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本場イタリアのペペロンチーノオイル
『フレスキサポーリ アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノAGLIO OLIO E PEPERONCINO』という商品を買ってきました。 というか、半年以上前に買ったんですが、なかなか食べられずにいたのです。
この商品は、食料品店『カルディコーヒーファーム』を運営するキャメル珈琲のグループ会社の”オーバーシーズ”が輸入している商品で、
『イタリア・カラブリア州で旬の時期に収穫された赤唐辛子を使用したオイルソース』
とのこと。
しかし、買ったのはいいんですが、パスタ何グラムに対してどれだけの量を使えばいいのか見当がつきません。 だからなかなか手をつけられないでいたというのもあります。
カルディの公式サイトには
『茹でたパスタに和えるだけで、唐辛子の辛さが効いた本格アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノのできあがり。』
としか書かれていません。 不親切だなぁ。
どこで買った? いくらだった?
カルディにて購入。
カルディを運営するキャメル珈琲のグループ会社の”オーバーシーズ”が輸入しています。なのでカルディ以外では買えないのかも。
価格は税込みで350円くらいでした。
原材料やカロリー
原材料は、『にんにく、唐辛子、植物油脂、パセリ、pH調整剤』のみです。
シンプルです。
pH調整剤が使われているのがちょっと残念。 pH調整剤(ペーハーちょうせいざい・ピーエイチちょうせいざい)は、酸化や腐敗を防止する食品添加物です。要は保存料です。 せっかくナチュラルでシンプルな原材料なのに、入れざるをえなかったのか。もったいない!
植物性油脂はオリーブオイルではないのかな? オリーブオイルだったら売り文句にもなるのでちゃんと書くと思うから、違うのかも。
というか、よく考えたら塩とかも入っていないです。
これ、本当にパスタに和えるだけでいいんだろうか?
もしかしたら素材の旨味がすごすぎて、塩を入れないでも美味しいペペロンチーノパスタができるのかも!?
とにかく、これを使ってペペロンチーノパスタ(spaghetti aglio, olio e peperoncino)を作ってみることにします。
開封
いい色をしています。
着色料は使われていないので、純粋に唐辛子から出た色なんでしょうね。
匂いを嗅いでみると、唐辛子の香りがしますが、ニンニクの香りはしません。
まずは、そのまま食べてみましたが、使用オイルはどうやらオリーブオイルとかではなさそうです。大豆油か菜種油なのかな?
原材料には『植物油脂』としか書かれていないので、なんのオイルかはわかりません。
そして、やっぱりガーリックの風味は弱いです。唐辛子の香りしかしないような感じ。
作ってみます。
使用量の適量が全然わからないので、パスタ200グラムに対して瓶半分くらいを入れてみることにしました。
ペペロンチーノオイルをフライパンに入れ、軽く炒めたあとパスタの茹で汁を入れてから乳化させます。
(ペペロンチーノパスタはソースを乳化させるのがポイントです。)
そこに、茹でたパスタを入れてしっかり絡めます。
画像では白っぽく写ってますが、実際はもっと全体的に赤っぽさがあります。
パスタがソースにしっかり絡んだ時点で味見してみました。
薄い・・・・・
これ、やっぱり塩を入れないとだめじゃないか!
カルディのホームページのこの商品のコメント欄に『もう買わない。辛いだけで味がしない』と買いている人がいましたが。 そりゃ当然だよな・・・・。
これは確かに塩を入れないとおいしくないです。
ということで、塩を追加。
塩も、どれくらいの量を入れればいいのかわからないので、味を見ながら追加しました。
できあがり
粗切りの唐辛子がおいしそうです!
うん、なかなかイケる!!!
ただ、ガーリックがけっこう入っている割にはガーリック感(風味)はかなり少ないです。そこが期待外れな点でした。 これだけガーリックの粒が入っているんだから、もっとガーリック臭があってもよさそうなものだけど・・・。
スパゲティはイタリアのBarlilla(バリラ)を使いました。ペペロンチーノのパスタ(スパゲティ)は味付けがシンプルなのでパスタの風味が大きく影響するのですが、バリラは小麦の風味がよいのでパスタの風味も良くしっかりとした小麦の味が感じられました。
カルディのホームページでこのペペロンチーノオイルを酷評していた人は「味が薄い。塩を入れても美味しくなかった」と書いていましたが、僕は塩を追加しただけで充分おいしくできましたけどね。
使うパスタや作り方も多少は影響してくるとは思いますが、もしかしたらコメントした人は辛いものが苦手な上に、化学調味料や砂糖が入った日本のペペロンチーノスパゲティの味に慣れすぎているのかもしれません。
日本のペペロンチーノスパゲティの素は、化学調味料や、ひどいものになると砂糖が入ってたりしますが、本当においしいペペロンチーノスパゲティは、味付けは塩だけでいけるんです。 あとは素材の味次第なんです。ダシは使わないわけですが、パスタ、オイル、唐辛子、ガーリックそれぞれから出る味や旨味がダシ代わりになるわけです。
辛さは?
直接食べるとそこそこの辛味はありますが、料理に入れると辛さは弱くなります。
辛さに弱い人にはちょっときついかもしれませんが、激辛というわけでもないので、結構万人受けするのではないかと思います。 でも、これでスパゲティペペロンチーノを作った場合、日本の一般的なスパゲティペペロンチーノよりは辛味は強いと思いますけどね。
しかし、カラブリア産の唐辛子を使用しているということなので、もっとばっちり辛いと想像していましたが、意外に普通の辛さでした。
これぞ本物のペペロンチーノスパゲティ!(Spaghetti aglio olio e peperoncino)
塩を足すだけで本格的なペペロンチーノスパゲティが作れるのは素晴らしいです。
しかも、本場イタリアのカラブリア唐辛子使用! 唐辛子の旨味も良い感じ!辛さは弱めだけど。
ただ、商品に使われているオイルだけでは、ちょっとオイル感が足りない気がしたので、お好みのオリーブオイルをかけて食べるのも良いかもしれません。
逆に、オリーブオイルの風味が苦手な人には良いのかも。
使う量に関しては、「自分で好きなだけ」という感じかな?
塩が使われていないためにどれだけ入れても塩っぱくならない(味が濃くならない)ので、パスタ300グラムに対して1瓶入れても問題ないと思います。(問題なのはカロリーのみw)
まあ、できればパッケージに参考使用法や使用量の目安などを書いてくれた方が良かったのにな!
これは調味料ではなく、具材だ。
僕はペペロンチーノスパゲティ用のソースだと思って買いましたが、パスタソースなわけではなく、あくまでも唐辛子オイルソースなんだと思います。 選択肢の一つとしてスパゲティペペロンチーノにも使えると。
というか、オイル漬けの具材(唐辛子とにんにく)かもしれません。
この商品は塩味もクセもないので色々な料理に合いそうです。 カレーとかに入れてもいいだろうし、ピザにかけても良さそう。 炒飯もいけるはず!!!
麻婆豆腐にもいけるね!!! オリーブオイルだとちょっと合わないけど、このオイルならいける!!
工夫次第で色々使えそう。
残ったものは色々な料理に入れて楽しんでみようかなと思います。
試しにカレーに入れてみました。 辛くない中辛のコッテリビーフカレーです。これです⬇︎
このカレーは砂糖がけっこう使われていて、けっこう甘い感じだったのですが、確かになかなかおいしかったです。牛肉もいっぱい入っているし!(それほどいい肉ではないけど、そこそこ美味しい)ただ、このカレーはカロリーがやばいです。 一人前200グラムのルウだけで、なんと630kcal・・・・・
で、やはりこのソース(オイル)は何にでも合うと思いました。 このカレーにもバッチリ合いました!
食塩などの調味料が使われていないので、どんだけ入れても問題ない感じです!(味を壊さない) しかし、残った半瓶を全部入れてしまうとカロリーがやばそうなのでやめておきました。ただでさえルウ630kcalなんだから・・・。
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