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アメリカのダイニングレストラン”TGIフライデーズ”のスナック菓子
“TGI FRIDAYS”は、50数年の歴史を誇るアメリカ発祥のダイニングレストランで、全世界に約1,000店舗をチェーン展開しています。日本では、あの居酒屋で有名なワタミグループが運営しています。
僕は、日本国内のお店しか利用したことがないですが、料理はなかなかのボリュームがあり味も美味しいですが、その分お値段も張ります。 ハンバーガーは一番安いものでも1,700円くらいです。
そのお店の名前を冠するスナック菓子が売られていたので買ってきました。
『TGI FRIDAYS CRUNCHY FRIES CORN SNACKS EXTREME HEAT』
日本名は、”TGIフライデーズ エクストラホットフライ”
です。
アメリカ製のスナック菓子です。(輸入物)
日本のTGIフライデーズのお店には、この商品に該当するような”CRUNCHY FRIES”というメニューはありません。 本国にはあるのかは不明です。
激辛大国アメリカ!
EXTREME HEAT “エクストリームヒート”という響きがとても刺激的です。
“超激辛” 的なニュアンスですかね。
日本のお菓子だったら、”どうせ大して辛くないだろう”なんて思うところですが、激辛大国アメリカの”EXTREME HEAT”なので、結構辛いかも?
そう、アメリカは密かに激辛大国なんです。
超激辛のホットソースが製造されていたり、ホットソース専門店があったり、ヤバい辛さのレベルのものも数多くあります。
日本でもお馴染みの、150数年の歴史を誇る “タバスコペッパーソース”も、アメリカのルイジアナ州で作られていますしね、激辛ソースとして日本でも一世を風靡した”デスソース”も、アメリカのニュージャージー州のブレア社のものです。
そして、日本でも流行している超激辛唐辛子”Carolina Reaper(キャロライナ・リーパー)”は、その名の通りアメリカのサウスキャロライナ州で”開発”された唐辛子だったりします。わざわざ唐辛子を交配させて、いかに辛い唐辛子を作るかを競っている人がいたりするんですよ。
アメリカは激辛大国なのです。
それなのに、アメリカには大して辛い料理もないし、アメリカ人は辛いものを食べるというイメージが全くないですよね。(アメリカ南部では比較的辛い料理を食べますが、激辛ではありません。)
でも、アメリカには日本人以上に激辛マニア(Heat Seekerと呼ばれる)がいるんです。
しかも、”唐辛子大食い大会”や”唐辛子早食い大会”とかが開催されてたりして、レベルが違います。
僕は、過去に何度も激辛で酷い目に遭っているので、そんな大会に出たくはないですね。
最近では、「米国心臓協会」から唐辛子を定期的に摂取することで、心血管疾患と癌死亡率の全体的なリスクが減少したとする研究結果が発表されたりしてます。激辛マニアには嬉しい発表ですが、これはあくまでも程よい量を摂取した場合であって、度がすぎると体に悪い影響を及ぼすのは明らかです。
バランス良い食事を心がけるのが一番ですね。
パッケージ
激辛系のお菓子には見えない、アメリカンなパッケージです。(まあ、アメリカ製なので)
“EXTREME HEAT”の文字の上に小さく炎のイラストが描かれているので、かろうじて辛いお菓子であるのが分かりますが、油断してしまうパッケージです。
辛い商品だと思わずに買ってしまう人もいるかもしれません。
“BAKED”と書かれているので、揚げ菓子ではなく、焼き菓子であるようです。
裏面には商品と店舗についての説明があります。
“TGI Fridays Extreme Heat Flavored Crunchy Fries set your taste buds ablaze with the sweet burn you crave!”
直訳的には「TGIフライデーのエクストリームヒート味のクランチーフライは、あなたの望む甘い炎であなたの味蕾を燃え上がらせます。」ですが、大意としては「心地よい辛さがあなた味覚のを満足させます。」みたいな感じでしょうかね・
なんにしても、あまり辛くなさそうな言い回しです。
どこで買った? いくらだった?
セブンイレブン横浜ハンマーヘッド店(神奈川県横浜市中区)にて購入。
価格は覚えていないんですが、かなり高かったことを覚えています。 買うのにちょっと躊躇しましたから。 500円以上はしました。 多分600円くらいだったのかな?
これを買った”セブンイレブン横浜ハンマーヘッド店”はマニアックな品揃えのお店なんです。普通のセブンイレブンでは取り扱っていないものが多数売られています。デスソースも売られてました。
何よりも圧巻なのはアルコールドリンクの取り扱い数です。
“セブンイレブンという名の酒屋”のような感じです。
そんな中で、このスナック菓子を見つけたのです。
おそらくオーナーさんが独自に仕入れているようで、普通のセブンイレブンでは売ってないかもしれません。
しかも、このお菓子はネットで検索しても出てこないんですよ。 日本国内だと他ではどこで買えるんだか・・・・。
検索しても、出てくるのは過去のパッケージのものばかり。
しかも、僕の過去のブログ(2016年の)までヒットした! 僕はこの商品のパッケージ違いのを過去に食べてたんですね。全く記憶にない!
こっちの方が今回のものよりも辛そうに見えるパッケージです。 でも、僕の感想では「あまり辛くなかった」と書かれています。 原材料も記録されていたので、今回のものと比べてみたらほぼ同じような原材料構成でした。ただし、原材料それぞれの含有量などは少し変わっているようです。
原材料やカロリーなど
コーンミールとじゃがいもをベースとした焼き菓子のようです。 植物油脂は焼いた後に吹き付けているのだと思われます。 せっかくノンフライなのに、わざわざ油を使うのは、やはり油は美味しいからです。 明治のお菓子”カール”も、ノンフライを謳っていましたが、あれも後から油を吹き付けていました。 ”ノンオイル”ではなく”ノンフライ”ですからね。
さすが、アメリカのスナック菓子なだけあって砂糖の使用量は控えめのようです。 これが日本のお菓子だと、おそらく味付け原材料の一番最初に糖類がくるでしょうね。(原材料は法律で使用量の多い順に記載しなければいけないことになっています。)
カロリーは120kcalと書かれているので「低いな」と思ったら、28グラム(1オンス)あたりのカロリーでした。商品の内容量は127.6グラムですからね。
素直に1製品(1袋)あたりのカロリーを表示すればいいのに。少しでも低カロリーに見せたいのでしょうか。
ということで、1袋あたりで計算すると547kcalということになります。
開封
内容量は127.6グラムなので、なかなか多めです。
合成着色料(赤色40号)を使用した、アメリカのスナック菓子にありがちな不自然な色合い!
チェダーチーズのオレンジ色を再現したいのか?それとも唐辛子の赤を再現したいのか?
でも、どちらともとれないような曖昧な色合いです。
食べてみます。
とうもろこしをメインに、じゃがいもをブレンドした生地です。
純粋なじゃがいもスティックのお菓子と比べて、あまり身が詰まっていないパフ状で、サクサクっとした食感です。
生地自体はあまり美味しいとはいえないかな。
サクサク感を出すためにじゃがいもよりもコーンを主原料としたのだと思いますが、コーンよりもじゃがいもの味が強めです。 でも、製品の形状からするとフレンチフライ(フライドポテト)
味付け自体は結構酸味があります。
この酸味はホエー(乳清)によるものかもしれません。チーズ味を再現しているのかな?
甘さがほとんどないので、お酒のおつまみにぴったりな感じです。
辛さは?
で、肝心の”辛さ”ですが・・・・・
全然辛くない!!!”暴君ハバネロ”や”カラムーチョ”よりも辛くないです。
ピリ辛レベルです。 ちょっと拍子抜け。
甘くなく、程よい塩味と酸味のチーズ風味のスナック菓子でした。
ステーキの付け合わせ(フレンチフライ代わり)や、お酒のおつまみに良いと思います。
僕はビールは飲みませんが、ビールに合うんじゃないかな? 勝手な想像。
以上、TGI FRIDAYS『CRUNCHY FRIES CORN SNACKS EXTREME HEAT FLAVORED』のレビューでした。
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