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焱焱焱『火鍋粉』

火鍋粉 辛い食品の話題
辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。
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本場中国四川省重慶の火鍋麺

本場中国四川省重慶の火鍋麺を見つけたので買ってきました。

商品名は『火鍋粉』ですが、粉末状の火鍋の素とかではなく、ここで言う『粉』は『麺』を表しています。
中国では、小麦粉で作られた麺を”麺(面)”と言い、澱粉を原料に作られた麺は”粉”と言うのです。

この記事では『麺』と呼ぶことにします。

要は澱粉系の麺を使った火鍋麺というわけです。

パッケージ表面に書かれている “手工鮮粗粉 地道重慶味”というのは「手作りの新鮮な幅広麺 本場重慶の味」というような意味です。

パッケージ裏面には、商品についての解説があります。

翻訳すると「火鍋麺は重慶の有名な特産品で、麻辣で酸味があり、香りが強く、食べ飽きることがなく、手作りの新鮮な幅広麺、歯ごたえも良く、全国の人々に喜ばれています。」的なニュアンスかな?

ブランド名は『焱焱焱』

商品ブランド名は『焱焱焱®』です。 インパクトあります。

火が合計で9個ですよ!!!

“焱”は、”火”が3つ合わさった漢字。
こんな漢字あるんですね。燃えすぎでしょ!!

一応登録商標になっているようで『®』マークが付いています。

調べてみたところ、”焱”というのは中国語で “炎”や”火花”を意味する言葉で、特に男性の名前に用いることが多いらしいです。 ”焱”って名前、カッコいいな!
ちなみに、”焱”は中国語で “ヤン(yàn)”と発音するらしい。

「”炎”を意味するんだったら、普通に”火”が2つで”炎”のままでいいじゃん!」って思いますけどね(笑)
でも、激しく燃え上がる超絶な炎を表したいのかな?

と思ったら、火が4つの漢字『燚』もありました! (『燚』は、中国語では”イー(Yì)”と発音するらしい。)

なんでもあり、やりたい放題です。(笑)
さすがに火が5つの漢字はなさそうだけど、勝手に作っちゃえばこっちのものか? まあ使わないけど。

どこで買った? いくらだった?

横浜中華街の中国人向けの商店『僑豊物産』にて購入。  
ここのレシート、商品名出ないんですよ・・・ 
だから、いくらで買ったかわからない・・・。
しかも、店内の商品にも値段の表記があったりなかったりなのです・・・。
でも、いい加減なだけで、ぼったくったりはしないのでご安心を(笑)
値段も在日中国人向け価格なので安めです。
お客さんも基本的には中国人ばかり。中華街の中でも特に中国を体感できるお店です。
黙っているとレジで中国語で対応されますが、日本語はちゃんと通じます。
商品について日本語で尋ねると、親切に教えてくれます。


これがレシート。


↑”干貨”は乾物という意味なので、この3つのうちのどれかだと思うんですけど・・・。

なので、税込みで302円〜410円ということですね。

同じ商品は見つけられませんでしたが、同じような商品がネットで売られていました。

原材料やカロリー

本来、日本に輸入される食品には必ず日本語の原材料表記をしなくてはいけないのですが、この商品には日本語のラベルが貼られていないんです。

国内に流通している輸入食品は、必ず日本語の原材料表記がされています。ステッカーで貼られていたりと、何らかの手段で。
しかし、この商品は現地で売られているままのパッケージで、日本語表記がないんです。
ちゃんとした手段で輸入されたものではないのかな?
例えば、個人手荷物として持ち込まれたとか。それか、輸入者の怠慢で日本語表記ステッカーを貼ってないだけかもしれません。
まあ、最初から日本人に売るつもりはないものだと思われます。

ということで、原材料表記や作り方は全部中国語で書かれています。

漢字なので、なんとなく意味はわかる(?)と思いますが、せっかくなので原材料を日本語に翻訳してみましょう。

まずは、麺の原材料。

なぜか、麺の原材料が2通り書かれています。

何故?

もしかしたら、ロットによって麺を使い分けることがあるとかの理由で、両方表記しているのでしょうか?
それにしてはけっこう内容が違いますけど。

ちなみに、パックの中に入っていた麺の包装にも原材料が書かれていましたので、こちらを翻訳してみます。


麺の原材料は、

翻訳原材料:
さつまいもでんぷん、キャッサバでんぷん、飲用水、食塩、食品添加物(硫酸アンモニウムアルミニウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、クエン酸)

です。

単に『水』ではなく、わざわざ『飲用水』と書いてあるのが怖いですね。
中国では食品に飲用水以外の水を使うことがあるのだろうか?
ちなみに、もう一方の麺の原材料には『生活飲用水』との記載が・・・

『飲用水』と『生活飲用水』は、なにが違うんだっ???
なんか深い闇がありそうな・・・・。 考えるのはやめよう。
そんな事いちいち気にしていたら、中国食品は食べられない!(笑)

では、次は調味料(醤)の原材料を見てみましょう。

翻訳原材料:
牛脂、植物油、唐辛子、花椒、生姜、にんにく、豆板醤、豆鼓、食塩、白砂糖、グルタミン酸ナトリウム、酵母エキス、食品添加物(5'-リボヌクレオチド二ナトリウム、ソルビン酸カリウム)、香料

まあ、一般的な中国製の火鍋の素に使われている原材料です。添加物も含めて。

最後に、具(かやく)の原材料を見てみましょう。

翻訳原材料:
乾燥ネギ、胡麻、食塩、グルタミン酸ナトリウム

具は、ネギと胡麻のようです。味付けなのかな?

カロリーを見てみます。

一番上の麺はこのパッケージには入ってないので、計算には入れません。
でも、もう一方の麺のほうが今回のものよりもカロリーが半分くらいなんですね。

カロリーは製品全体ではなく、麺、調味料、具がそれぞれ別々に書かれていますので、合計してみます。

あと、中国では”キロカロリー(kcal)”ではなく”キロジュール(kj・千焦)”で表記するのが普通なので、換算しなくていけません。

麺は1451kjなので、347kcal
調味料は1837kjなので439kcal
具は297kjなので71kcal

合計すると、この商品のカロリーは857kcal でした。


げー、意外とハイカロリーだ。
まあ、牛脂とか植物油とかが使われているので、そんなものか・・・。

開封

パッケージ(外袋)の中にはこういうものが入っていました。

麺、乾燥具、調味料の3つです。

調味料は豆板醤のようなペースト状になっています。

油が白く固まっているのがちょっと恐ろしい・・・。

麺はこんな感じ。

繊維質のある平麺です。
色が良くないですが、漂白剤などを使って無理に白くしたりしているよりはマシかな。
きっと、これがナチュラルな色合いなのでしょう。

作り方

作り方は2通り書かれています。

麺を煮て調理する方法と、カップ麺のように麺をお湯で戻して食べる方法の2とおりです。


今回は麺をお湯で戻す方法で調理してみます。

麺同士がくっついているのでバラしてから丼に入れ、熱湯を注ぎ、2分間浸した後でお湯を切ります。

げー、なんか不味そう。 色が良くないよなぁ。 
無駄に漂白とかして白く見せる必要もないですが、これだと逆に「品質が劣化してるんじゃないか?」と思ってしまう。 


湯切りした麺に、調味料と乾燥具を入れます。


左側にかかっているのが調味料で、右側が乾燥具です。
乾燥具のネギの色も悪いなぁ。

90℃以上のお湯を約400ml注いで、蓋をして5分待ちます。(また待つのか)
意外と作るのに手間がかかる商品ですねー。

ちなみに、僕のラーメン丼(昔、ラーメンとん太で買ったやつ)では、400ccのお湯は入りませんでした。 400cc入れると溢れてしまう。 なので、300cc強のお湯を入れました。
味が濃くなってしまうかも?

5分経ったら、しっかりかき混ぜて出来上がり。
ネギの量が意外に多くてびっくりしました。

食べます!!

色が赤い。 おいしそう!!!

早速食べてみます。

麺は、見た目とは裏腹においしいです。つるつるモチモチで食感が面白い!!!

ほんとにつるつるです。

多めのネギと麺のおかげで、具がなくてもそれほど寂しい感じがしません。

スープの味は、特筆するような事もなく、普通に火鍋の味です。

甘さもなく、ご飯などもしっかり合います。

お湯を規定量よりも少なめに入れましたが、特に濃くは感じませんでした。

逆に、規定量入れてしまうと薄くなるのでは?と思ったくらいです。

なので、お湯は少なめに入れて、お好みの具を足して煮込んで食べるといい感じがしました。

入れる具は、肉類、ニラ、長ねぎ、じゃがいも、にんにく、きのこ類などなんでも良いと思います。

ただ、その場合は麺は後入れにしたほうがいいかもしれません。というのも、具が柔らかくなるまで煮込んだ場合に、麺が煮込み過ぎで柔らかくなりすぎる可能性もあります。

もしくは、別で調理をした具をトッピングするのも手かもしれません。

辛い?

さすがに麻辣がちゃんと利いていますし、麻辣バランスもなかなか良いです。

かといって、激辛ではなく、ちょっと辛いものが好きな人なら問題なく食べられるくらいのレベルです。

細かいことを気にしない人にはおすすめ


味は普通の中国の火鍋の味ではありますが、なんと言っても麺が特徴的です。
麺の色は「品質が劣化しているのか?」と思ってしまうような感じではありましたが、ギリギリではありますが賞味期限内でしたし、味にも全く問題なかったので、たぶん元々そのようなものなのかもしれません。

スープもおいしいのですが、塩分やカロリーを考えると、全部飲むのはちょっと躊躇します。しかし、ついつい飲んでしまう。要は”美味しい”んです。

具も自分で入れたほうが絶対良いですが、このまま食べてもなかなか満足できる商品です。

正規輸入品ではなさそうですし、中国製ということで敬遠する人もいるかもしれませんが、そういうのを気にせず、カロリーや塩分も気にしないという人にはおすすめです。(笑)
僕は、今度は具を入れてもう一度食べてみたいと思いました。

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