辛さ満足レベル:※レベル表記方法についてはこちらのページを。旨さ満足レベル:
岡山県のアサムラサキというメーカーの瓶入り麻婆(豆腐)の素を見つけたので買ってきました。
アサムラサキは醤油のメーカーのようです。
ほんとは原材料を見て、買うのはやめようと思ったんです。
原材料はこれ⬇︎
なんと! 一番多く使われている原材料は『砂糖混合ぶどう糖果糖液糖』ですよ!!
なにそれ? “糖”の文字が、なんと4回も出てくる!!!! どんだけ甘いんだ!!!
僕は、砂糖が入った甘い麻婆豆腐は嫌いなのです。 この商品には他にも『還元水飴』や『甜麺醤』も使われているんです。甘い要素盛りだくさん!!! だから、原材料を見て買うのをやめようとしたんです。
でも・・・・
パッケージの調理例の写真は美味しそうなんです。
葉にんにくらしきものもちゃんと写っていて、本場っぽさを醸し出しています。
まあ、あくまでも『調理例』ですし、イメージ写真でしかないんですけどね。
調理例と実物が全く違うことなんてよくある話ですし。
しかし、さらにダメ押しが!!!
辛さレベルが”5段階中の4”で、辛いアピールがされているのです。
「どうせ辛くないだろう」と思いながらも、ちょっと興味をそそられてしまった僕なのでした。
「これは騙されたと思って買ってみよう」というふうに考えを改め、買ってしまったというわけです。
作り方はこんな感じ。
ちょっと変わった作り方です。
一般的な麻婆豆腐の作り方は、豆板醤を入れた後に豆腐を入れるんですが、この作り方だとひき肉を炒めた後に豆腐を炒めることになっているんですね。 この作り方は面白いです。
そして、最後に火を止めた後に麻婆の素を入れて具材と馴染ませるということになっています。
おそらく、ちゃんと豆腐に火を通させたいが麻婆の素は煮詰めさせたくないというところから、こういう作り方になっているのだと思われます。
しかし、僕はこれに気づかずに、先に麻婆の素を入れてから豆腐を入れてしまいました!
ダメだったかなぁ?
ひき肉は、牛や豚などの指定はないようなので、スタンダードに牛ひき肉を使いました。
豆腐も、スタンダードに木綿を使いました。
ネギを入れることになっていますが、僕は葉にんにくを入れることにしました。
葉にんにくは日本式の甘ったるい麻婆豆腐には合わないんです。 でも、調理例の写真に葉にんにくっぽいのが写っているので、期待を込めて?葉にんにくを使ったのです。
見た目は、和風麻婆(所謂広東風)寄りです。
盛り付け完了。 油少ない。(ヘルシー)
え? 豆腐が崩れていて汚いって?
いえいえ、いいんです。麻婆豆腐は庶民の料理です。ワイルドでいいんです。
僕は豆腐は包丁で切らずに手でちぎって入れるんです。 そのほうが豆腐に味が染み込みやすくなる(気がする)んですよね。 誰だったか有名料理人の受け売りですけどね。
見た目としても、綺麗にカットされているよりもちょっと崩れてた方が美味しそうに見えるんですよねぇ。(個人の感想です。)
食べてみると・・・・
甘〜〜〜〜〜い!!!!
いや、甘塩っぱい!!!!
しょっぱさと甘さが同じくらいのレベルです。
麻婆豆腐には白飯は必須です。 しかし、甘いだけの麻婆豆腐では僕は白飯を欲しません。
しかし、この商品は甘さと同時に塩っぱさも強いので、白飯があってもいいかなという感じになります。
だけど、「どうせ甘いんだろ」と思っていたので白飯は用意していませんでした。
白飯はあったほうがいいです。
味的には、広東風(日本式)の麻婆豆腐寄りの味ではありますが、悪くないです。
甘さを抑えれば、これはこれでなかなか美味しいと思うんですけどね。
だけどちょっと甘すぎです。『砂糖混合ぶどう糖果糖液糖』が一番多く使われているおかげなのでしょうね。
どんな料理にでも砂糖を入れて甘くしたがる日本人には、これくらい甘くしないと響かないのかもしれません。
あと、意外だったのが「意外と辛味はしっかりしている」ことです。
麻辣がバランス良く感じられました。
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