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百味斎(BAI WEI ZHAI)『麻辣燙浓縮底料(麻辣湯濃縮底料)』

百味菜麻辣湯濃縮底料 辛い食品の話題
辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。
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本場中国四川の麻辣燙の素!!!

今回は、中国の四川で作られている『麻辣燙(マーラータン)』の素を買ってきました。
四川の麻辣燙といえば、まさに本場のものです。
麻辣燙の『麻』は花椒の痺れ、『辣』は唐辛子の辛さ、『燙』は”熱い”というような意味を持ちます。「痺れて辛くてめっちゃ熱い」的な意味合いになるのかな。

麻辣”湯”と書くこともあります。 本来は『湯』と『燙』は別の意味を持ち、本当は『麻辣燙』と書くのが正解なのですが、『麻辣湯』でも「麻辣なスープ」という意味になるのであながち間違いではなく、日本では『麻辣湯』で受け入れられているようです。日本だと『燙』の文字は馴染みがない(日本にはない漢字?)し、『麻辣湯』と書いたほうが、商品をイメージできますからね。


自分のブログ内を検索してみたら、7年半前に同じメーカーの同じ商品名のものを食べたことがありました。 でも、パッケージが違います。

百味斎『清油 麻辣湯 濃縮底料』 - ドラマー涼の激辛ブログ『Eat with fire!』
百味斎『清油麻辣湯濃縮底料』辛さレベル:☆☆☆旨さレベル:☆☆☆☆※レベル表記方法についてはこちらのページを。先日、同じメーカーの同じシリーズで『重慶火鍋王』というのを食べています。似たような商品ですが、なにが違うんでしょうかね?原材料は、...

中身は同じかもしれませんが、7年半前のことなので、もう一度食べて記録しておく事にしました。

麻辣湯と火鍋ってなにが違う?

中国食品店では『火鍋の素(火鍋調料・火鍋底料)』がたくさん売られていますので、僕はよく買うのですが、『麻辣燙の素』はそれほど多くは売られていません。 
そういえば、麻辣燙と火鍋って何が違うんでしょうか? 考えてみれば味も原材料もほとんど同じなのです。

ちょっと調べてみたところ、なんとなくの概要がわかりました。

火鍋は、店舗内などでひとつの鍋を数人で囲み、麻辣スープに具材をしゃぶしゃぶのように湯通しして、つけダレにつけて食べるのがスタンダードな食べ方。

それに対して、麻辣燙は屋台などで予め煮込まれた具材とスープを個別容器に取り分けてもらい、テイクアウトしたりその場で食べたりするもので、要は火鍋のファストフード版といったところみたいです。1杯でお腹を満たすために麺や春雨などを入れることが多いようです。

まあ、あくまでも概要ですので、火鍋のようにして食べる麻辣燙もあると思いますし、火鍋の事を麻辣燙と呼んだりすることもあるかもしれません。

でも、あくまでもスープの原材料は同じような感じです。
同じ味だけど、食べ方によって名前を変えている感じですかね。

どこで買った? いくらだった?

東京の新大久保にある中国食品スーパーマーケット『華僑服務社』にて購入。
価格は、税込みで238円でした。
中国製品全般に言えることですが、中国人向けの食品店で買うと安めです。 
この商品は日本人向けのネット通販で買うと400円以上します。

食品QSマーク付き

以前は「品質安全マーク(质量安全)」と呼ばれていたQSマーク。

現在では「生産許可マーク」という名称に変更されています。
要は、中国国家が「商品の品質と安全を認めて、生産を許可した」という品質保証のマークなんですが・・・。

僕は、過去に4回ほど、このQSマークの付いた食品から異物が出てきた事があるんですねぇ・・・。

中国食品の『质量安全 QS』マーク - ドラマー涼の激辛ブログ『Eat with fire!』
僕は、中国(中華人民共和国)からの輸入食品を食べる事が多い。中国の食品のパッケージには、『质量安全』と入ったマーク(QSマーク)が入っていることがある。『质量安全』というのは、日本語で言うと『品質安全』というような意味だ。このマークは、中国...

さらには、このQSマークのステッカーが食品の中に混入していたという、冗談のようなことも経験しました。

『川味 油辣子』(ステッカー入り!)異物混入 - ドラマー涼の激辛ブログ『Eat with fire!』
辛さレベル:☆☆旨さレベル:☆☆☆+(ただし、異物入り)※レベル表記方法についてはこちらのページを。『川味油辣子』川味というのは『四川風味』というような意味かな?(ちなみに『川菜』というと『四川料理』を意味する)油辣子というのは、具入りの辣...


まあ、当てにならないってことですね。
もちろん、ちゃんと品質管理や衛生を徹底している会社もあるでしょうから、中国の食品すべてがやばいってことではありません。 日本の食品だって、品質管理が怪しいのはいくらでもありますし、たまに大手メーカーでもとんでもない不祥事おこしたりしますしね。

まあ、「この商品は大丈夫だよね?」って信頼するしかないです。

原材料をチェック

原材料はこんな感じ。

でも、この原材料表記が当てにならなかったりすることもあるのです。
まあ、この輸入者は大丈夫だと思うんですが、ひどい輸入者になると、現物の原材料と全然違う原料が書かれていたりする事があるんです。
なので、試しにステッカーを剥がして、中国語の原材料もみてみる事にします。

だいたい大丈夫ですね。 唯一、「泡辣椒」というものだけが、日本語の原材料では表記されていません。 「泡辣椒」というのは唐辛子を塩漬けにして発酵させた食品です。 まあ、そういう意味で言えば、塩も唐辛子も表記はされていますので、間違ってはいないということになりますか。

原材料的には、火鍋の原材料とほとんど変わらない感じです。
そして中国の火鍋の素は、どのメーカーのものを買っても、まずハズレはありません。
さすが本場ものです。

開封

中には、袋に入った麻辣烫の素が入っています。

唐辛子の種が丸ごと入っているのが見えます。

作り方

輸入者の中国食品にありがちなのですが、日本語の作り方は書かれていません。
まあ、こういうものは大抵は中国人向けのスーパーで売られているので、元々在日中国人用として売られているのがほとんどだからかもしれません。
でも、原材料だけが日本語で書かれているのは、日本で輸入食品を販売する場合は日本語での原材料表記が法律で義務付けられているからです。 でも、たまに中華街の裏のお店でとかでは、日本語表記がまったく書かれていないものが売られていたりしますけどね。 個人で中国からまとめて買ってきてそのまま売ってたりするのかもしれません。

麻辣烫の素1袋(200グラム)に、対して50グラムの油を使います!
50グラムですよ? さすがにちょっとヤバい量なので、僕は入れません・・・。

そして、さらに1〜2リットル(ずいぶん幅があるな)の水と、この調味料を入れて沸騰させます。
水の代わりにチキンスープを入れたほうがなお良いと書かれていますが、僕は水にします。

水は、2リットルだと、さすがに薄くなりそうだったので、700mlくらいで様子を見てみることにしました。

沸騰したら具材を入れていきます。

火の通りにくいニンニクやネギを先に入れました。

家にあったキティちゃんの割り箸を使います。

キティちゃん、真っ二つ!

キティファンは、この商品を不快に思わないのだろうか?(笑)

色々具材を入れて、煮込んで完成です。

今回入れたのは、にんにく、長ネギ、白菜、えのき、しめじ、ニラ、豚肉、牛肉、韓国餃子です。

僕がいつも食べてる「火鍋」と、なんら代わり映えしない感じです。

食べてみます。

スープの濃さはちょうどよい感じ。
作り方の指示では、1〜2リットルの水と50グラムの油を入れることになっていましたが、700ミリリットルの水でちょうどよいくらいの濃さでした。だとしたら、2リットルの水だとかなり薄くなりそうな気がします。 2リットルの水で延ばす場合は、水ではなく塩味の付いたチキンスープとかを使わないと味が薄すぎるかもしれません。

味は・・・・。 ピーシェン豆板醤の利いた『The 四川』的な味です。
いつも食べている火鍋とほぼ変わらない味。
麻辣烫も火鍋も、やっぱり同じ味だよなぁ・・・。

↑粗切りの唐辛子がたくさん入っています。

本来は50グラムの油を追加するところを、油の追加は一切していないのですが、
それでもけっこうな量の油が最初から入っています。

辛さは?

辛さは、一般的な中国の火鍋の辛さです。 と書いても、全然想像できないと思います。
中国の火鍋って、食べたことがない人からすれば、その色合いだけで、激辛なものを想像してしまうかもしれません。でも、中国の火鍋って、それほど辛くはないんですよ。
ペヤングの激辛焼きそばのほうがよっぽど辛いくらいです。
韓国の『辛ラーメン』よりも辛くないかもしれません。
花椒もそれほど利いてないかな。 中国の火鍋の素は、花椒が実のまま丸ごと入っているのが普通ですが、この商品は、花椒はどちらかというと控えめになっている感じです。
それでも、普通に麻辣は程よく感じられますので、辛いものが苦手な人にはちょっと辛いかもしれません。 でも、自称辛いもの好きな人のレベルなら問題なくいける辛さです。

旨味・・・・!?

スープを飲んでいて気づいたのですが。
旨味がすごいです。

まあ沢山の野菜や肉を一緒に煮込んでいるので、そこからでる出汁の旨味もあるとは思うんですが、それではない。

この旨味は、化学調味料ですね…。
中国料理の味は化学調味料で成り立っているというくらいに、中国料理では沢山の化学調味料(旨味調味料)を使います。
中国人向けの中国食品店に行くと、白い粉(化学調味料)が大量に売られています。 しかもキロ単位で売られていたりしますからびっくりします。
まあ、それくらい中国料理には化学調味料はつきものなのですが、この麻辣烫の素は特に化学調味料の旨味が強い気がします。
僕も化学調味料は苦手ではないのですが、さすがにスープを飲む気は失せました。

中国製の火鍋や麻辣烫の素は不安だという方には、日本製の火鍋の素をおすすめします。
一般的な日本製の火鍋の素は砂糖がたっぷりはいっていて甘ったるいのが多いのですが、
以下の2点は、本格的でおいしかったのでお勧めできます!↓

Bitly

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