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タバスコスコーピオンソースを使ったペペロンチーノ
昨日の『超辛スコーピオンアラビアータ』に引き続き、今日は『超辛スコーピオンペペロンチーノ』を食べます。
ホットソース『スコーピオンソース』を原材料に使用したパスタソースです。
タバスコスコーピオンソースとは?
日本でもお馴染みのホットソース『タバスコペッパーソース(通称:タバスコ)』のシリーズで、ノーマルのタバスコソースの10倍辛いという商品です。
『スコーピオン』という激辛種の唐辛子を加えたホットソースです。
タバスコスコーピオンソースの詳細については、↓の記事をご覧ください。
エスビーは以前にも『超辛ペペロンチーノ』を出していました。以前は、イタリア産カラブリア唐辛子を使っていました。
今回のはカラブリア唐辛子は使われていないようで、代わりにスコーピオンソースを使用した新商品ということになります。
ところで、ペペロンチーノってなに?
ペペロンチーノ(Peperoncino)というのは、イタリア語で単に『唐辛子』という意味です。 日本だと”ペペロンチーノ”といえばパスタ料理のペペロンチーノを指しますが、イタリアのレストランで『ペペロンチーノください』と言ったら、お皿に唐辛子が盛られて出てくるかもしれませんよ(笑)
パスタ料理のペペロンチーノの正式名称は”spaghetti aglio olio e peperoncino(スパゲティ アーリオ オーリオ エ ペペロンチーノ)”です。
アーリオはニンニクの意味、オーリオは油の意味、ペペロンチーノは唐辛子の意味。
要は『唐辛子とにんにくとオイルを使ったスパゲティ料理』という事です。
味付け調味料は基本的には塩のみ。 ダシは、パスタ、ニンニク、唐辛子から出ます。
シンプルな原材料で、素材の風味を楽しむ料理なんです。だからこそ、それぞれの素材の質が重要になってきます。
なので、僕はスパゲティペペロンチーノにはホットソースは入れません。
上にも書いたように、スパゲティペペロンチーノの味付けは基本的には塩だけなので、酢やフルーツなどが入っているホットソースを入れてしまうと大幅に味が変わってしまうからです。ペペロンチーノは、 シンプルな素材のそれぞれの味を楽しみたい。
じゃあ、僕は普段は何をかけてるのか? それはもちろん”七海涼辛子”ですよ(笑)
世界各国からよりすぐった七種類の高級唐辛子を使った、”正真正銘の七味唐辛子”なんです。唐辛子の旨味が生きています。
唐辛子の旨味も相まってさらに美味しく仕上がります。どんな料理にも使えると言っても過言ではないです。
唐辛子マニアや激辛マニアな方を中心に売れているようですが、唐辛子に興味がなかった人もこれを使って辛いものにはまったりしています。
ちなみに、”七海涼辛子”という名前は、
7種類の唐辛子を使っているので、一味ではなく”七味”唐辛子。
7つの海(要は世界各国)から選りすぐった唐辛子を使っているので『七海』。
僕(藤崎涼)がプロデュースした唐辛子なので『涼辛子』というわけです。
あ、ちゃっかり宣伝してしまい、話が逸れてしまいました。
ということで、ホットソースの入ったスパゲティペペロンチーノは果たしてどんなお味なのか? 楽しみです。
どこで買った? いくらだった?
スーパーマーケット文化堂にて購入。
価格は税込みで235円でした。
一緒に買った『超辛スコーピオンアラビアータ』も同じ価格です。
原材料やカロリーをチェック
うーん・・・ メインに使われている油がコーン油なのか・・・・
僕的には、ペペロンチーノの油はオリーブオイル(エクストラヴァージン)のみを使って欲しいところです。
やはりここはコスト削減なのでしょうか?
一応、オリーブオイルも使われてはいるようですが、使用量は塩よりも少ないです。しかも普通のオリーブオイルを使っているんだと思われます。高級な『エクストラバージン』のオリーブオイルを使っているなら、セールスポイントになるので記載しないわけがないですからね。
化学調味料をはじめ、色々な添加物が入っているのもちょっと残念です。
リン酸塩や発色剤は、ベーコンに使われているものだと思われます。
具は、マッシュルームとベーコンが入っているようです。
値段が同じ『超辛アラビアータ』の方はダイストマトがゴロゴロ入っていたので、ペペロンチーノのほうも具を入れないと商品バランスがとれないからでしょうね。
意外とハイカロリー!
同シリーズの『超辛アラビアータ』よりもカロリーが高いのは意外です。 やはりコーン油が沢山使われているせいもあるのでしょうね。
このソースを作っているのは、エスビーではなくて『キサイフーズ』という会社が作っているようです。この会社はエスビーのカレーなども作っている会社ですが、エスビー食品のグループ会社とかではないようです。
そういえば、『超辛アラビアータ』のほうもエスビー ではなく『アーデン』という会社が作っていました。
エスビー食品は自社工場では作れないのでしょうかね? まあ、エスビー食品はいろんな食品を作っているので、自社工場だけでは間に合わないのでしょう。
作ってみます。
箱の中には、レトルトのパスタソースと、ふりかけの小袋が入っていました。
ふりかけの中身は、フライドガーリックとパセリのようです。
茹でたパスタにソースをかけます。
具は、マッシュルームとベーコンです。思っていたよりはちゃんと具が入っています。
スコーピオンソースが使われているだけあって、ソースには赤みがあります。
食べてみます。
トッピングは、パセリとフライドガーリックでした。なんと、具材としての唐辛子は入っていないのかー!
作り方には、「トッピングとソースはしっかり混ぜて」とありますので、しっかり混ぜてから食べます。
唐辛子の個体や破片が入っていないのもあって、ヴィジュアル(彩り)的には物足りなさがあります。なので、見た目はあまり美味しそうではないですが、具はそこそこ入っています。
思ってたよりはガーリックの風味がしっかりと効いています。
ソースには、ガーリックソテー、ローストガーリック、ガーリックペーストの3種類のガーリックが使われているうえに、トッピングにはフライドガーリックですからね。ガーリック三昧、いや、ガーリック四味です。
スコーピオンソース自体の味は、全然主張していませんが、辛味はしっかり感じられます。 いい感じの隠し味になっているんだと思います。
原材料表示によると、スコーピオンソース以外の辛味原料は使われていないようなので、この商品の辛さ(唐辛子)はスコーピオンソースに依存している模様。
シンプルな風味ではないものの、ちゃんとペペロンチーノ風味がしていて、おいしいです。
具も意外としっかり入っているのはポイント高いです。
自分で作るならまだしも、お金を出して買うペペロンチーノなので具くらいはしっかり入っていてほしいですからね。 ましてやソースだけで235円しますから。
見た目は味が薄そうですが、意外とソースの味は濃いので、パスタ100g以上(130gくらい?)使っても味は薄くならなさそうです。パスタは乾麺で100gが一人前の標準ですが、100gだと少ないという人も多いでしょう。 ちょっと多めに食べたい人は120〜130グラムくらいのパスタを使ってもいいと思います。
辛い?
しっかりした辛口だと思います。
しかし、”超辛”という表現はちょっと大袈裟な感じがします。
ただ、一般的な日本のレトルトカレーの辛口や大辛とかよりはしっかりとした辛さはあります。
ちゃんと辛いです。
まとめ
スパゲティペペロンチーノにホットソースという取り合わせは、意外と悪くなかったです。 味もおいしかったので、機会があればまた買いたいですが、この味なら自宅にある在露湯で自分でも簡単に作れそうなので、わざわざ買うほどでもないかなぁ。
だったら『超辛スコーピオンアラビアータ』の方がいいかな。
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