辛さ満足レベル:※レベル表記方法についてはこちらのページを。旨さ満足レベル:
激辛なカツ!?
“カツ”と言ってもトンカツとかではありません。
お菓子のカツです。
お菓子のカツと言えば、関東圏の人には『菓道のBig Katsu』⬇がお馴染みではないでしょうか?
僕にとっては菓道の『Big Katsu』は駄菓子の定番で、子供の頃からたまに食べてます。 価格も昔からずっと1個30円で、変わってない気がします。(最近は税込みで32円になるのかな?)
このお菓子の”カツ”ですが、僕は菓道の『Big Katsu』が元祖だと思ってたんですが、元祖は広島のメーカー”すぐる”の『ビッグカツ』⬇なんだそうです。
同じ名前ではありますが、アルファベットかカタカナかの違いがあります。 商標登録はされていないのかな?
Big Katsuのほうは、なぜか『BigKatsu BigKatsu』と連呼しています。(昔から気になっていました)
『BIGKATSU(菓道)』と『ビッグカツ(すぐる)』の両方を食べ比べたことがありますが、僕は『菓道のBigカツ』のほうが好きでした。子供の頃から食べ慣れているせいもあるからかもしれませんけどね。
でも、”すぐる”のほうは、さすが元祖なだけあってか『ハバネロ入りビッグカツ』『名古屋みそカツ』『ハムカツ』など、色々なバリエーションも出したりしているようです。
これが『すぐるのハバネロ入りビッグカツ』⬇
ハバネロ入りビッグカツは、現在は作られていなさそうです。
で、今回買ったのは、すぐるのカツでも菓道のカツでもありません。
おつまみメーカーとして有名なヤガイ(谷貝食品)が販売している『極辛カツ』です。
『激辛』ではなく、『極辛』です。
僕の中では、『激辛』というワードよりも『極辛』のワードのほうが辛いイメージがあります。”極まった”辛さですからね。
でも、以前にも似たようなものを食べたことがあるんです。
『激辛カツ DEVIL’S RED』です。⬇
パッケージ形状やパッケージデザイン、原材料シールの形や表記方法なども今回の『極辛カツ』と似ています。
原材料の内容は多少違いますし販売者も違いますが、同じところで製造している感じがあります。
『激辛カツ DEVIL’S RED』は、ヴィレッジ・ヴァンガードで買ったんだったかな?
『激辛カツ DEVIL’S RED』は、キャッチコピーで『この辛さ・・・悪魔級』と書かれていましたが、
今回買った『極辛カツ』のほうは、『この辛さ地獄級』と書かれています。
『悪魔』と『地獄』では、どちらが辛いのかは想像がつきませんが、やはり同じメーカーが作っていそうな感じです。
僕の経験から言うと、このようにリアルな炎が燃えまくってたり、リアルなドクロや悪魔のイラストが書かれている商品って、意外と辛さが弱いんです。パッケージで煽ってる感じですね。
ヤバいほどに辛い商品って、逆にパッケージがシンプルだったりすることが多いかもしれません。
どこで買った? いくらだった?
今回の『極辛カツ』は、MEGAドン・キホーテ港山下総本店(横浜)にて購入。
価格は税込みで214円でした。
原材料やカロリー
名称は『魚介加工品』になるんですね。
基本的には魚肉シートをパン粉をからめて揚げたあとに、濃厚ソースをかけたシンプルなものになります。
カロリーは、パン粉+揚げ物ということで、若干高めです。
この商品は45グラム入りなので、1製品あたりのカロリーは209kcalになります。
そう考えると、一袋食べてもおにぎり1個分くらいのカロリーということになりますね。
そんなハイカロリーでもないか・・・・。
パッケージ
パッケージには、『この辛さ地獄級』という文字の他に
『激辛挑戦者よ、喰らってみよ!』
という、辛さに自信満々のキャッチコピーが踊っています。
僕は、激辛チャレンジャーではありませんが、喰らってみる事にしましょう。
辛さに関する注意書きも目立つように書かれていますよ。
そして・・・・
ハバネロ粉末使用
『ハバネロ粉末使用』なんだそうです
ハバネロかぁ・・・・・ 僕はハバネロは風味があまり好きではないんです。
ハバネロは1994年に”世界一辛い唐辛子”としてギネス申請された唐辛子で、日本でも大ブームになったので認知度はかなり高いと思います。
今ではハバネロの何倍もの辛さの新種の唐辛子が出てきていて、ギネス記録もどんどん更新されていますが、ハバネロは未だに多くの食品で使用されています。 激辛マニアの人達の間ではもう忘れ去られかけている感じですけどね。
なぜハバネロがブームになったのか?
なぜここまでハバネロが浸透したのでしょうか?
おそらく、1994年まではハッキリした”世界一辛い唐辛子”というものがなかったものが、ハバネロがギネス申請された事により”世界一辛い唐辛子”が明確になり、それを打ち出した商品が多数出まわることによって激辛ブーム(第二次)が起こったのだと僕は考えています。
日本では、東ハトのスナック菓子『暴君ハバネロ』のおかげで一般浸透したのかもしれません。
暴君ハバネロシリーズは今でも人気商品です。全然辛くないですが、辛すぎないのも人気になった要因かもしれません。
そうなんです。ハバネロだからといって、必ずしも辛いわけではありません。
あくまでもギネスに申請されたのは”最高値”であり、すべてのハバネロが同じ辛さではありません。植物ですからね。同じハバネロでも色々な種類があり、ギネス申請されたものは『レッドサヴィナ種』というハバネロなんです。
そして、同じレッドサビナ種のハバネロでも、育った機構や土壌などによっても辛さは大きく左右されますし、さらには個体差もあります。 植物ですからね。
なので、ハバネロだからといってもギネスに申請された辛さ(スコヴィル数値 577,000SHU)ではないのです。
あとは使用量によっても辛さは大幅に変わりますので、ハバネロが使われているからといって必ずしも辛いとは限らないのです。
食べてみます。
大きさは一口サイズで食べやすいです。
クリスピーな食感で、サクサクしています。
厚さはそこそこありますが、ほとんどが衣だと言ってもよいでしょう。
衣の中身の”魚肉シート” はめちゃくちゃ薄いようで、使われていないも同然な感じです。
トンカツの衣だけを食べているようなものかもしれません。
空洞もあったりします。
「ハバネロ粉末使用」というだけあって、ちゃんとハバネロの風味があります。
食感や基本の味は悪くないのですが、ちょっとハバネロのクセが強めです。
「ハバネロの風味が大好き」という人にはたまらないかもしれませんが、僕のようにハバネロの風味があまり好きじゃない人にはちょっときついかもしれません。
まあ、ということは、ちゃんとハバネロ粉末をそこそこ使用しているということでもあります。
“ハバネロ使用”と謳われていても、ハバネロの香りもなければ辛くもない商品も多いですからね。(暴君ハバネロとか)
味だけで言えばノーマルのカツのほうが美味しいです。 Big Katsu最強。
でも、辛さ的には駄菓子のカツの中では最強かも?
以前食べた『激辛カツ DEVIL’S RED』よりも辛いと思います。
辛さは??
先日リニューアル発売されたジャパンフリトレー社の『激辛マニア (スナック菓子)』よりは若干辛いかもしれません。
激辛マニアは、辛さが弱くなったもんなぁ・・・・
『激辛挑戦者よ、喰らってみよ!』
ということですが、激辛好きな激辛挑戦者レベルの人には序の口の辛さです。
今まで激辛を経験したことのない人が挑戦するレベルの辛さだと思います。
食べた瞬間は辛味はほぼ感じられません。 しかし、しっかり噛んでいくと5秒後くらいに辛さがやってきます。
辛さにはムラがある感じですが、想像していたよりはしっかりした辛さがあります。
辛さに弱い人にはちょっときついかもしれませんが、自称「辛いもの好き」とか「辛いものが得意」という人には大丈夫でしょう。
激辛マニアな人達にとっては単なる日常だと思いますけどね。
身体に重篤な異常をきたすような危険なレベルの辛さではないので、パーティーなどでネタにして皆でワイワイ言いながら食べるようなお菓子ですね。
価格や味を考えると、常用食には向かないかもしれません。
菓道のBig Katsuに、自分の好きな辛味付けをして食べたほうが良いかも。
ということで、パーティーとかでネタとして盛り上がるには最適な商品だと思いますが、激辛マニアの集まるパーティーだと盛り下がってしまう可能性もあるのでご注意(笑)
そういえば、僕はトンカツとかも好きですが、トンカツを激辛にして食べることはないかもなぁ。
トンカツと言えば、激辛ではなかったですが、『伝説の激辛ソース 喝』⬇という中濃ソースはなかなかおいしかったです。トンカツにかけて食べました。
コメント