メール(Eメール)って、あまり使わなくなりましたよね。
と言いつつ、僕はいまだにメアドは沢山持っていますけどね。
僕の捨てメールアドレスには沢山のクソメールが届きます。 所謂スパムってやつですね。
詐欺メールが多いです。
これ、全部詐欺メールです↓
ほぼ中国からで、毎日10通は届くかな。 中国からとは言っても、中国語で届くわけではなく、怪しい日本語で届くわけですよ。 もちろん差出人は偽装されていて、僕とは取引のない銀行やクレジットカード会社などを名乗って送ってきます。 ずっと東京に住んでる僕が西日本シティ銀行とか広島銀行の口座とか持ってるわけないだろ!
ちなみに、どういう企業(サービス)のメールを詐称して届くのか?
ここ1年で送られてきたクソメールの差出人名をこの記事の一番下に書き出してみました。
迷惑メールが届く先は、僕のメインアドレスではなく捨てアドレスなので、そもそも大切なお知らせは届かないのです。だから騙しようがない。 しかし、僕のメアドはどこで漏れたんだか・・・・。
メアドは、一度漏れると詐欺師どもが共有しているリストに載るようです。
詐欺メールのほとんどは、よく読むと文面的に怪しい日本語が使われています。日本の大会社がこんな日本語のメールなんか送るわけないだろというほどにひどい内容のものが多いです。
要は中国人がやってることが多いわけです。
こんなので引っかかる奴なんかいるのか? と思いますが・・・ いるんですよね。
騙される人がいるから調子に乗って送ってくるんです。 下手な鉄砲数撃ちゃ当たるってやつですね。
今回届いたのは、ヤマト運輸の名を語ったクソメールでしたが、他のクソメールと違って比較的まともな日本語でした。でも、読むとやっぱり日本語の使い方が不自然なところがあります。 まあ、僕も日本語の文章ヘタクソなので偉そうなことは言えませんが・・・。
内容はこんな感じ↓
お荷物お届け予定のお知らせ xxx@xxxxx.xx様 ヤマト運輸をご利用いただきありがとうございます。 重要なお荷物が届きましたが、荷物に不備があり、受取人と連絡が取れませんでした。お客様がこの荷物の受取人であるかどうかを確認したく、ご連絡させていただきました。そのためにアプリを更新して受け取り情報を確認ください。お手数ですが、以下のリンクをクリックして、アカウント情報の再確認手続きをお願い申し上げます。 お客様にはご不便、ご心配をおかけして申し訳ございませんでした。ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。48時間以内に確認が取れない場合、お荷物は返却されますのでご注意ください。 |
まず、タイトルが「お荷物お届け予定のお知らせ」となっているのに、内容が全然お届け予定のお知らせになっていない!
「重要なお荷物が届きましたが」と書いてあるが、なんで重要だってわかる?お前、勝手に中身見たのかよ!!!
「受取人と連絡が取れませんでした。」 って、受取人は俺なんだろ? しっかりメールで連絡してきてるじゃねーかよ!!てか、お前んとこは配達するのにいちいち荷受人と連絡とってるのかよ? 黙って指定された住所に届けろや!
「アプリを更新して受け取り情報を確認ください。」って、何のアプリだよ! お前、メール送ってきてんだから情報はここに書けや! 何の為にメールしてきてんだよ!
「アカウント情報の再確認」って・・・・ 俺はヤマト運輸にアカウント持ってねーし!
「お客様にはご不便、ご心配をおかけして申し訳ございませんでした。」って、何も不便じゃねーし、何の心配もしてねーし!
「ゴミメールを送ってしまいご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。」だろが! 手をついて頭を地面に擦り付けて謝りやがれ!そしてそのまま大地の肥やしとなれやこのクズゴミ野郎!!
と、ついつい言葉遣いも荒くなってしまうほど怒ってますが、人を陥れたりする奴は大嫌いなんです。最低。
そして、コピペでは省略していますが、実際のメールには中国の偽装サイトに飛ばされるリンクがあるのです。 このリンクが肝なのです。 絶対にクリックしてはいけません。
リンクのアドレスはちょっとだけ巧妙になっていて、こんな感じになっています。
↓
kuronekoyamato.co.jp.login.chaichao.cn/ (頭のhttp://は省略しています。)
これ、URLだけを見ると一瞬本物のクロネコヤマトのアドレスと勘違いする人もいるかもしれません。 でもスラッシュ( / )ではなく、ドット( . )で区切られているのがミソです。
本物のクロネコヤマトのアドレスだとしたら、「co.jp」の後はドットではなくスラッシュで区切られるのです。このように↓
business.kuronekoyamato.co.jp/login/
なので、ネットに詳しい人なら、このURLは “chaichao.cn”で、中国のドメイン名だというのがわかるんですけどね。
ちなみに、”chaichao.cn” をグーグル検索するだけで、ブラウザ(Chrome)が真っ赤な画面で全力で警告してきます。
Googleさんにはお見通しなのです。
もちろん、当のヤマト運輸でも把握していて、注意喚起しています↓
で、仮にGoogleさんやセキュリティソフトに気づかれずにうっかりアクセスしてしまったらどうなるのか?
そこには本物そっくりのウェブサイトのログイン画面が用意されています。
これはどの詐欺メールでも基本なので、絶対にメール内のリンクはクリックしないように!
で、もし貴方が仮にその企業と実際に取り引きがあり、IDやパスワードを持っていたとしたら・・・・
そこに入力してしまったが最後。 詐欺師にIDとパスワードを教えてしまうことになるんです。
こんなことになります↓
さらに、貴方がそのIDやパスワードを色々なWEBサービスで使いまわしていたとしたら・・・
その知られてしまったIDやパスワードで片っ端から色々なWEBサービスにアタックを仕掛けられてしまうのです。
とにかく、メールやSMSで届いたメッセージのリンクを直接開くことはしてはいけません。
仮に取引のある銀行や企業からのものだとしてもです。大抵は差出人名も偽装されていますから。
取引がある企業や銀行などのウェブサイトは、あらかじめブックマークをしておいて、必ずそこからログインするようにしてください。
WEB検索結果からのアクセスも危険です。そこにも偽装サイトが紛れていたりします。
WEBサービスを使っている人は、必ず公式アプリやブックマークからアクセスしましょう。
2段階認証や指紋認証ができる人は、面倒でも設定しておいたほうが身のためです。
僕も両親には口を酸っぱくして言っています。
ちなみに、どういう企業(サービス)のメールを詐称して届くのか?
送信者名に記載されていた名称をそのまま以下に書き出してみました。ここ1年くらいのを遡って集めてみました。当然ですが、全て差出人詐称なので、実在する企業やサービスとは全く関係ありません。
amazon系、多いねぇ。差出人名に件名が書かれているアホなメールはほぼAmazon系です。
下に()で括ってるのは僕のコメントです。
詐欺メール 送信者名リスト
- Amazon
- A mazon
- Amazon 事務局
- アマゾン
- Amazon.co.jp
- Amazon Prime
- 【アマゾン株式会社】
(↑アマゾンは株式会社じゃねーし) - Amazonから情報を更新してください
(↑差出人名に件名を入れんなよ!) - 会員資格は取り消されま
(↑お前は関西人かよ、というか差出人名にタイトル入れんなよ) - アラート:確認が必要なアカウントへ最近の変更
(↑差出人名に長い件名を入れんなよ、そして日本語勉強してから送ってこいや、ゴミが) - から情報を更新してください
(↑何が言いたいんだ、カスが!) - 今すぐ情報を更新する
(↑勝手に更新してろよカス) - 金融規制により
(↑いい加減にしろよ、ゴミ野郎) - 再ログインください
(↑あげねーよ) - gkkky@service.vvkonl.cn
(↑中国丸出しのアドレス表示させて。やる気あるのか?) - ihenwmqms@service.k6777j.cn
(↑これも) - 三越伊勢丹WEB会員停止のお知らせ
(↑だから差出人名に件名を入れんなって言ってんだろ!) - SBJ銀行会員資格は取り消されます
(↑だから差出人名に件名入れんなよ、メールの使い方から勉強しろやクズが!) - auじぶん銀行
- アプラスカード
- aeoncard
- AEON
- auじぶん銀行
- auto
- アプラスカードWEB事務局
- アメリカンエキスプレス
- American Express
- global.mynavi.jp
- Miカード
- lifecard
- 〔NHK放送受信料〕
- イオン株式会社
- イオン銀行
- イオンクレジットサービス株式会社
- えきねっとサポートセンター
- えきねっと
- エポスカード
- 株式会社エポスカード
- eposcard
- cedynacard
- JCB Webmaster
- MyJCB
- ジャックスカード
- 株式会社ジャックスカード
- ファミマTカード
- ビューカードセンター
- VIEW’s NET
- VIEW
- 楽天
- 楽天銀行株式会社
- 楽天カード株式会社
- Rakuten 楽天銀行
- Rakuten
- 横浜銀行
- 秋田銀行
- 株式会社秋田銀行
- 静岡銀行
- 十八親和銀行
- 大分銀行ポータル
- 株式会社みなと銀行
- 神奈川銀行
- SBJ銀行
- <PayPay銀行>
- PayPay
- My TS3
- TS CUBIC CARD
- トヨタファイナンス株式会社
- ETC利用照会サービス
- ETC利用照会サービ(←途中で切れてる)
- ETC利用照会サービス事務局
- ETCマイレージサービス事務局
- 【ETC】緊急通知
- etc-meisai
- Etc-jp
- PostePay
- ヨドバシドットコム
- ビックカメラ.com
- 西日本シティ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三菱UFJ信託銀行
- 株式会社 三 井 住 友 銀 行
- 三井住友カード
- 三井住友信託銀行
- 三井住友信託
- みずほ銀行
- りそな銀行
- 株式会社NTTドコモ
- dカード
- UCカード
- ヤマト運輸
- 株式会社ビューカード
- 株式会社UCS
- S.M.B.C.
- e-orico@mail110.phy.lolipop.jp
- usps
そんなマイナーなものまで偽装するのかよ!ってのもありますが、これだけあれば一つくらいは使っているサービスはありませんか? 僕も、実際に使っているサービスはいくつかありますから。
メールの内容も公開したいですが、全て公開するとキリがないので、差出人だけ羅列してみました。
内容的には、「こんなんで騙される奴いるのか?」と思うものから、「こりゃ騙される奴がいるかもな」という精巧なものまで色々あります。 でも、これだけ嬉々として何通も送りつけてくるのは、それだけ騙される人が実際にいるということです。
少しでも被害がなくなりますように。
そしてこんなくだらないことやってるクズなクソ野郎どもが死に絶えますように!
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