辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。
また”ラ王”の担担麺がでてた・・・
日清といえば、僕の中では『担担麺』です。
日清の作る担担麺は、めちゃくちゃウマイと言うほどではありませんが、安定したおいしさがあります。(全体的に甘さが強すぎるのが玉に瑕ですが。)
しかし、日清食品は冷凍やチルドを含め、担担麺を出しまくっているので、いつも、どれが新製品だかわからなくなります。
特に”ラ王”シリーズの担担麺は、手を変え品を変え出してきます。
僕が記録に残している『ラ王のカップ担担麺』だけでもこれだけあります。
⬇︎
色々改良したり、流行を取り入れたりと、試行錯誤しているのでしょうけれど、日清食品としては結局どれが理想の担担麺なのでしょうか?
まあ、僕が日清の担担麺で一番好きなのは、冷凍食品のこれ⬇︎ですね。
今回は、白いスープで花椒練り込み麺が特徴?
今回の担担麺は、胡麻とナッツをメインにした白っぽいスープに、花椒練りこみ麺を特徴としているようです。
とはいえ、”花椒練り込み麺”は新しいものではなく、今までもラ王の担担麺には使われたりしていました。
2種類のミンチ肉が使われているとのこと。
原材料表記によると、この『2種類のミンチ肉』というのは、『味付け肉そぼろ』と『味付け豚肉』のことを指しているようです。しかし、『味付け豚肉』はわかるとしても『味付け肉そぼろ』って、いったいなんの肉を使っているんでしょうかね? 何の肉であるかについては表示義務はないんでしょうね。 要は日清食品カップヌードルでお馴染みの所謂『謎肉』ってことでしょうかね。
どこで買った? いくらだった?
ファミリーマートで買いました。
調べてみたところファミマ限定商品のようです。
ファミリーマートのサイトによると、日本全国のファミマで入手可能なようです。数量限定のようですが。
価格は、税込みで228円でした。
こういうコンビニ限定の商品って、どういう契約で作っているんでしょうかね?
この商品は、『ファミリーマート限定』と謳って売られているわけではありませんし、パッケージのどこにもそのような事は書かれていません。
僕も、買ってきて、ネットで調べるまではファミマ限定だとは知りませんでしたし。
有名な『ラ王』シリーズなので、てっきりどこにでも売っているんだろうくらいに思っていました。
でも、amazonでは転売がされています。しかも12個6,000円なので、ラーメン一個あたり500円です。 買う人いるんでしょうかね? こういうのを転売する場合は、無在庫販売で、注文が入ったら近所のファミマに買いに行ったりしてるんでしょうか?
ちなみに、6,000円で売る場合。
ファミマで12個を定価で買ってきたとしたら、商品仕入れ価格は2,736円。仮に送料を800円とし、amazonからの販売手数料(小口販売契約として、販売価格の10%+100円)を700円をした場合、手元に残る利益は1,764円になります。
うーん、これが1日に全国から20セットとかオーダーがきたりするのであれば悪くはないですが、そんなに注文がくるとは思えないですけどね。ファミマは一応全国展開してるし。
仮に注文が大量にきたとしても、在庫を買いに行くのが大変。1店舗でそんなに沢山売ってないでしょうし。
でも、近所にファミマがないけど、この担担麺が大好きで、1個500円で12個買っても惜しくないという人もいるんでしょうね。ファミマがない離島とかもありますし。いや、でも買わないか・・・。
でも、こういう販路限定商品を色々大量に転売すれば、そこそこは儲かるのかもしれませんね。まあ、無在庫でリスクはほぼないでしょうし。
僕はどんなに食べたいものがあっても、仮に通販で高値で売られたとしたら買わないかなぁ。
まあ、世の中には色々な考えや価値観の人がいるということで!
余計な考察をしてしまいました。
原材料やカロリーをチェック
麺はノンフライではありますが、フライしてないというだけで、植物油脂は使われています。
スープはポーク調味料と豚脂がメインです。日本の担担麺スープでよくつかわれているチキン系の調味料は使われていないようです。
麺にはチキンエキスが使われているものの、スープは完全にポークベースのコッテリ仕様な感じです。胡麻もけっこう使われているようで、かなり濃厚スープな予感です。
カロリーは、このサイズのカップ麺にしては若干高い方です。
まあ、ポークベースで胡麻たっぷりなことを考えると妥当なところだと思います。
作ってみます。
パッケージの蓋には『赤ラー油』が添付されています。これは完成したら一番最後に入れることになっています。
ラー油以外の粉末スープやかやくは、あらかじめ麺と一緒に入っています。
白っぽい肉と黒っぽい肉が入っていますが、これが『2種』というわけですね。
原材料によると、具は、肉、青梗菜、唐辛子ということですが、唐辛子は見当たりません。わずかに微粒子が入っている程度。これだと唐辛子は具のうちにはいらないような量です。
湯戻し時間は”5分”と長めです。
麺はそれほど太くないのに5分なのは、肉そぼろをしっかり戻したいから?それともノンフライ麺は戻りにくいとかあるのでしょうかね。
で、お湯を入れて待ってる間に気づきました。
カップの側面に小さく”辛さレベル”の表記が!
なんと辛さレベルは、5段階中の”1″でした。
ほぼ辛くないってことか!!!!
このブログは基本的にはピリ辛〜中辛レベルの商品は省いているのですが、途中まで記事を買いてしまったので、このまま記録に残しておこうかと思います。(行儀は悪いのですが、内容を忘れないように、食べながらその場で記事を書いたりもしているのです。)
5分経って、蓋をはずしたところです。
たしかにゴマがたっぷりな感じに見えます。
ラー油を入れて、混ぜたら完成です。
健全な感じの量のラー油が浮いています。
食べます。
やはり担担麺のエキスパートである日清らしい旨さが出ています。
胡麻とナッツ系の風味はよく、かなりマイルドでクリーミーなスープです。
「あ、日清の担担麺だね」という感じ。 万人受けしそうなスタンダードな担担麺の味です。
スープに入っている糖類の甘さがかなり強いですが、かろうじて許容範囲なレベル。
花椒の風味や痺れはなく、”胡椒”っぽい風味はあります。
具の量は多くもなく、かといって少なくもなく。カップヌードルの謎肉的な肉がさらに日清ぽさを醸し出しています。
とにかく、ゴマがよく効いた濃厚な白いマイルドスープが一番の特徴でした。
しかし!
麺は花椒練り込み麺のはずですが、見た感じは花椒の粒などは確認できません。
食べてみても、花椒の風味も痺れもまったくありません。
製造時に麺を入れ間違えて普通の麺を入れてしまったんじゃないか?と思ってしまうほどです。
辛い?
いや、もうこれは『辛くない』レベルです。
ピリッとする辛さはあるにはあるのですが、胡椒と同じくらいのレベルで、辛いのが苦手な人でも食べられると思います。
万人受けを狙っているのでしょう。
担担麺=辛い、とイメージ付けている人には辛さが弱すぎて不満が残るかもしれません。
まとめ
なぜ、わざわざ”花椒練りこみ麺”にしたんだろう? と疑問が残る商品でした。
その効果が全然感じられず、もったいない感じ。
かといってスープにも花椒は感じられず、糖類の甘さにナッツやゴマのコク、そしてほんのり唐辛子の辛さが感じられるくらいです。花椒練り込み麺に心を奪われて購入した人は、がっかりするかもしれません。
まあ、昔ながらの日本式担担麺の風味を基本に、気持ち程度の隠し味に花椒を入れたような商品でした。
ゴマが濃厚な担担麺が好きな人にはおすすめです。
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