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麺屋 豚セメント『赤豚セメント ラーメン』

辛い食品の話題
辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。

通販で「赤豚セメントラーメン」という怪しいネーミングのラーメンを買いました。
「赤豚」のネーミングの通り、赤い唐辛子粉で埋め尽くされたヴィジュアル。
ジャンルとしては”セメント系”のラーメンなんだそうです。

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セメント系ラーメンとは?

「セメント系」ラーメンとは何か?
まあ、ドロドロ系のスープであるということはすぐに想像できましたが・・・・。

調べてみたところ、粉砕した煮干しを大量に使用し、色やドロドロ具合共に”コンクリートになる前のセメントの状態”のようなスープであることからその名前がついたんだとか。

セメント系ラーメンは、煮干しラーメンや魚介系ラーメンに興味のない僕には無縁のものだと思っていたのですが、京都の【麺屋 豚セメント®︎】が豚骨を大量に使用した”豚セメントラーメン”なるものを発売していると聞きつけ、豚骨ラーメン大好きな僕は興味を持ったわけです。

【麺屋 豚セメント®︎】とは?

「豚セメント」は京都にある麺屋極鶏(ごっけい)という鶏白湯系ラーメンのお店が、インターネット限定で鶏ではなく豚ヴァージョンで販売しているラーメンなのです。ネット通販でしか買えないのです。

公式サイトのよる説明は以下の通りです。(抜粋)

【麺屋 豚セメント®︎】とは京都一乗寺の激戦区に店を構える【麺屋 極鶏®︎(GOKKEI®︎)鶏だく®︎】が展開するオンラインショップ限定のラーメン・つけ麺専門店です。
麺屋 極鶏で、ご提供させて頂いている鶏だくラーメンの豚バージョンになります。(正にセメントのような豚の超濃厚ドロドロスープになります。
この世に存在しない豚セメントスープを完成させるまでに何度も何度も試作を繰り返しました。また、この唯一無二のスープに合わせる醤油ダレを完成させるのにも非常に苦労をし何度も何度も試作を重ねた結果、今までに食べた事がないほど美味しいと自信を持って言える醤油ダレが完成しました。
麺屋 豚セメント®︎とは
麺屋 豚セメント®︎とは - 【麺屋 豚セメント®︎】とは京都一乗寺の激戦区に店を構える【麺屋 極鶏®︎(GOKKEI®︎)鶏だく®︎】が展開するオンラインショップ限定のラーメン・つけ麺専門店です。麺

僕はドロドロコッテリ系のラーメンが好きなんです。

鶏系だと、やっぱり「天下一品」になりますか。 天下一品も最近は「超コッテリ」というのを出しましたが、僕的には超コッテリよりは普通のコッテリの方が好きでした。 超コッテリは値段も高い(1,300円)ですし。

豚骨系だと「無鉄砲」のドロドロスープの豚骨ラーメンが好きです。無鉄砲は、カップ麺も出してますが、カップ麺は全然ダメ!お店で食べるか通販(冷凍)でお店から取り寄せないとダメです。
無鉄砲はドロドロスープではありますが、豚セメントはその比ではないということ!
まあ、濃ければいいってものでもないですけどね。

価格は?

「豚セメントラーメン」には、辛いヴァージョンと辛くないヴァージョンの2種類があります。

豚セメントラーメン(左)と赤豚セメントラーメン(右)  画像は公式通販サイトより拝借。

画像左の『豚セメントラーメン』は、税込みで1,100円 
画像右の『赤豚セメントラーメン』は税込みで1,150円

違いはというと、トッピングの唐辛子がついているかついていないかの差です。
要は粉末唐辛子を50円で買うわけです。 でも、写真を見る限りでは唐辛子の量は多そうです。50円なら安いかも。

せっかくなので「赤豚セメント」の方を購入しました。
そうすればノーマルと赤豚の味を両方楽しめるからです。

さらに『自家製チャーシュー+メンマ ¥180(税込)』も購入。これで完璧です。
長ネギさえ自分で用意すればお店と同じ味になるわけです。(いや、お店はないんだった)

合計すると1,330円です。 天下一品の超コッテリとほぼ同じ値段になります。
いや、忘れちゃいけません。 別途送料がかかります・・・。

東京までの送料は1,078円。 送料だけで、普通のラーメン店で半チャーハンセットが食べられるくらいの価格です。
でも、仕方ないんです。冷凍で送られてくるので、冷凍の宅配便の料金になってしまうわけですね。
冷凍だからこそお店の味がそのまま再現できるわけですし。

ということで、総支払い合計は2,408円になりました。
自分でネギを買ってきたとして2,500円ほどになります。
うーん、ラーメン1杯に2,500円かぁ。

まあ、京都まで食べに行ったと思えば安いものだ!(だから京都に行っても豚セメントは食べられないんだってば)

届いた

冷凍宅急便で届きました。

中身はこんな感じ!

唐辛子、豚骨スープ、タレ、麺のセットです。 あと、別売のチャーシュー+メンマ。

もちろん説明書もちゃんとついてます。 イラストの豚がかわいい。

作り方説明書には重要事項が赤文字で書かれていて、かなり細かく指定されています。
強いこだわりが感じられます。

特に「白ネギを絶対にトッピングして欲しいです!!」と書かれています。しかも、白ネギは【必ず5mm幅の輪切り】と指定されています! 細かい!!
でも、サイトの写真の調理例の赤豚セメントのネギは幅が1センチ近くあるように見えるんですけどね。

原材料

原材料は以下の通り。

原材料を見て気づきました。 「これ、純粋な豚骨らーめんではないのか!」

一応、スープの主原料は豚骨、豚エキス、豚脂、豚肉等となっているんですが、ダシには昆布、干ししいたけ、生姜、宗田節、ウルメ節、サバ節などが使われている!!!
かなり魚介系じゃないか!!!!
僕、実は魚介系の豚骨ラーメンはあまり好きじゃないんですよ・・・・。

ネーミングから、「無鉄砲」のような完全に豚だけの純粋な豚骨ラーメンを想像していました。

サイトには原材料は書かれていなかったし、さらには魚介系原材料を使っているとは一言も書かれていなかったし。

【麺屋 豚セメント®︎】赤豚セメント®︎ラーメン(超濃厚肉濁豚白湯™️スープ使用) | 麺屋 豚セメント®︎ powered by BASE
【麺屋 豚セメント®︎】は京都一乗寺の激戦区に店を構える【麺屋 極鶏®︎(GOKKEI®︎)鶏だく®︎】が展開するオンラインショップ限定のラーメン・つけ麺専門店です。『赤豚セメント®︎ラーメン』は厳選した唐辛子を独自ブレンドし激辛ではなく旨...

作り方

魚介系の豚骨ラーメンかぁ・・・

気を取り直して作ってみます。 何せ2,500円のラーメンですから! 楽しまないと!

作り方はこんな感じ。

作り方にもいろいろ細かく指定が入っています。 重要な部分には赤線が!
袋やタレを振る回数も指定されています!
もちろん、少しでも美味しく食べるために、指定通りに作っていきます。

これがメインの豚骨スープです。

白いです。 セメント系だからもっと灰色なのを想像していました。

スープの重さは約250グラム(風袋除く)です。

ちなみに、麺の量は約150グラム、醤油ダレの量は30グラムくらいでした。

あらかじめ丼に入れておいたタレの上から、豚骨スープを注ぎます。
作り方には書かれていませんでしたが、丼はあらかじめ温めておきました。

豚骨スープは確かにドロッドロ!! セメントというよりも、長芋のすりおろしのように見えます。

醤油だれとスープウィ混ぜたら茶色っぽくなりました。 ますますセメントっぽくない!
そして麺を投入!!

↑麺が沈みません!!!
このスープの硬さは、確かに固まる前のセメントを思い起こさせる感じです。

冷めないうちにどんどんいきます。

あらかじめ温めておいたチャーシューとメンマ、そして5mm幅くらいに切った長ネギを投入。

一応、これでノーマルの『豚セメント』が完成です。

まずは、『豚セメント』を食べてみます。

別添の唐辛子を入れる前に、ノーマルの「豚セメント」として味わってみます。

確かにかなりドロドロです。 ”無鉄砲”の豚骨よりも、”天下一品”の超コッテリよりもドロドロです。でも、昨日食べた “桝本”の宮崎辛麺30辛といい勝負?あれは唐辛子でドロドロですから。

「おお!豚だ〜〜!」という感じではありません。豚骨、豚エキス、豚脂、豚肉が使われているのに、そんなに豚臭くはないんです。魚介や生姜が豚臭さを抑えているのかもしれません。 ま、僕は豚臭いの好きなんですけどね。
かといって、節系の風味も強すぎる感じではなく、いい感じに豚と調和している感じです。
一般的な豚骨魚介ラーメンは節の味が強いものが多いですが、このラーメンは豚と魚介がうまく調和していると思います。

豚なのにコッテリ感もくどさもあまりなく、魚介のおかげなのかサッパリさも感じられる。だけどテクスチャーはドロッドロなのでジャンク感は満載。
このドロッドロのおかげでかなりハイカロリーな感じがして罪悪感も感じるのですが、味わってみると、なぜかくどさをあまり感じないんです。

『赤豚セメント』を食べる!

次に、添付の唐辛子を追加して、いよいよ『赤豚セメント』にして食べてみます。

ちなみに、添付の唐辛子の量を計ってみたら約7グラムでした。
よくお店の卓上に置いてある、ハウスやエスビーの瓶入り一味唐辛子の内容量が15グラムくらいなので、瓶入り唐辛子の半分の量くらいはあるという感じですか。

かけ方が悪かったのか、見本写真のようにどんぶりを覆い尽くす感じにはなりませんでしたが、普通の人が見たら引いてしまうくらいの量だと思います。
でも、超激辛唐辛子じゃない限りはこれくらいの量では全然辛くないと思います。

辛さは?

唐辛子の風味がプラスされました。 当たり前ですが、ちゃんと唐辛子の風味です。 なかなか風味の良い唐辛子。
辛さ的には韓国韓国唐辛子と中国産唐辛子をブレンドしているのではないかと予想しました。
そのためか、唐辛子を入れても辛味はあまり増しませんでした。
まあ、特に「激辛」だとか「辛さに関する注意」が書かれているわけではないですからね。
辛さではなく、唐辛子の風味と色合いを売りにしている感じ。 

ただ、僕は唐辛子は入れなくてもいいかなと思いました。
僕は元々豚骨ラーメンは辛くして食べないんです。せめて「七海涼辛子」を入れるくらいです。
なんでだろう。何でもかんでも激辛にして食べてるわけではないのです。

ということで!
辛さを期待して赤豚セメントを買うと後悔するかもしれませんが、唐辛子が大好きな人にはおすすめです。 唐辛子の風味も良いです。
まあ、50円で唐辛子が追加できて、2つの味が楽しめるなら、赤豚セメントを頼んだ方がいいと思います。
別売の『自家製チャーシュー+メンマ』も食べ応えがあって、180円ならお買い得感がありました。(特別価格と書いてあったので、いつもこの値段なのかは不明)

お箸が立ちます。

これ、スープは飲めません 確かに”食べるスープ”です。スープというか、タレ。

“まぜそば”的な感じもします。

味変など

味変としては、やっぱり王道のニンニクですかね。 
元々おろしニンニクやガーリックパウダーなどは使われているようですが、隠し味のような感じで、ニンニク感はあまりありません。 なので、ニンニクはたっぷり入れたほうが美味しい。 ドロドロなので、すりおろしニンニクよりはガーリックパウダーの方が全体に行き渡りやすいと思います。

あとは胡麻や海苔ですかね。
海苔は絶対あった方が良いです。味が合いますし、塩分排出にも一役買ってくれると思うので。
この商品、結構塩分高いかもですよ!!

熱々の方が美味しいので、途中で電子レンジで軽く再加熱しました。

まさに「スープを食べる」という表現がピッタリというか・・・・

これ、ここまできたら、スープじゃなくてルウだよね・・・・だって、残ったスープを海苔で巻いて食べることができるんだから・・・・。


スープはかなり濃いというか、しょっぱさが結構強いです。砂糖の甘さがないのが良いです。
あとで喉が渇くぞ、絶対。
今回は試しませんでしたが、これは絶対白飯に合うと思います。
でも、スープではなくルウなので、白飯の上にかけてカレー風な感じにして食べる感じになるかも。

食べ終わった丼にはスープが沢山こびりついていましたが、お湯ではなく水で流すだけで落ちて流れて行きました。ということは、見た目に反して脂分は少なかったのかもしれません。結構骨の成分たっぷりだったのかも。

値段などを考えるとリピートはしませんが、魚介入りの豚骨ラーメンを美味しく食べたのは初めてです。 

今度、京都に行ったときには、実店舗『極鶏(ごっけい)』に行って、超濃厚肉濁鶏白湯スープ使用の『鶏だくラーメン』をぜひ食べてみたいと思います。 (でも、お店に入るのに並ぶのは嫌だなぁ)

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