばは『韓国風』ということです。
韓国のインスタントラーメンって、何を買っても全部辛いと言っても大げさではないくらいに大抵は辛口です。 もちろん辛くないものもありますが、基本的には辛いです。 パッケージのどこにも『辛い』と書かれていなくても辛かったりしますから。
日清食品史上最辛の韓国風の焼きそば、どんな感じなのか?
僕はかなり期待しています!
セブンイレブンのキャンペーン(?)で無料で入手!
僕は無料で入手しました。
セブンイレブンのキャンペーンで、同じく日清の”蒙古タンメン中本”のカップ麺を買ったら、この爆裂辛麺が無料でもらえるキャンペーンをやっていたのです。(クーポン発券は2021年3月30日で終了)
ちなみに、この”爆裂辛麺”は、汁ありタイプも同時発売されているようですが、僕がセブンイレブンに行ったときにはこの焼きそばタイプのものしか売られていませんでした。
韓国風の焼きそばって、どんなの?
僕は今までいろいろな韓国のインスタントラーメンを食べてきましたが、実は韓国にはインスタント焼そばといわれるものは数多くはありません。
“焼きそば”は、韓国語では『볶음면(ポックムミョン)』といいます。「炒めた麺」という意味です。
僕が食べたことがある中では以下のものがあります。
いずれも『볶음면(ポックムミョン)』と書かれているので、これらは”焼そば”と同類ということになります。
ちなみに、”インスタント焼きちゃんぽん”もあります。
その他、韓国の汁なし麺としてはチャジャンミョン(ジャージャー麺的なもの)というがありますが、チャジャンミョンは”焼きそば”ではありません。
では、今回買ったこの”焼きそば”はどこが『韓国風』なのでしょうか?
パッケージ写真を見てみます。
麺は太麺で、具は、卵黄、もやし、ニラ、キャベツでしょうか。人参っぽいものも見えます。
しかし、韓国にこのような焼きそばは存在するのでしょうか?
韓国で卵黄をのせたラーメンなんて見たことないですし。そもそも、韓国では生卵を食べる習慣はあまりないはずです。 さらには韓国のラーメンにはニラやモヤシやキャベツは入れない気がします。
おそらく”甘辛ソース”というのが韓国風のポイントなのかもしれません。甘辛ソースといえば韓国ではコチュジャンです。コチュジャンは唐辛子をつかったソースで、韓国料理には欠かせないものとなっていて、水あめや砂糖が使われていて甘辛いものも多いです。(韓国の伝統的なコチュジャンは本来は甘くないものです。)
あと、”太麺”というのが韓国っぽいかもしれません。
韓国のラーメンには比較的太麺なものが多い気がします。
僕のすきなノグリウドン(ノグリラーメン)もかなりの太麺ですし。
どこで買った? いくらだった?
発売日の翌日に、セブンイレブン浜松町一丁目北店(東京)に行ったのですが、置いてありませんでした。店員さんにも確認しましたがないと言われました。
セブンイレブンのクーポン券で無料でもらえるはずなのになぜ置いていない!?
結局、セブンイレブン港区芝浦ふ頭店にて入手しました。
僕はキャンペーンによって無料で入手しましたが、もちろん普通に販売もされています。
販売価格は税込みで162円です。
セブンイレブン限定というわけではないようで、通販でも売られています。
原材料を見てみます。
意外とシンプルな原材料です。(添加物は多いですが)
激辛なはずなのに、糖類が一番多く使われている・・・。
これは”激甘”な予感がします。
韓国ラーメンにも甘辛な味付けのものはありますが、味付け原材料のトップに糖類がきているものは見たことがありません。
この糖類の使い方はかなり日本的です。 しかも、さらに甘味料(カンゾウ、スクラロース)が使われています!!! どんだけ甘くしたいんだ・・・・。
韓国ラーメンは砂糖や糖類を香辛料よりも多く使うことはないと思います。
カロリーは?
カロリーは611kcalと、なかなかハイカロリーです。
これは糖類が沢山使われているのと、油揚げめんのせいだとは思います。
でも、この商品は麺の量も120グラムと多めですし、インスタント汁なし麺は総じてカロリーは高いですからね。
麺90グラムのノーマルタイプのペヤング焼きそばでも511kcalありますから。
まあ、常識的な数字です。
塩分(食塩相当量)は?
食塩相当量は3.7グラムと、それほどは多くないです。
同社(日清食品)の焼きそばU.F.O.(濃い濃いソース味)なんて、この商品と同じぐらいの内容量で、食塩相当量は5.9グラムですから!
塩分の摂りすぎには注意しないと・・・。
開封!
乾麺と粉末ソースが入っていました。 具材は全く入っていません。
麺は、日清食品史上最太麺なんだそうです。
画像だと太そうに見えませんが、意外に太いです。
いかにも油揚げ麺的な見た目。
作り方
推奨される具は、
●市販のカット野菜ミックス、
●たまご(卵黄)
と書かれています。
お肉は入れないんですね。
でも、「野菜・たまご(卵黄)を入れなくてもおいしく召し上がれます」と書かれています。
デフォルトの味を確かめるために、具はなにも入れずに作ってみます。
しかし、韓国の袋入りラーメンなら必ず乾燥具が付いているんですけどね。そのへんも”韓国風”ではないなぁ。
380mlのお湯を沸騰させ、麺を入れて茹でます。
水を沸騰させるわけではなく、お湯を沸騰させるんですね。
380mlの水を沸騰させるのと、380mlのお湯の状態から沸騰させるのでは、蒸発する水分が違ってくるのかな?
なので、あらかじめ沸かしたお湯380mlを鍋に入れて沸騰させ、すぐに麺を投入しました。
少なめのお湯で太麺をゆでるためか、30秒ごとに麺を裏返しにすることになっています。
しかも、麺のゆで時間は6分強とかなり長めになっています。
しまった、鍋の口径が小さすぎて麺が入りきらない・・・・
無理やり押し込みました。
そして、指示通りに30秒ごとに麺をひっくり返します。
麺がお湯に浸かりきっていないので、なかなかほぐれません。(だから麺をひっくり返すんです。)
3分弱くらいでやっと麺がほぐれました。
本来はこのタイミングで、用意していた野菜を投入するのですが、僕はデフォルトの味を確認したいので、今回は具なしでいきます。
麺を投入後6分くらい経過したところでほどよくお湯が残っている状態になったので、粉末スープを投入してかき混ぜます。(お湯が大さじ2杯くらい残っている状態)
もっと赤い色をした粉末かと思ったら、そうでもなかったです。 茶色の粉末。
お湯が完全になくなった状態になってから、さらに軽く炒めました。
揚げ麺とは言え、油分は少ないので、炒めすぎると鍋のソースが焦げるので注意。
食べてみます。
できあがり。
水分はほぼ全て飛ばしました。
見た目は良い感じに仕上がっています。
食べてみます。
味どこかで食べたことのある味・・・。
特徴のない、ありふれた味というか・・・・。
なんだろう? 思い出せないけど、たしかに韓国ラーメンっぽい味がします。
やはり”プルダックポックン麺”と似ている味かもしれません。
原材料を見る限りではコチュジャンは使われてないようですが、でも”コチュジャン味”な感じ。
そして、予想通り甘い! けっこう甘い。
『爆裂辛麺』という商品名なのに!
『激辛』を謳っているのに!
これほどの甘さは必要なのか?
あと、麺の食感はモチモチなんですが、表面はネチョネチョなんです。これはわざとなのでしょうか?作り方は守ったつもりなんだけどなぁ。
辛さは?
刺すような質感の辛さがあります。
しかし、同時に甘さもかなり強いので辛さが中和される感じ。
甘さ40%辛さ60%の割合なイメージ。
甘さの中に、しっかりとした辛さはあります。
日清のラーメンにしては辛いと思います。
確かに、日清食品のラーメンでこれくらいの辛さのものは食べたことがないような・・
日清食品は、『とんがらし麺』という辛いラーメンシリーズを出してたりもしますし、辛い系ラーメン店”蒙古タンメン中本”の『北極ラーメン』とかも出していますが、それらよりも若干ではありますが辛いイメージです。(でも、そんなには大差ない感じ。)
ペヤングの激辛焼きそばよりは辛くないんじゃないかな。同時に食べ比べたわけではないので、あくまでも僕のイメージですが・・・。
でも、辛さに弱い人にとっては”激辛”レベルかもしれません。
かといって、びっくりするような常識はずれの辛さではありません。
最近は、日本人の辛さ耐性も上がってきているので、もうこれくらいでは”激辛”とは言えないくらいのレベルになってきたのではないかと思います。
総合的にみて
日清食品の製品としては、色々な面で残念さを感じました。
まず、具を付けてほしかった! ”韓国風”を謳うなら具は入ってないと! 韓国ラーメンは袋ラーメンでも必ず具が付いているのです。 せめて乾燥ネギくらいでも入れてほしかった。
あと、味が甘すぎです。 確かに韓国焼きそば(プルダック焼きそば等)には甘辛な味付けがされていてけっこう甘いですが、日清の商品は甘さがちょっと強すぎます。 甘辛を謳うにしても、もうちょっと甘さを抑えてほしいところです。
全体的に安っぽさが出てますが、あえて韓国風を演出するために安っぽさを出しているとか?
あ、”安っぽい=不味い” というわけではありません。 韓国のインスタントラーメンも安っぽいけどおいしいですから。
でも、なぜ日清食品はあえて”韓国風”の焼きそばを出してきたのでしょうか?
最近日本では韓国のインスタントプルダック焼きそばが売られているのをあちこちで見かけます。けっこう売れているんでしょうかね? 日清もそれに目をつけて便乗してみたとか?
日清食品はインスタントラーメンの元祖だけあって、色々クオリティの高い商品を送り出していますが、今回の『爆裂辛麺 激辛韓国風焼そば』はちょっと色々期待はずれでした。
信頼する日清食品の製品ということで、僕が過剰に期待しすぎただけかもしれませんが・・・。
けして不味かったわけではありません! 普通にはおいしかったですし、たしかに韓国風でした。
しかし、日本のメーカーが韓国風のラーメンを真似しても、やはり本場の韓国ラーメンには負けるんだなと思いました。 真似するのは技術的には可能なのでしょうけど、結局日本人向けに糖類を沢山使ったりとかアレンジせざるを得なくて、結局は本場の味からズレてきてしまうんですかね。
麻婆豆腐とかにもそれは言えますね・・。
コメント
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ハバネロ使っているので、癖がありそうですけど。
情報ありがとうございます!
存じ上げておりましたが、ハバネロかぁと思ってスルーしておりました。
でも元祖がやってるなら行かなきゃいけないですね笑
これのラーメンの方を食べました!
ところが、拍子抜けするほど辛くなく、汗もかきませんでした。(笑)
日清のHPでは、香辛料の原産国が「中国、韓国」となっているので、
激辛系の唐辛子は使っていないのかもですね。
辛くなかったですか〜。
日清食品は激辛系の唐辛子は使わなそうですね。
ラーメンのほうはまだ食べてないので、なくなる前に買って食べてみようかと思います!
いつも楽しく拝見しています!激辛商品を見つけたら、まず涼さんがレポされてないかをチェックして辛さに期待して良いかを参考にさせてもらってます!
最近、【辛杉家の憂鬱】なる商品が福島県の会津ブランド館より出ています。
https://www.aizubrandhall-lp.com/karasugike
4種類あり、3種類食べましたが、辛くて(といっても涼さんにとっては、辛さ満足★3つか2つ)スパイスが効いていて美味しかったです。ただ、残りの一番辛い1種類”天罰カレー”なる商品が食べきれる自信がなく手を出せずにいます。一番辛い涼さんに食べてみてほしいです。食べてはいませんが、★4つはいけるんじゃないかと。。!
情報ありがとうございます。
これは辛さに特化した楽しそうな商品ですね。
しかも価格がお手頃なのが素晴らしいです。
ちょうど東北あたりにドライブに行きたいと思っていたので、できればその時に道の駅で買いたいですが、緊急事態だと言われているので・・・笑
通販で買うしかないですかね・・