辛さ満足レベル:※レベル表記方法についてはこちらのページを。旨さ満足レベル:
ネーミングはなかなか凄いけど
明星食品から辛い系のカップ焼きそばが発売されていました。
なんと『大魔辛(だいまじん)』という名前です。 しかも“激辛マーラー味”!!
とうとう明星食品が激辛に本腰入れてきたか!と思ったんですが、よく見ると危機感のないパッケージ。
かわいらしい鬼とかわいい目玉が付いた『魔』の文字。
これは辛くないな・・・・。
でも辛さレベルは5段階中の5となっています。
可愛いパッケージで油断させておいて、実は悶絶するくらいの辛さとか!?(←ないない)
麻辣が読めない人のためか”マーラー”と表記されているのもポイントです。
お子様向けかもしれませんね。
「魔辛のひとふり 花椒入りとうがらしふりかけで激辛マーラー味」とのこと。
さらには”とうがらしマヨ”も付いているので、一見かなり辛そうな感じはしますけど。
どこで買った? いくらだった?
先日の北海道ドライブの時に買った気がするんですが、領収証が見つからない・・・。
おそらく湯用コンビニエンスストアなどでは売られているのではないでしょうか。
日清食品のウェブサイトによると、希望小売価格は税込みで208円だそうです。(税抜193円)
原材料やカロリーなど
原材料: 油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩)、ソース(半固体状ドレッシング、植物油脂、糖類、しょうゆ、食塩、香辛料、ビーフエキス、香味油、豚・鶏エキス、たん白加水分解物、醸造酢)、かやく(キャベツ)、ふりかけ(香辛料)/カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、かんすい、酒精、カロチノイド色素、乳化剤、香料、増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、炭酸マグネシウム、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・牛肉・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)
しょうゆよりも糖類が多い仕様になっています。
ほんと日本人って甘い食べ物が大好なようで、料理に砂糖(糖類)を入れないという選択肢はないようです。
糖類を入れるのはいいんですが、入れる量が多すぎるんです。大抵の料理にはたっぷりはいっています。 激辛系の料理にも砂糖や糖類がたっぷり入っていて、辛さよりも甘さが強い激辛料理とかもたまにありますからね。デザートかよ!みたいな。
韓国料理も甘辛なものはありますが、引くところはちゃんと引きますからね。
カロリーは514kcalです。 まあ、カップ焼きそばなので妥当なところです。
作り方。
添付の小袋は、ソース、ふりかけ、特製マヨの3袋です。
具はあらかじめ麺と一緒に入っていますが、キャベツのみです。
そして麺がかなり細いです。 博多とんこつラーメン並の細さです。この細さに意図や効果はあるのでしょうか?
湯戻し時間はスタンダードに3分です。
なぜ肉が入っていない!?
食べてみます。
まずは、とうがらしマヨやふりかけはかけずに食べてみます。
具がキャベツだけというのは寂しすぎる。 なぜ肉を入れないのでしょうか?
麻辣に注意をひきつけておいて、コスト削減をしようという魂胆か?
「ふりかけと特製マヨがあるからいいだろう」ってことなのでしょうか。
ソースではなく醤油風味です。 味は悪くないです。 そしてやはり甘みはちょっと強め。
でも嫌なほどの甘さではありません。
そして、何も入れない状態でも、すでに辛味はありました。
では、ふりかけと特製とうがらしマヨを入れてみます。
辛さは?
ふりかけは、唐辛子に花椒がブレンドされたものでした。 唐辛子と花椒以外のものは入っていなさそう。
激辛入門のペヤングの激辛焼そばには及びません。
激辛レベルではないものの、ちゃんと辛口です。
麻味(花椒の痺れ)は弱めではあるものの、食べ進むうちにじんわりと口の中が痺れてきます。花椒初心者というか麻辣初心者には絶妙の痺れかもしれません。 最初は痺れを感じないけど、途中からいつの間にか「あれ?口の中がちょっと痺れてる?」という感じです。
あと、とうがらしマヨの効果はいまいちわからず。 というか、マヨネーズ系の油脂類はカプサイシンの辛味を抑える性質を持っているので逆効果な気もします。 でもコクが足されておいしくなりました。
ちょっと甘さが気になるものの、万人受けするような味と麻辣具合に仕上がっていました。
『一平ちゃん”夜店の焼そば”』シリーズは、夜店ではまず絶対売ってないような味の焼そばを出してきますね。
実際に夜店の焼そばで麻辣味があるなら食べてみたいです。(笑)
ん? 麻辣味の焼きそば?
なんとなく心当たりがあったので、自分の過去のブログを検索してみたところ・・・・。
何だ!2年前に 一平ちゃんの”麻辣味”を出しているじゃないか。 しかも原材料もほとんど変わらず。
単なる”麻辣味”が”大魔神激辛マーラー味”に変身しても、辛さはほとんど変わっていないという・・・。
ちょっと”激辛”を謳うには弱すぎるんですよねぇ。
明星食品には本気の激辛を見せて欲しいところです。
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