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本格インドカレーの気配
エスビー食品のレトルトカレー『噂の名店』シリーズの新商品が出てたので買ってみました。
東京の麹町にあるAJANTA(アジャンタ)という南インド料理専門店のレトルトカレーです。
僕はお店の名前はこのレトルトカレーで初めて知りましたし、実店舗ももちろん行ったことはありません。
お店のロゴには、『Indian Spice Magic』と冠されている(しかも商標登録されている!)ので、かなりスパイスに拘ったお店だと予想されます。
僕はレトルトカレーをよく食べるのですが、基本的には”中辛”以下はブログに残しません。
今回のレトルトカレーは1箱に2パック入りで、どちらもエスビー食品の辛味基準で『HOT』と『5』となっていたのでブログに残しておこうと思いました。
箱の中には2つのレトルトパックが入っています。
『愛好家が認める、秘伝スパイスの鮮烈な味わい 看板チキンカレー』
『伝統が生んだ、ひよこ豆と大根のふくよかな旨味 ダルマサラ』
の2種類です。
2パック入っているからと言っても量が多いというわけではなく、2袋合わせて200グラムなので、通常のレトルトカレーの一人前の量となっています。
原材料やカロリーをチェック
おお! 意外と自然な原材料。
そして化学調味料不使用です。
しかもチキンカレーの方は砂糖も不使用。さらに塩の使用量も控えめ。
ダルマサラの方には砂糖が使われていますが、それでも表記は一番下の方になっていますので、隠し味程度になっている物だと思われます。
素材の味を引き出そうとしている感じが、原材料から読み取れます。
とうとうエスビー食品も脱化学調味料を始めたのかと思いましたが、同時に購入したこのシリーズの他のカレーには普通に化学調味料が使われていましたので、この商品のこだわりかもしれません。(お店側の要望?)
化学調味料まみれの僕ですし、化学調味料が悪だとも思ってはいませんが、化学調味料(酵母エキスなども)を使ってない商品って、拘ってる商品が多いですし、化学調味料に頼っていないからこそ素材の旨味をしっかり引き出せてたりするので、美味しいのです。
化学調味料(旨味調味料)に頼らずとも美味しさを引き出せてこそ本物だと思います。
化学調味料は使われていないに越したことはないと思っています。
まあ、入っていないものを探す方が大変ですしね。
カロリーは、これ一箱分(レトルト2パック合わせて)273kcalです。
意外と高めです。 油もそれほど入っていないし、もっと低そうなイメージはありますが、ココナッツミルクや豆などが入っているからでしょう。
手元にあった200gの欧風カレーのレトルトのカロリーを見てみたら、
資生堂パーラーの欧風辛口ビーフカレーが253kcal
ローソンのレトルト辛口ビーフカレーが165kcal
でした。
欧風ビーフカレーよりもカロリー高いなんて意外でした。
どこで買った? 幾らだった?
マルエツお台場店(東京)にて購入。
税込みで430円です。
エスビーのレトルトカレーにしては高い部類です。
お店へのライセンス料やマージンが含まれているからだとは思いますけど。
通販でも売られています↓
食べてみます。
盛り付け例にならって、ご飯を境に両側にルウを盛り付けます。
左側の豆がごろごろ入っている方がダルマサラです。
ダルマサラの方が量が少ないです。ちょっと物足りないくらいの量。
両方同じくらいの量が入っていて欲しかったなぁ。
まあ、トータルしたら200グラムなので普通の量なんですけどね。
ご飯は国産のインディカ米を使ってみました。
インディカ米は独特な香りがあるので、欧風カレーなどにはあまり合わない感じですが、インドカレーには合うのです。
まずはチキンカレーを食べてみます・・・・
ルウに小麦は使われていないのでサラサラしています。増粘剤(加工デンプン)は使われていますけど。
さすがココナッツミルクベースなだけあって、ココナッツミルクの風味があります。
しかし、スパイスがしっかり効いていますので、ココナツの風味(クセ)をうまく中和している感じがあります。
僕はココナッツミルクはそれほど好きではないのですが、これなら全然問題ない!!
嫌な甘さもなく、さっぱりしてて美味しいです。
ニンニクが結構効いているのも良い!
次にダルマサラを・・・
ダルマサラは、一般的なカレーのルウのような感じではなく、具がメインのような感じになっています。
意外と甘いです。でも、砂糖の甘さではなく、豆などの甘さです。
嫌な甘さではありません。
ジャガイモが入っているなぁ、と思って食べてたら、実は大根なんですね。
ヘルシーだなぁ。
これまた大根がよく合う。 そして大根くささもないです。
実は僕は大根はそれほど好きではないんです。特におろし大根が苦手です。だけど、タクアンや韓国のナムルの大根は好きなんです。
このカレーの大根も問題ない。 おそらく大根特有の風味が消えてるからだと思います。
最後は2種類のルウを混ぜて食べます。
この二つ、混ぜて美味しくないわけがない!!!
ちらほらとスパイスの粒も見受けられます。クミンシードくらいしかわかりませんけど。
辛い?
ちゃんと辛味はあります。 そして、表記の通りにダルマサラカレーよりもチキンカレーの方が辛いです。
チキンカレーの方は、エスビー基準の5段階基準を上回る『HOT』となっていますからね。
しかし、個人的には”カレーは最低でもこれくらいの辛さであって欲しい”というレベルではありますが、辛さに弱い人にはちょっと辛めなのかもしれません。
しかし、唐辛子の辛さというよりは、スパイス全体の刺激が効いている感じなので、痛い辛さではないはず。
辛さ以上に美味しさが引き立っていますので、辛いのが苦手な人も、構えずに食べてみるのがいいかと思います。
ダルマサラの方の辛さは、エスビー基準の『5』ということですが、豆などの甘みのおかげもあってか、辛味はかなり弱いように感じられます。明らかにチキンカレーの方が辛いです。
このカレーはなかなか気に入りました。
さすがエスビーだなと思いました。
機会があれば実店舗にも行ってみたいです。(並ぶ店だったら嫌だけど。)
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