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本場四川の食品メーカー”白家”のインスタント汁なし担担麺
四川の食品メーカー『白家(BaiJia)』。
『白家』ブランドの設立は西暦2000年頃なので、歴史はそんなに古くはないメーカーです。
僕は、『白家』ブランドがスタートした頃から白家の商品を食べていますが、どれを食べても美味しいです。
麻婆豆腐の素が特においしかったです!(一度食べたきり見かけないので、もう作ってないのか、それとも日本に輸入されてないだけなのか?)⬇︎
火鍋の素ももちろんおいしかった!本場の味!⬇︎
先日、同じシリーズの『重慶小面 麻辣味』を食べましたが、まあまあでした。
そして今回食べるのは『四川担担面』です。(中国では『麺』を『面』と書きます。)
白家の四川担担麺自体は新製品ではないですが、以前(10年以上前)は春雨麺(さつまいも麺)を使った担担麺でした。
白家は、もともとはサツマイモ麺の食品ブランドとして立ち上げられたらしいのです。
しかし、今回買った『四川担担麺』は、サツマイモ麺ではなく小麦粉麺を使用しているようです。
もちろん、白家ブランドではサツマイモ麺を使用したインスタントラーメンも継続して作られていて、今でも横浜中華街などでも売られているのを見かけます。
どこで買った? いくらだった?
東京新大久保の『陽光アジア物産』という中国人向けのスーパーにて購入。
税込みで720円でした。 1パック5食入りなので、1食あたり144円です。
中国製品にしてはちょっと高めです。
通販でも売られています。
原材料やカロリーをチェック
麺は無かんすいの小麦粉麺です。
ソースは油が多めな感じで、なぜかもやしが入っているようですが、もやしは具としてではなく味付け用に使われているのでしょうか?
粉末調味料にはマルトデキストリンや白砂糖が使われています。 もしかして甘さが強かったりするんだろうか? 四川の担担麺はお店によっては砂糖を入れるレシピもあったりと、様々なレシピが存在しています。
かやくはピーナッツのみです。(揚げピーナッツかな?)
カロリーは100グラムあたりで記載されています。
一人前が145グラムなので、1食あたり667kcalですね。
なかなか高カロリーです。
パッケージには輸入者のステッカーが貼られていて、原材料は日本語で書かれているんですが、作り方は中国語でしか書かれていません。
在日中国人向けに輸入しているからなのでしょうね。
作り方の翻訳としては
『麺を沸騰したお湯に入れ、4〜5分前後お好みの固さに茹で、お湯を捨て、麺の中に調味料類を入れ、しっかり混ぜたら出来上がり』
のような感じでしょうか。(多分)
パッケージ内容などをチェック
ジッパー付きのパックに入っていますので、保存には便利です。
中国製にしては(失礼)気が利いてます!!
⬆︎一人前のパッケージはこの構成です。調味料類は3袋がさらにひとつのパッケージにまとめられています。
麺のパッケージはカラーイラストまで描かれています。
『做一碗好面』という文字は『良いどんぶり麺を作る』というようなニュアンスですかね?
要は「おいしいラーメンを作る!」みたいな感じ?
⬆︎調味料類が入っているパックを開けたところ。
ペースト状調味料、粉末調味料、トッピング(かやく)のセットです。
ちなみに、本場四川の担担麺は、日本の担担麺とは違って、花椒が別添で入っていたりはしません。
花椒は最初から味付けされているのです。
作ってみます。
麺を4分間煮て、湯切りし、皿に盛り付けます。
麺はソーメンみたいなストレート麺です。
ソーメンよりほんの少し太いくらい?最近ソーメンを食べてないのでソーメンの太さを忘れてしまったよ。
これに添付の調味料をかけていきます。
⬇︎あ、トッピングのピーナッツを先に入れてしまった! これは一番最後に入れた方がいいやつ。
⬇︎ペースト状の調味料を入れます。 ペーストというよりもスパイス類などでざらざらしています。 唐辛子やら胡麻も一緒に入っているので、ちょっと袋から出しにくいです。
⬇︎粉末調味料です。 微粒の白い粉です。
ちょっと入れる順番失敗しちゃったかな。
1.粉末調味料(薄茶色の袋)
2.ペースト調味料(透明の袋)
の順番に入れて、しっかりかき混ぜた後にトッピングでピーナッツ(ピンクの袋)を入れた方が良かったかもです。
次はそうしよう。(あと4食残ってるし)
出来上がり! 食べてみます。
しっかり混ぜたら出来上がり。
うう〜〜〜〜ん! 美味しい!!!
原材料としては豆板醤は入ってませんが、豆板醤ベースのような味付けです。
芝麻醤は入っていますが、胡麻風味は弱めです。
原材料には砂糖が入っていたはずですが、気になる甘さはまったくありません!
砂糖は良い隠し味になっているのでしょう。
日本のメーカーが汁なし担担麺を作ると、ほとんどが砂糖を入れすぎで甘ったるくしちゃうんですよね。
この商品は、汁なし担担麺のお手本のような味かも。
さすが本場の担担麺は外さないねー。 というかやっぱり白家の商品はウマい。
旨さのポイントは、化学調味料によるおかげもあるでしょうけど、それ以上に各食材の味付けバランスが絶妙なんだと思います。
まあ、化学調味料の旨味もけっこう大きい感じですけど。
⬆︎そういえば、ソースの原材料のなかに『もやし』が入っていたけど、この細長いものがもしかしたらモヤシなのでしょうか?
僕はモヤシの風味があまり好きではないのですが、モヤシの風味は全然ありませんでした。
まったく気にならない。
辛い?
アレンジせずとも、程よい麻辣!!!
とにかく麻辣のバランスがよい!!!
花椒は後入れではなく、最初から調味ペーストの中に入っていますが、これ以上入れる必要がないほどちょうどよい塩梅で入っています。ちょうど良い痺れ感。
花椒は唐辛子と違って、入れすぎると味の感覚がわからなくなってきますからね。
唐辛子の辛さにだけに関して言えば物足りなさはありますが、花椒がちゃんと効いている分、「これでもいいかな」と思うくらいのバランスになっています。
絶妙です。
「さすが本場」といったところでしょう。
今、日本は麻辣ブームで、数々の麻辣食品が発売されていますが、日本製の麻辣食品で、ここまで絶妙な麻辣を出している商品はなかなかないですよ。
そのまま食べても良いですが、味が濃いので、豚ひき肉、ネギ、ニラ、茹でたほうれん草、などをいれても良いです。
トッピングとしては、フライドオニオン、七海涼辛子、ガーリックパウダー、すりごまなどが合います。
ご飯もバッチリ合いますが、麺とご飯でダブル炭水化物になるので注意!この商品はもともとカロリーも高めですからね。
これはまた買わないとなぁ!
といいつつ5食入りなので、しばらく楽しめます。
でも、ここだけの話、中国の有名調味料『老干媽(ラオガンマー)』の油辣椒と麺を混ぜても同じような味になって、おいしいんですけどね。
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