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東京の老舗有名インドカレー店のレトルトカレー
日本におけるインドカレーの老舗は『新宿中村屋』、『銀座ナイルレストラン』、『上野デリー』と言われています。
『新宿中村屋』は、日本で初めてインドカレーをメニューに取り入れたレストラン。
『ナイルレストラン』は、日本で初めてのインド料理専門店。
『デリー』は、日本人による初めてのインドカレー専門店。
なんだそうです。
大元は『新宿中村屋』だと思います。
日本のカレーの歴史を紐解くと長くなってしまうので、そこは割愛しておきます。
僕は、新宿中村屋とナイルレストランは行ったことあるんですが、デリーは未訪問です。
でも、『デリー』のカレー食品は色々商品化されていて、過去に色々食べてきました。
いやー、結構食べてますね。 しかもほとんどラーメンです。
なんで麺ばっかりなんだ？
で、今回は『デリー』の本来の姿（?）である、”カシミールカレー”のレトルトを買ってきました。（”カシミールカレー”は、焼きそばやラーメンにもなっていますので、デリーの看板商品なのだと思われます。）
このレトルトカレーは以前からあったと思いますし、僕も一度食べたことがあるはずなんですが、僕のブログには記録が残っていなかったので、あらためて食べてみることにしました。
いくらだった？ どこで買った？
カルディで買いました。
価格は税込で645円でした。
ちなみに、イトーヨーカドーなどのスーパーでも売られています。
どんな内容？
辛さは『極辛（Strong Hot）』となっています。
カシミールカレーHAデリーのカレーの中でも一番辛いカレーのようです。
具は一切入っていないようで、お好みの具材を入れて食べるようにと書かれています。
しかも、レトルトパウチっぽい袋に入っているのに（レトルトパウチではないのかな？）、「鍋に出してから、お好みの炒めた肉などを入れて温めてお召し上がりください」と書かれています。
箱の中には紙の説明書も一緒に入っていました。
なるほど。 レトルトパックではないようです。
レトルトの製法ではスパイスの大切な香りが損なわれてしまうのでレトルトパックではなくただんアルミパックにしているようです。
なので、作る時も「煮込まないように」と注意書きが書かれています。
拘ってますねぇ。
このパックのまま湯煎で温めるのもダメなんでしょうかね？煮込むのと同じことになるのかな？
紙の説明書には、レシピも書かれていました。
原材料チェック
さすがにシンプルな原材料。
なんのスパイスが使われているかは”カレースパイス”でボカされていますが、そこは企業秘密と言ったところでしょうか。
トマトケチャップはちょっと興醒めですかね。醤油とかも使われているのは意外です。
その辺は日本人の舌に合わせようとしているのかな？
さすがに砂糖などの糖類は使われていないのはいいのですが、ちょっと残念なのは化学調味料が使われていること。 惜しい！！
砂糖が使われていないのは素晴らしい。
そう、スパイスカレーには、砂糖なんて必要ないんです。
麻婆豆腐とかイタリアのトマト系パスタとかにも言えるのですが、糖類を使って無駄に甘くしなくとも、素材に夜事前な甘みで充分なのです。
このカレーにおいては、肉や、玉ねぎ、じゃがいも、ライスの甘みがあれば充分。
だから糖類を無駄に使って甘くする必要などないんです。
素晴らしい。
あ、僕は決して砂糖が嫌いとかじゃないんです。 甘いお菓子だって大好きです。
具が入ってないというのもあるでしょうけど、カロリーはさすがに低めです。
ソースの量は具なしで350gなので、2人前の量です。
（僕はカレーソースは一人前200gを基準としています。）
作ってみます。
一応、作り方通りに、アルミパックのまま温めず、鍋に開けて温めることにしました。
具材はじゃがいもを入れます。
肉は鶏肉を使いたいところですが、家に鶏肉がなかったのでどうしようか迷いましたが、牛肉を使うことにしました。
ただ、牛肉を一緒に入れると牛肉のダシが出るので味が変わってしまうと思い、牛肉はあとでトッピングすることにしました。
食べてみます。
カレーソースは、インド風らしいとろみのない、スープカレーのような感じです。
確かにスパイス感は強いです。
これぞ”スパイシー”と言えるようなスッキリとしたスパイス感。
糖類が使われていないからでしょうけど、甘ったるさもなく美味しいです。
ここまでいい感じなのに、化学調味料は使う必要があったのかな？
僕はジャンクフードばかり食べていますし、化学調味料を否定するわけではありませんけどね。
ここまでやるなら、もう一息。 無添加カレーを作って欲しかったなぁ。
焼いた牛肉を後からトッピングしてみました。
A5の牛肉ですが、切り落としなので、脂が多いです。
さすがに脂身の多い牛肉は合わなかった・・・・。
さっぱりしたカレーだからでしょうかね。
機会があれば鶏肉を入れて作ってみたいです。
辛いの？
日本の一般的なレトルトカレーの辛口よりは多少辛めな感じではあります。
辛さに弱い人にはちょっと辛いかもしれませんが、”激辛”と言えるようなレベルではないです。
なかなか日本人好みのスパイシーカレーが手軽に味わえる商品です。
具が入っていないのが残念ですが、そこはお店のこだわりで、レトルトパックにしたくなかったからこそ具も入れられなかったのかもしれませんね。
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