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草原紅太陽『牛油麻辣火鍋底料』

牛油麻辣火鍋の素 辛い食品の話題
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本場モンゴルの牛脂火鍋の素!

火鍋と言えば、中国四川。
日本の中国食品の店で売られている火鍋の素は、大抵は中国の四川省産です。
僕はいつも”本場四川の火鍋”と言ってますが、実は内蒙古(内モンゴル自治区)が起源であるという説もあるんです。なので、内蒙古も火鍋の本場なのです。

で、今回買った火鍋の素なんですが、当然四川省産だと思っていたのですが、よく見てみたら”内蒙古産”でした!

内蒙古(内モンゴル)の呼和浩特市(フフホト市)で作られているようです。
僕は、今まで色々な火鍋の素を購入して食べてきましたが、内蒙古産は初めてです!
楽しみ!!!

今回買った火鍋の素は、牛油(牛脂)を使っています。(中国では、牛脂を牛油と書きます。)
火鍋は植物油やショートニングなどを使うこともありますが、本来は牛油がスタンダードで高級とされています。(スタンダードなのに高級というのはちょっと矛盾だと思いますが)
日本にチェーン展開している中国の火鍋店『海底撈』でも牛脂のスープが一番高いんです。

中国製の火鍋の素でも、牛脂を使っているものはそれほど多くもないですが、この↓牛脂100%はヤバかったです!

名揚(Ming Yang)『手工全型火鍋底料 牛油特辣』
辛さ満足レベル: 旨さ満足レベル: ※レベル表記方法についてはこちらのページを。 本場中国四川の火鍋の素、しかも本格牛脂仕様! 本場中国四川の成都で作られている本格火鍋の素です。 『特辣』です。『特辣』というのは、中国語で"激辛"的な意味で...


ただ、牛脂だから良いというものではなく、良質の牛脂じゃないと変なクセや臭みがあって美味しくないです。 あとは”脂”なので味がくどかったりと、人によっても好みは分かれるでしょうね。


で、この商品も牛油を使用しているわけですが・・・・

パッケージの牛のイラストが何気に怖い。

微笑んだ牛の体から唐辛子等の混ざった牛脂(?)が噴出しているという、なんともシュールなイラストです。ちょっと気持ち悪くないか?  しかも、牛は可愛くないし。

パッケージ左下に書かれている『清真』というのは、イスラム教徒用のハラール食品であることを表しています。

牛の上に書かれている『一料多用』というのは、「この調味料一つで色々な料理が作れるよ」というような意味です。
どんな料理が作れるかは、パッケージ裏に書かれていました。

ちょっと画質悪くてみづらいですが・・・

「”5大美味”が簡単に作れる」というような事が書かれています。
“5大美味というのは、火鍋、麻辣燙、野菜炒め、おでん、串串香(串に刺した具材をスープで茹でて食べる火鍋のような料理)を指すようです。

今回、僕はもちろん普通に”火鍋”として食べます。
ただ、僕の食べ方は厳密に言えば『火鍋』というよりは『麻辣燙(マーラータン)』になると思います。
本来の”火鍋”の食べ方は、日本の”しゃぶしゃぶ”と同じように具材を鍋のスープに浸してしゃぶしゃぶしてから、火鍋用のタレに漬けて食べます。
“麻辣燙”の方は、具材をスープでしっかり煮込んでから食べます。
僕はいつも”麻辣燙”の食べ方で食べてます。具は柔らかくなるまで煮込みたいので!(でも、”火鍋”と呼んじゃってます。)

ちなみに、この商品は日本で買ったのですが、パッケージには全然日本語は書かれていません。
おそらく在日中国人向けに輸入しているので、日本語表記もされていないんだと思いますが、厳密に言えばどういう理由であろうとも日本国内で販売される輸入食品は法によって日本語での原材料表記と輸入者名の記載が義務付けられているはずなんですけどね。

どこで買った? いくらだった?

横浜中華街の、中国人向けの食品店(豊僑物産)で購入。

価格は不明。 
このお店って、商品棚や商品に価格が明記されてなかったり、購入してもレシートには”食品”としか書いてなかったりで、値段がよくわからなかったりするのです。
(だからといってぼったくったりとかはしませんよ。)

多分300円くらいじゃないでしょうかねぇ。
中国の火鍋の素は日本では200円くらいから販売されていますのでそんなに高くはないんです。

しかし、有名な『海底撈』の火鍋の素はちょっと高めで一袋450円以上はします。

原材料やカロリーなど

原材料をチェックしてみます。

原材料
日本語に訳してみます。
原材料:
牛脂(添加量24%)、ショートニング、食塩、ピーシェン豆板醤、にんにく、甜麺醤、白砂糖、唐辛子の塩漬け、唐辛子(添加量2.7%)、生姜の塩漬け、醤油、調味料、花椒(添加量1.6%)、ネギ、香料、食品添加物(5'-リボヌクレオチド二ナトリウム、唐辛子色素)、香辛料、みかんの皮、アンジェリカダフリカ

なぜか、牛油と唐辛子と花椒だけ添加量(%)が書かれています。

原材料は四川の火鍋と若干異なる感じがします。 四川産の豆板醤(ピーシェン豆板醤)を基本としているところは同じですが、豆板醤よりも食塩の量が多かったり、甜麺醤が入っていたり、砂糖の使用量も多そう。また、唐辛子のピクルスや生姜のピクルスが入っているのもおもしろいですし、みかんの皮やハーブが使われているところも四川レシピとちょっと違う感じがします。

ただ、この原材料表記は、使用量が多い順に記載されているのかどうかは不明です。日本の場合は、法律により原材料表記は使用量の多い順番に記載しなくてはいけないことになっていますが、中国ではどうなんでしょうかね?

栄養成分はこんな感じ↓

中国では、エネルギーはkcal(キロカロリー)ではなく『kJ(キロジュール)』表記です。
この商品1袋(150g)のエネルギーをカロリーに変換してみますと約775kcalとなります。思ったよりは高くないかな? いや、充分高カロリーか!
それよりも、食塩相当量がおそろしいです。 なんと、これ1製品で23.6グラムです!
幼児だと致死量になるんじゃないでしょうか? まあ、幼児は一人でこれ一袋を食べることはないでしょうけどね。
でも、これ一製品に大人の1日の摂取限度量の3倍の食塩が含まれますからね。
ま、大人でもこれを一人で一度にスープまで全部食べ切る人はいないとは思いますが・・・。

ちなみに、この商品1袋で火鍋や麻辣燙を作る場合は2〜3人分が出来上がることになっています。
でも、3人で食べる場合でもスープは飲み切らない方がいい気がします。
火鍋のスープって美味しくてつい全部飲み干しそうになりますが、塩分はラーメンよりも遥かに多いので、スープまで完食はしない方が良いです。

〆に麺やご飯とかを入れたくもなると思いますが、そうするとさらにカロリーがやばいかも!

しかし、カロリー気にしてたら火鍋なんて食べられません。(笑)

開封

外袋を開けると、中には透明なパッケージに入った火鍋の素が入っています。

油の固まりがすごいです。 

作ります。

鍋に火鍋の素を入れます。・

袋を湯煎で温めたほうが出しやすいです・・・・。

開封前に湯煎で温めればよかった・・・

オレンジの部分は油です。ヤバいですね。 

これに、水を1.5リットル(麻辣燙の場合)入れて沸騰させます。

沸騰したら好きな具を入れ、具材に火が通ったら完成です。

僕は、牛肉、豚肉、豆腐、キャベツ、長ネギ、ニンニク、ニラ、エノキ、餃子、魚肉ソーセージなどを入れました。本場の火鍋はラム肉とか、何かの内臓とか、血とか、足とか、なかなかマニアックなものを入れたりしますが、僕は日本の鍋料理に入れるような普通の具を入れます!

今回は入手できませんでしたが、牛ホルモン(丸腸やギアラ)などを入れると最高です。

食べてみます!

一般的な四川の火鍋と比べて、スープの色があまり赤くありません。
そして、見た感じの油感もあまりありません。

四川の火鍋だと、スープの表面が全部赤い油で覆われている感じになりますからねぇ。

食べてみると・・・・。

まあ、美味しいです。 さすが本場の火鍋の素。
というか、本場の火鍋の素って、ハズレがないんです。
言ってしまえば、何を食べてもそれほど変わりはないというか・・・。
この商品もピーシェン豆板醤を使っているし、味は間違い無いです。
ちょっと砂糖の甘味が強い感じもありますが、甘ったるいわけではなく、許容範囲です。

今まで食べてきた、四川の牛脂入りの火鍋よりも牛脂のクセが少なめです。
牛脂100%ではなく、植物油もブレンドされているからというのもあるかもしれませんが、牛油火鍋なのになかなかあっさりしているんです。

油っぽくないでしょ?

辛さは?

四川の火鍋よりも麻辣感は弱い感じです。
花椒は、粒のまま入っている割には麻味(痺れ)も控えめです。
赤花椒ではなく青花椒を使っているかもしれません。

花椒は多分、青花椒っぽい。

普通の牛脂の火鍋は、テーブルの上に飛んだスープの飛沫や、皿に残った牛脂がすぐに白っぽく固まってしまうのですが、この商品は牛脂がそれほど多くないからか、固まりにくい感じです。

そんな感じで、内蒙古の火鍋の素は、麻辣は控えめ、脂(油)も控えめで、アッサリ系でした!
そして砂糖の甘味もちょっとあったりして、四川の火鍋よりも日本人受けしそうな感じがします。

見た目もあまり火鍋っぽくないです。

ちなみに、四川の牛油火鍋はこんな感じですからね⬇︎

「これぞ火鍋」的色合い!唐辛子も最初から丸ごとそのまま入っていたりもする。


でも、美味しかった。

「本場の火鍋を食べてみたいけど、火鍋って辛いんでしょ〜?」と躊躇してしまう火鍋初心者におすすめかも!

⬇︎ちなみに、これを見ると、牛脂の火鍋を食べたくなくなるかも!?

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