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聘珍樓『麻辣麻婆豆腐(麻婆豆腐の素)』

聘珍樓麻辣マボ豆腐の素 辛い食品の話題
辛さ満足レベル:
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横浜中華街の有名中華料理店『聘珍樓』の麻辣麻婆豆腐の素

横浜中華街の聘珍樓(へいちんろう)と言えば、中華街の老舗です。 
中華街の老舗どころか、日本で最も歴史のある(日本に現存する中華料理店では最古)の中華料理店とも言われています。
基本的には広東料理のお店で、横浜中華街以外にも支店があり、百貨店の食品売り場に売店があったりもします。肉まんや焼売などはスーパーにも売られたりしていますので、お店に行ったことがなくても、名前だけは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
あとはフカヒレでも有名だったかな? 

ギフト食品などの展開も積極的です。


そんな感じで、かなりの有名店ではあるのですが、なかなかの高級中華料理店なので、僕は本店には行ったことがありません。 まあ、広東料理やフカヒレにはあまり興味がないですし。

しかし、聘珍樓の麻婆豆腐の素は、以前にも食べたことがあります。

聘珍樓『聘珍茶寮 麻婆豆腐(豆腐とひき肉の煮込み)』 - ドラマー涼の激辛ブログ『Eat with fire!』
聘珍樓『聘珍茶寮素材が引き立つ麻婆豆腐(豆腐とひき肉の煮込み)中辛』辛さ満足レベル:☆☆旨さ満足レベル:☆☆☆+※レベル表記方法についてはこちらのページを。聘珍樓の麻婆豆腐の素『聘珍茶寮素材が引き立つ麻婆豆腐(豆腐とひき肉の煮込み)中辛』で...

今回のは、同じ聘珍樓でも『麻辣 麻婆豆腐』なので、多分別物だと思われるので購入してみました。

聘珍樓は1887年創業の横浜中華街の老舗中の老舗です。
広東料理店なので、基本的には麻婆豆腐も広東風です。

広東料理は麻辣とはあまり縁がないですが、今回聘珍樓は麻辣麻婆豆腐の素を商品化したのです。

パッケージに書かれている商品説明

『唐辛子と花椒の風味が広がる上品な辛味の麻婆豆腐』だということです。

“上品な辛味” って、どんな辛味でしょうか? あまり辛くないってことかな?

まあ、色々期待せずに食べてみる事にします。

どこで買った? いくらだった?

イオンスタイル有明店(東京都江東区)にて購入。
価格は、税込みで387円でした。
1箱で3〜4人前なので、お値段はちょっと高めです。さすが聘珍樓。

ちなみに、元祖陳麻婆豆腐の素は3〜4人前が3回分で5〜600円です。

原材料やカロリーなど

原材料的には全然四川風ではありません。 まあ、四川風とはどこにも書かれていませんし、聘珍樓は広東料理を基本としていますから、四川式麻婆豆腐ではないのです。

しかし、それでも全然麻婆豆腐っぽさがない原材料です。 
原材料だけを見たら、これが麻婆豆腐だとは微塵も思わない感じです。
醤油ベースで、トマトピューレが使われていたり、オイスター、かつお、ほたて、こんぶなどの魚介系エキスがふんだんに使われていたり・・・
糖類に関しては、甜麺醤(砂糖使用)、砂糖、砂糖・ぶどう糖果糖液糖、水あめという、「これでもか!」というくらいに甘そうな原材料のオンパレード。

ちなみに、これが以前食べた聘珍樓麻婆豆腐の素(ノーマル?)の原材料

麻辣麻婆豆腐の原材料とは全然違います。  同じお店の麻婆豆腐で、ここまで違うとは!

カロリーや食塩相当量はこんな感じ。

意外と低い! と思ったら、1人前あたりで換算しているんですね。
1製品を4人前としているわけです。
この商品は1製品110グラムなので、これ1製品あたりの栄養成分は、
この栄養成分を4倍したものとなります。
でも、実際はこれに油、豆腐、肉、白飯のカロリーが追加されることを忘れてはいけません笑

ちなみに、僕は、豆腐1丁で作る麻婆豆腐は1〜2人前と僕は思っています。
大盛りで食べたいなら1人前。 普通に食べたいなら2人前です。 

作ってみます。

箱の中はレトルトパックが入っています。 ちゃんとロゴ入りの白いレトルトパウチです。
さすが高級店。 こういうところも手を抜いてません。


用意するのは、豆腐1丁、豚ひき肉、長ねぎ、にんにくです。

豚ひき肉が指定されていますが、僕は基本的に豚ひき肉を買わない(牛ひき肉か牛豚合い挽きしか買わない)ので、牛豚合い挽き肉を使おうと思います。 
チンゲン菜などのを入れても美味しいと書かれています。もちろん合わなくはないと思いますが、僕は入れませんけどね。
麻婆豆腐は麻婆豆腐らしくストレートに食べたい。
とは言え、この麻婆豆腐の素は、原材料からすでに麻婆豆腐らしからぬ感じですけど。

作り方はこんな感じ。

ひき肉を炒め、さらににんにくのみじん切りを炒めたあとに麻婆豆腐の素を投入します。

麻婆豆腐の素(タレ)は、麻婆豆腐ではあまり馴染みのないスパイス?の香りがします。(花椒とかでもない)
かといって、中華街とかのお店に行けばよく漂っているような香り。 ただ、なんの匂いかはよくわかりません。

ちょこっと期待を込めて、ネギの代わりに貴重な”葉にんにく”を使いました。
ただ、葉にんにくって、不思議と日本式や広東式の麻婆豆腐には合わないんです。
今回のは「”麻辣麻婆豆腐”だし、もしかして合うかな?」と思って使ってみる事にしたのです。

油は少なめ、水分も少なめなので、煮込むというよりは炒める感じになります。

出来上がり!

醤油ベースで、豆板醤風味はほとんどなく、ちょっと不思議な味。

今まで食べた麻婆豆腐にはないような、ちょっと独創的な味。
複雑で奥深い感じがします。  

見た目は麻婆豆腐なんですが、目を閉じて食べたら麻婆豆腐とは思わないかも?

これはこれで美味しいと思います。 

だけど、かなり甘い! まあ、糖類をふんだんに使ってるからな・・・。

醤油系なのでしょっぱさもあるのですが、甘さも強いので白飯はあまり欲さない感じ。いかにも日本人好みの味わいかもしれません。

そして、残念ながら葉にんにくは合いませんでした。 指定通りにネギにすればよかった・・・・。

辛い?

辛いも何も・・・・ これ、全然麻辣じゃないんですけど・・・・

キャッチコピーには『唐辛子と花椒の風味が広がる上品な辛味』と書かれていましたが…

いや、辛さがまったくないわけではありません。もしかして、辛味が弱いことを「上品な辛さ」と言っているのかもしれません! きっとそうです。

でも、ピリ辛レベルで弱いし、花椒の麻味もほぼ感じられません。 花椒の香りもほとんど感じられないかも。 一応、花椒油も使われて入るようですけど。

麻辣を期待して買ったら裏切られます。

かと言って、花椒や唐辛子を追加しても、基本の味が甘いのであまり効果的ではありません。

ということで、

横浜中華街の老舗高級中華料理店の”麻辣麻婆豆腐の素”

麻辣ではなかったですが、独創的なレシピの麻婆豆腐でした。

甘さが抑えられていたら良かったのですが・・・。

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