辛さ満足レベル:※レベル表記方法についてはこちらのページを。旨さ満足レベル:
中国の有名火鍋チェーン『海底撈』の火鍋の素!
中国の有名火鍋チェーン店『海底撈(海底捞)』
日本では「かいていろう」、中国語読みでは「ハイディーラオ」、英語表記は「Haidilao」です。
日本語の漢字表記は『海底撈』で、中国語の漢字表記では『海底捞』となります。
日本にもお店があり、僕は千葉の幕張のお店に行ったことがあります。
インスタント食品や火鍋の素なども商品されていて、日本にも輸入されていて、いくつか食べたことがあります。
↓海底撈のインスタント火鍋の素(火がなくても調理できる!)
↓海底撈の麻辣香鍋の素(汁なし火鍋の素)
↓今回買ったものと同じ商品名『海底捞 清油火鍋底料』のも食べたことがありました。
あれ? でも、パッケージも違うしロゴも違う!!!
中国は国内でもパクり・・いや、類似品や同じような社名があったりするので、もはやなにがどうなっているのかよくわかりません。
有名なほう(本物?)の『海底撈』のロゴは、○の中に”Hi”と書いてありますが、前回食べたものにはそのロゴは見当たりません。
日本語表記による原材料はほぼ同じです。違いと言えば前回食べたものには豆鼓は入っていないくらいです。まあ、アジアからの並行輸入された食材の原材料表記はあまり当てにならないんですけどね・・・。(現地語の原材料と、輸入者が翻訳した原材料が全然違うこともあったりします。他の商品のステッカーを使いまわしたりしているんだと思います。)
とにかく、今回買ったものはロゴもちゃんとあるので、海底撈の正規品だと思います。
どこで買った? いくらだった?
新大久保の中国系スーパー『華僑服務社』にて購入。
価格は税込みで453円でした。
原材料は?
いろいろなスパイスが使われています!
“精油火鍋”ということで、油は大豆油が使われています。
ちなみに、中国では火鍋に入れる油は”牛脂”を使うのがスタンダードですが、海底撈のお店(日本)では、牛脂の火鍋はノーマルのものよりも値段が高くなっていました。
“酵母エキス”は身体に良さそうな名前ですが、化学調味料です。でも、日本の法律的には添加物ではなく食品とされています。
5′-リボヌクレオチド二ナトリウムは化学調味料です。なんだか身体に悪そうな名前ですが、味の素やハイミーにも添加されている成分です。
まあ、化学調味料は中国料理には必要不可欠なものですからね。 中国食材店に行くと、キロ単位で化学調味料が積まれているのを目にします。
まあ、日本の食品にもたいていのものには化学調味料が添加されているので、避けるのはなかなか難しいのですよ。
中国語での原材料表記はどうなっているのかと思って、日本語のシールを剥がしてみたんですけど・・。
シールの下にはなにも書かれていませんでした。
中国語や英語での原材料表記は見当たらないんです。このパッケージは輸出仕様として、輸出先の言語で原材料表記をすることを前提にあえて空白にしているのかもしれません。(推測)
カロリーはヤバい!
ちなみに、カロリー表記はありません。
まあ油主体なので、相当ヤバいカロリーだとは思います。
ちなみに、500gのこの火鍋の素↓のカロリーはどれくらいだと思いますか?
油は”ショートニング(食用油脂)”が使われていまして、なんと、3,375kcalです。
まあ、これ1個で5人前分くらいの量ではありますが、スープは飲んではいけませんね…。
じゃあ、一人前(90g)のこの火鍋の素↓のカロリーはどれくらいだと思います?
半分くらいはパーム油で占められていますが、585kcalです。
ちょっとカロリー高めのインスタントラーメンと同じくらいですね。 でも、スープだけでそのカロリーですから、具材次第ではあっという間に2,000kcalくらいは摂ってしまいそうです。
気をつけましょう。(俺か・・・。)
作り方
日本語による作り方の説明はありません。英語と中国語のみです。
基本的には在日中国人向けの商品なので、日本語の作り方は不要なのかもしれません。
成分(原材料)表記については、輸入食品の場合は日本語で表示することが法律で義務付けられています。まあ中華街にある小さな食材店とかでは、完全に中国のパッケージのまま(日本語表記一切なし)売られている商品も多いですけどね。
さて、作り方です。
簡単に言えば、1.5リットルのお湯で薄めて、好きな食材(野菜、肉、魚)を入れればいいのです。
鍋をずっと火にかけながら、食材はしゃぶしゃぶのように湯通しして、別途用意したつけダレにつけて食べるのが現地での正式な食べ方です。
しかし、僕は正規の食べ方では食べません。野菜を柔らかくして食べたいので、具を一度に全部煮込んでから食べる事がほとんどです。そして、つけダレは使いません。スープで味付けされた具材をそのまま味わいます。 煮込んで食べれば、タレで味付けしなくても充分に味が付きます。
でも、海底撈の実店舗では、何種類(20種類くらい)もあるタレの中から好きなものを選んで自分で調合できます。でも、家で作る場合はつけダレを自分で作ったり用意したりするのも面倒ですからね。
中国食材店でもつけダレも売られてはいますが、僕はそのまま鍋のスープの味で食べるので充分です。
具材は何を入れる?
僕は、”本場と同じ具材にしよう”とか、そういう拘りはありません。(麻婆豆腐は本場に拘りますが)
だって、火鍋を本場と同じような具材にしたら、アヒルの腸とか、鴨の血とか、豚の脳みそとか、鴨の水掻きとか、日本で入手が難しいものになってしまうので、僕は日本で簡単に入手ができる具材を入れます。
肉類は、牛モツ(丸腸、シマチョウ)、牛肉、豚バラ肉です。いずれか一種類とかではなく、大抵は全部入れます。その方がいろいろな出汁や脂が出ておいしくなります。もちろん鶏肉もOK。
野菜は、キャベツ、白菜、きのこ類、にんにく、にら、長ネギなどですかね。もちろん好みによってもやしとか水菜をかパクチーとかも入れていいとは思いますが、僕は好きじゃないので入れません。
まあ、とにかく自分の食べたい食材をぶち込めばいいんです。
中身はこんな感じ。
パッケージの中身は、火鍋の素1袋が入っているだけです。
クミンシードが丸ごと入っているのが見えます。
開封して、中身を鍋に入れるとこんな感じ。
花椒が実のまま丸ごと入っているのがわかります、その他にもいろいろなスパイスがごろごろ。
虫とか入っていてもわからないなぁ(笑)
というのも中国の製品って、品質が信用できないんですよ。
僕もなんどか、髪の毛とかプラスティックとかの異物が入っている商品に遭遇したことありますけどね。 中国の安全品質マークが(QSマーク)が入っている商品でさえ信用できないですから。
まあ、さすがにこの火鍋の素は有名な海底撈の商品だから大丈夫だと思いますけどね。
とはいえ、日本だって有名な食品メーカーが不祥事起こしたりしますけど・・・。
作ってみます。
特に記載されてはいませんが、これ一袋で4〜5人前になると思います。
まずは、火鍋の素を指定通りの1.5リットルの水で薄めます。
でも、1.5Lの水だとちょっと薄くなりそうな気がしたので、1.3Lくらいにしておきました。もし濃かったらあとから水を足せばいいんです。
にんにくを先に入れてから、火にかけます。先ににんにくを入れておくと、とろとろに柔らかくなっておいしいんです。(青森産などの国産の美味しいにんにく推奨)
沸騰したら、野菜類を入れます。
蓋をしてよく煮ます。
僕は野菜は柔らかくないと嫌なので、柔らかくなるまで煮るのです。
野菜が柔らかくなってきたところで、肉を入れて煮立ったら出来上がり。
食べます。
うーん、美味しい!
つけダレにつけなくとも、そのまま煮込まれた食材を食べるだけでおいしいです。
でも、普通の中国の火鍋の素よりも若干薄めなような感じはしました。
しかし、スパイスもしっかり効いているし、油臭さや油っこさも控えめです。
日本の火鍋の素とは違って砂糖の使用量はわずかなので、嫌な甘ったるさはありません。
花椒が効いています! 花椒の実を食べるたびに口の中をシビレが襲います。
花椒の実は肉や野菜に絡んでくるので、花椒の実を取り除いて食べるのはなかなか難しいです。
とは言っても、味がわからなくなるほどでもないので、花椒が好きな人は問題なく食べられると思います。
今まで色々な中国産の火鍋の素を使いましたが、やはり味的にはトップクラスな気はします。
とはいえ、中国製の火鍋の素はどれを食べてもだいたい美味しいです。
品質(製造工程、原材料、品質管理)はどうなのかわかりませんけどね・・・。
コンロの火から下ろして、鍋をそのまま食卓に置いて食べます。
火からおろしても、油の層(5ミリくらいある)による保温効果で、しばらくは熱々でいただけます。
麻婆豆腐もそうなんですが、火鍋(紅湯)は油が大切なんですよね。
辛さは?
辛さは、どちらかというと控えめだと思います。 辛いものが苦手な人には少しきついかもしれませんが、”自称辛いもの好き”くらいの人なら問題なく食べられるレベルだと思います。
その代わり、麻味(花椒のシビれ)は、花椒のみが丸ごと入っているために、それを食べるとダイレクトにきます。 辛いのが好きでも花椒の痺れが苦手という人は、注意して食べないといけないと思います。
でも、辛いものに関してもそうなんですけど、誰もが最初は初心者です。
最初は「うわ!」と思っても、いつのまにかその刺激が快感に変わってくるんですよね。
あ、僕は”M”ではありませんよ。 痛いの嫌いです。
火鍋は好きだけど、中国製はちょっと・・・という方。
一応中国大手の『海底撈』の火鍋の素なので、安心はできると思います。(多分)
これ↓も、中国の大手火鍋店で日本にも店舗がある『小肥羊(シャオフェイヤン)』の火鍋の素
国産がいいな・・・という方には、これ↓をおすすめしておきます。
コメント