辛さ満足レベル:※レベル表記方法についてはこちらのページを。旨さ満足レベル:
激辛の殿堂!!!!
ドン・キホーテにて、激辛を前面に打ち出したカップ麺を発見。
商品名に“激辛の殿堂“と冠されています。
これは激辛に対する日清食品の自信の表れでしょうか?
『花椒と唐辛子で刺激ビリビリ!』とのこと。
辛さレベルは5段階中の”5”のMAXで、シビれレベルは5段階中の”2”となっています。
日清食品のカップ麺の辛さレベルで5段階中の”5”の商品はなかなかないかも?
意外に辛いんでしょうか? 期待します。
どこで買った? いくらだった?
ドン・キホーテ市原店(千葉県市原市)にて購入。
価格は、税込みで214円でした。
あれ?もしかしてこの商品って、ドン・キホーテ限定!?
ドン・キホーテのお店のキャッチコピーは『激安の殿堂』です。
そして、この商品のキャッチコピーは『激辛の殿堂』。
ドン・キホーテは、色々なメーカーとコラボしてオリジナル商品を作っているので、この商品もその一つかもしれません。
でも、ドン・キホーテのプライベートブランドである『情熱価格』シリーズではないようです。
ちなみに、僕はけっこうドンキホーテに行きます。
ついつい色々買ってしまいそうになりますが、ドン・キホーテで買い物をするときは見極めが必要です。 確かに激安な掘り出し物の商品も多いのですが、物によっては全く値引きのない定価売りの商品や、amazonやヨドバシカメラなどの送料無料の通販で買った方が安い商品もかなり混じっていますので、安く買い物をしたい人は、ちゃんと調べてから買った方が良いです。
原材料やカロリーは?
原材料表記が画像に収まりきれなかったので書き出します。
原材料:油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、たん白加水分解物、チキンエキス、香味調味料、香辛料)、スープ(糖類、香辛料(花椒、唐辛子、しょうが、胡椒、にんにく)、香味油、粉末しょうゆ、チキン調味料、食塩、植物油脂、豚脂、ポーク調味料、クリーミングパウダー、唐辛子みそ)、かやく(大豆たん白加工品、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸Ca、香辛料抽出物、増粘多糖類、かんすい、香料、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
むむむ。
スープの原材料で一番多いのが”糖類”です。
これはだいぶ甘そうです。
でも、香辛料(花椒、唐辛子、しょうが、胡椒、にんにく)がその次に来ているのはすごい。
豚油、ポーク調味料、などの豚系の調味料が入っていたり、なぜかクリーミングパウダーが使われていたり、あまり火鍋を目指していないような原材料が並んでいます。
かやくは、大豆たん白加工品とネギだけです。 あれ? つくねは?
パッケージには『つくね入り』と書かれていますけど?
“※”印が付いていて、別枠に小さく『つくねは大豆たん白を使用しています。』と表記がありました。
“つくね” と聞くと鶏肉や魚肉で作られているものを想像してしまいますが、この商品の”つくね”には鶏肉や魚は一切使用されておらず、大豆タンパク100%で作られている模様。
でも、”つくね”は、「つくねる=手で捏ねて形どる」という意味なので、大豆で作っても”つくね”と謳えるのです。 まあ、大豆100%なら、なかなかヘルシーです。
作ります。
蓋の上には『シビうま花椒ビリビリオイル』が添付されています。
開封。
麺と一緒に粉末スープと具が入っていますので、お湯をそそぐだけです。
具は、ネギとつくねのみ! ちょっと寂しいですが、つくねの量は意外と多めです。
つくねは11個入っていました。 ネギももっと入っていればいいのに!!!
湯戻し時間は5分と、ちょっと長めです。
特別太麺なわけでもないので、つくねがちゃんと戻るように少し長めの時間にしてあるのでしょうかね。
後入れのビリビリオイルは、蓋の上で温めておきます。
完成! 食べてみます。
スープの色合い的には全然火鍋感はありません。 ビリビリオイルを入れないと完成ではないのでしょう。
麺は、ちょっと平麺になっていて、カップ麺にしては太めの麺です。
まずはオイルを入れずに食べてみましたが、予想通りスープはかなり甘く、火鍋感は全然ありません。
本場の麻辣火鍋にも砂糖は使いますが、隠し味程度なので甘さは隠れます。しかし、この火鍋麺のスープはちょっと甘さが前面に出過ぎです。
火鍋は野菜や肉から出てくる自然な甘さで充分なのです。まあ、この商品は肉も野菜もほぼ入ってないので、糖類で甘さを出すしかないのでしょうけど、それでもちょっと甘すぎです。やはりここまで甘くしないと日本人は納得しないんでしょうかね。
で、何も入れずに食べると全然麻辣感もなく、醤油ラーメン的な味になっています。
ということで、”シビうま花椒ビリビリオイル”を投入。
一気に赤さが足されました。 花椒オイルは普通は透明色(少し黄色い)なのですが、このオイルは赤いので唐辛子も入っているようです。もしくは着色料も使われている?
一気に風味が変わりました!!!!
花椒の風味が強くなり、一気に火鍋感っぽくなってきました。
かといって、甘味も残っているので、甘さの上に麻辣が足された感じになります。
花椒以外の風味も感じられますが、何の香味だか香辛料かはわかりません。(僕はスパイス類には疎いので)
で、麻辣感は出てきたものの、やはり火鍋感が足りないです。これは熟成豆板醤が使われていないからかもしれません。
でも、
原材料にはニンニクも使われているようではありますが、もっとニンニクがしっかり利いていたら良いのに!
意外と辛い!
で、肝心の 麻辣に関しては、予想以上に辣味(唐辛子系の辛さ)が出ているのには驚きました。
辛さに弱い人には激辛レベルかもしれませんが、辛さに強い人には激辛ではないと思います。
とはいえ、予想以上に辛かったので少し驚きました。
同じ日清食品のカップ麺『蒙古タンメン中本 北極ラーメン』と同じくらいのレベルの辛さでしょうかね?
麻辣のバランスとしては、麻味(花椒のシビれ)よりも辣味(唐辛子系の辛さ)の方が強いです。
しかし、ちゃんと麻味も感じられ、麻辣バランス的には悪くない感じです。
これは確かに”麻辣”です。
ただ、麻辣に焦点を当てすぎたのか、火鍋のスープのコク深さがないというか・・・・
豆板醤は使われていませんが、”唐辛子みそ”というものが使われているので、それが豆板醤の代わりなのかもしれません。”唐辛子みそ”は、スープ減量中で一番使用量が少ないですけど。
豆板醤のコクが足りないのと糖類の甘さが強すぎるのが火鍋感が足りない原因かもしれません。
まあ、普通には美味しかったですが、一度食べれば充分だと思いました。
やはり本場の火鍋のような中毒感はないようで・・・・。
コメント