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サイトのクチコミや評価は気にする?(他人の評価は当てにならない)

日記や雑感

記事内容とは関係ないですが、この記事のアイキャッチ画像は僕が昔書いたイラストなんですが・・・・
ラーメンじゃないですよ。ドラム(スネアドラムをスティックで叩いている)なんです。
なんと絵心のない!

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肩書き、学歴、ランキング、芸能人、ブランド等に弱い日本人

飲食店や食品のレーティング(格付けや評価点)やクチコミなどを気にした事はありますか?

例えば、

“ミシュラン〇つ星の人気店!”
“食べログ百名店”
“モンドセレクション金賞受賞!”
“唐揚げグランプリ金賞受賞!”
”芸能人〇〇が絶賛!”
“〇〇テレビで紹介!”


色々ありますが、これらの謳い文句に惹かれる人も多いと思います。

でも、いくら有名人が絶賛したからって、自分の口に合うとは限らないのです。
タレントさんが、ちょっと苦手な食べ物を食べて「美味しい!」と言わざるを得ないことだってあるんです。
テレビで紹介するお店や商品には色々な事情も絡んだりする事もありますからね。

僕もグルメ番組などでお店を選ぶのはとても苦労します。候補を出すのは僕なんですけど、お店と撮影日時都合が合わなかったり、取材拒否だったり、僕の個人の好みで選ぶので似たような内容のお店に偏ったりとか。でも、番組としてはバラエティに富んで欲しいわけですよ。そんな事もあり、一番推したかったお店が紹介できなかったなんてことはよくあります。

そんな感じなので、テレビで紹介されたからって飛びつくのはどうかなとは思うんです。でも、テレビで紹介されなかったら知ることもなかったかもしれませんし、自分の口に合うかどうかは一ぢ食べてみないとわかりませんからね。

僕は、ネットの情報は店舗の営業時間、駐車場の有無、メニュー、料理写真(食べた人が投稿したものに限る)などは参考にはするものの、レーティングはほぼ気にしていません。
味については人の好みは千差万別十人十色ですし、レーティングも当てにはならないと思っています。
さらには不正なレーティングやサクラなどもあると思いますし。

こんな面白い事例もあります。↓

ソムリエに「最もまずい」と評価された400円の激安ワインが国際コンクールで金賞を受賞してしまう
「○○コンクールで金賞」といった情報はワインなどの商品を選択する際に重要なポイントです。しかし、ベルギーの公共放送局「RTBF」が「有名ソムリエに最悪と評価された激安ワイン」のラベルを貼り替えて国際コンクールに出品する実験を行った結果、高評...


Google Mapsの店舗レーティング

食べログよりは信頼性があるといわれていたGoogle Mapsの店舗レーティングも、あの”ビッグモーター”騒動で信頼が揺らぎつつあります。
ビッグモーターのGoogle Mapsの店舗レーティングは、従業員がサクラになって大量投稿するのは当たり前(上部からの指示?)で、お客さんに5つ星を要求したりとかも普通にあったそうです。ひどい時は従業員が目の前でお客さんに評価コメントを書かせ、突然横から勝手に5つ星を押したという事もあったらしいです。
その結果か、例えばビッグモーター桜島店では、鹿児島の有名観光地である桜島よりクチコミの件数が多く、評価点数も同じ”4.5″というすごいことになっています。(2023.8.24現在)

鹿児島の県庁所在地とは言え、地方の中古車屋がこのクチコミ件数を獲得するのは尋常じゃないと思います。しかも高評価。 鹿児島の人はほとんどがビッグモーターで車を買っていたのかな?
東京都心にある自動車正規ディーラーでもクチコミ件数は大抵は100件もいかないし、評価点も4以下の事が多いです。
ちなみに、ビッグモーターの全国のどの店舗を見てもクチコミ件数が人気ラーメン店ごとく異常に多く、しかも高評価になっています。問題が表に出てからは点数も下がりつつはあるようですけどね。
ビッグモーターの場合、他のいろいろな不正が露呈したからこそこういう事もバレてしまいましたが、それまではこの高評価を見て「ビッグモーターにお願いしてみよう!」と思う人も多かったと思うんですよ。 まあ、結構露骨なので勘の良い人ははすぐに察していたと思いますけどね。
Googleは誰でもすぐに匿名でアカウントが作れますし、評価もコメント投稿もできます。 なので5つ星をつけていてさらに今まで書いたコメントが1〜2件の人はサクラの疑いがあるというわけです。特にコメント付きの高評価をしていて、それ以降は動いていない人は怪しいです。(評価をつけるためだけのアカウントを作った可能性がある。)
ジャンル問わずにいろいろなお店を何百件も評価やコメントしている人の方がまだ信頼性があります。(中にはそれをビジネス(口コミ代行)としている人もいるらしいので一概には言えませんが)

そんな感じで、飲食店でもサクラ行為を行っているお店はあると考えた方がいいかもしれません。 
一応Googleではサクラ投稿は監視しているらしいですが、ビッグモーターの口コミ状況を見ていると、本当に監視しているのか?と疑わしくなります。 
サクラ行為はGoogleのポリシーに反するので、バレた場合は削除やアカウント停止になるようです。Googleは基本的に位置情報を把握していますので、行ったこともない店にいきなり星1つを付けたりしたらバレます。でも自動で監視しているわけではなく、通報などによってその都度調査しているのかもしれませんけどね。

僕も一応、信頼できそうな人が投稿したコメントは読んだりもしますが、結局、最終的には味の好みは千差万別十人十色ですから、あくまでも参考程度です。
例えば、生キュウリを美味しい美味しいと食べる人がいるのに、僕は吐きそうになります。それくらい味の好みは違うわけです。他人の味の評価はあまりあてになりません。
Google Mapsのコメントを参考にする場合は、色々なジャンルのお店を何軒も評価していて、また長文で詳しく書かれている人を信用した方が良いかもしれません。
星の数はあまり当てにはなりません。「お店に入るのに1時間も並んで疲れたから星の数を減らした」とかいう勝手な人もいますからね。

料理の味の好みは千差万別十人十色ですが、人の価値観や感じ方なども十人十色ですからね。
他人はあまり当てにならない! 

食べログ百名店!

大手グルメサイトである”食べログ”は、以前に評価方法が不透明だという事で話題になりました。
“有料会員の店舗の評価点を操作しているのではないか”という噂もあったりしました。
今ではどうなっているのかはわかりませんが、僕はもともと食べログの評価点も当てにしていません。
以前は「食べログ3.5店以上のお店は美味しい」などという巷の基準もありましたね。
でも、評価点って不公平なんですよ。人口の多い地域ほど口コミ件数や評価をする人は多くなりますので有利になるんです。でも、人口の少ない田舎にある評価点の低いお店や口コミの少ないお店にだって美味しい料理を出す店は沢山あります。 
僕の経験では食べログの評価と自分の味の評価は全く比例しないです。あくまでも味の好みは人それぞれなのでしょうがないんですよ。当たり前ですけどね!
僕がいくら超霜降りの牛肉や油たっぷりの麻婆豆腐を「めちゃくちゃ美味しかった!」と思っても「あんな脂っこいもの食えたものじゃない!」という人だって沢山いるわけです。

まあ、食べログの評価点については置いといて・・・・

「食べログ百名店」というのには、ちょっとカラクリがあったりします。

⬇︎これは、とあるレトルトカレーのパッケージに書かれてあったものです。

「食べログ百名店」と聞くと、日本全国にある全ての飲食店の中から選ばれた100のお店と思う人も多いかもしれません。この商品に関しては「日本全国のカレー店の中から選ばれた100店」の中の1店舗と思う人もいるかもしれません。

しかし、実は細かく部門が分かれているんです。

このお店に関しては「2022年西日本アジアエスニック部門の100名店選出店」ということになります。意外と絞られた範囲です。
選出方法は『食べログユーザーから高い評価(食べログの点数)を得た上位100店舗』だそうです。尚、ランク付けはしていない模様。

なので『食べログ百名店』というのは、全国の全ての飲食店の中からの100店舗ではないのです。
でも、よく見ると端っこの方に小さく説明が書いてありますけどね。

ちなみに、食べログでは全国全ての飲食店の中の総合ランキング(全国・総合)もちゃんと発表されているんですよ!
こんな感じ↓

人気のグルメ ランキングTOP20 | 食べログ
全国にあるお店の中から、食べログユーザーおすすめの人気ランキングTOP20を発表!(2024年4月1日時点のランキングを表示中)グルメ ランキングは毎月更新!日本最大級のグルメサイト「食べログ」では、ユーザーの口コミ・評価から独自に算出した...

上位20位までのお店・・・・ どのお店も予算が一人あたり4万円以上のお店ばかり!(執筆時) 
高いお店になると 〜10万円!

値段が高いお店は評価も高い。 

というか、そんな高いお金出すんだから美味しいに決まってるでしょ。もしくは”美味しいんだ!”と自分に言い聞かせるかも(笑)

モンドセレクション金賞!

「モンドセレクション」ってご存知でしょうか?
日本国内では「モンドセレクション金賞受賞」と誇らしげにパッケージに書いてある食品をよく見かけると思います。
「モンドセレクション」はベルギーの民間企業が行っている商品の評価付け(食品だけでなく、化粧品部門もあるらしい)です。
出品者はモンドセレクションの事務局にお金を支払って商品を評価してもらうのですが、出品物の約90%がなんらかの賞を受賞し、そのうちの70パーセント近くが金賞以上(金賞と最高金賞)を受賞しているとの事。しかも、面白いことに出品のほとんどが日本からのようです。(詳細は非公開ではあるが、約8割がアジアからの出品らしい。)
要は、よっぽどひどい商品でなければ、大抵はなんらかの賞がもらえると言っても過言ではないのでしょうか?  
しかし、味だけではなく品質やパッケージや使いやすさなども審査されるので、品質が良いという一つの基準にはなると思いますけどね。
ただ、モンドセレクションに出品するには日本円にして15万円の審査料がかかりますし、審査のための商品をベルギーのオフィスに送るためにかかる送料や関税は全て出品者負担となります。さらに、賞をもらったあと、パッケージにモンドセレクションのロゴを表示するためにはロゴの使用料まで支払わなければいけません。そのため商品のコストが上がってしまい、その分商品価格にも影響する場合もあるかもしれませんね。
しかし、この「モンドセレクション金賞受賞!」と表示することによって消費者の心を掴めるのが日本のマーケットなのです。
でも、「モンドセレクション金賞!すごい!」というわけでもないわけです・・・。

からあげグランプリ金賞!

最近やたらと見かける「からあげグランプリ金賞」も同じようなものだと思います。
しかも、見かけるのはみんな金賞で、「銀賞」とかは一度も見たことがありません。
考えてみれば、不味い唐揚げって少ないですよね。特に揚げたてだと美味しい(美味しく感じる)です。揚げたてで不味い唐揚げを探すのはなかなか難しいと思うんです。 だから金賞が多いのは頷けますが、飛び抜けて美味しい唐揚げというのはなかなかない気もします。 

からあげグランプリについては、まあ、こういうことです。⬇︎(ロケットニュースの記事)

【知らんかったコラム】唐揚げ専門店がやたら『からあげグランプリ金賞』を受賞してる理由 / 真相に衝撃「金賞ってそういうノリだったんスね」
最近、唐揚げ専門店をやけに見かけるようになった。具体的にいつからか分からないのだが、「気づけばこんなところにも唐揚げ専門店が」って感じ。多分、流行っている。名 …

からあげグランプリを主催している日本唐揚げ協会のプレスリリースによると、からあげグランプリのコンセプトは

唐揚店にはできるだけ発展してもらいという想いと、部門を多く分けることで、故郷に錦を飾れるお店が増えれば、より唐揚店は美味しさを深め、発展しやすくなるだろうと考え、銀賞や銅賞という賞をやめて、全て金賞にしました。とは言え、その中でも一番美味しいお店は金賞の中でも最も位が高いという意味で「最高金賞」を作りました。

まあ、モンドセレクションや資格商法などとも通じるところがありますね。
ロケットニュースの記事にもあるように、金賞は事実上銀賞と同じであって”最高金賞”こそが金賞なわけですね。 そして部門分けによって最高金賞も沢山選出されています。
かと言って総合グランプリの設定はないようです。
ロケットニュースも切り込んだ記事を書くなぁ!と思ったのですが、ちゃんと協会に掲載許可をもらっているのでしょうね。
唐揚げ協会も、何も隠している事はなくちゃんとプレスリリースなどで全て公表しているわけですし。唐揚げグランプリは、大手の企業やチェーン店まで巻き込んで成功していますね。 ビジネスではありますが、業界を盛り上げようというのは良い事です。

楽天ランキング1位!

楽天市場を見ていると、楽天ランキング1位の商品の多い事! 

それもそのはず、楽天ランキング1位の商品は、年間1万件以上生まれているらしいです。 
これが楽天商法です。

じゃあ「楽天ランキング1位!」という商品はなぜそんなの沢山あるのか?

ここまで読んだ人ならもうわかりますね。

めちゃくちゃ細かくジャンル分けされているからなんです。 


以下のサイトでわかりやすく解説されているので、興味ある人は読んでみてください。

楽天に「ランキング1位」の商品が山積みの仕組み
本日はメルマガの日。これからシコシコ書きます。2012〜2013のメルマガのまとめ本をもうすぐAmazonのK…
楽天市場に年間1万件以上のランキング1位が生まれる理由 | 企業ホームページ運営の心得
セグメント化によってランキングを作りだす

ハッタリには資格商法!

日本人は欧米人よりも、肩書き、学歴、ランキング、芸能人、ブランド等に弱い人が多いと思うんです。
なので、「金賞受賞」とか「1位」とか「〇〇大学出身」とか「〇〇の資格を持っています」というだけでハッタリになると言うか、箔がつくのです。 
だから資格商法なんてのも多数存在するんです。「資格商法」は国が認定した国家資格ではなく、民間企業(大抵は社団法人)が認定した民間資格です。資格商法には色々ありますよ。
やろうと思えば、僕が勝手に”激辛マイスター〇〇級”のような資格を作って、講習をして、資格証を発行することだってできるんです。もちろん有料で。さらには社団法人とか設立しちゃえばさらにそれっぽくなりますね。それが民間資格です。
ある意味、モンドセレクションとかと同じです。

ちなみに、僕は「労務管理士」という民間資格を持ってますよ(爆)。
国家資格である「社会保険労務士」と混同されますが、違います。単なる民間資格(資格商法)です。多分十代の頃だったと思いますが、確か受講料を5000円くらい払って、1〜2時間くらいの講習を受けたかな? で、テキスト1冊と資格証明書をもらって終わりでした。 
なんでわざわざとったんだろう? 結局自分にはなんの役にも立ちませんでしたが、その時にもらったテキストには労働基準法が書いてあったりして、知り合いが「バイトの条件がおかしい」と嘆いていた時に、その本で調べてアドバイスをしたりしたので、全く役に立たなかったわけではないです。
履歴書を書く時にも、資格欄に「労務管理士」と書くことができるんですよ。例えば採用担当者が無知だった場合、「この人は労務管理士の資格を持っているのか!人事部に最適かもしれないな」と採用してしまうこともあるかもしれませんね。
まあ、僕はこの先履歴書を書くことはないと思いますがね。

他人の評価は関係ない。最後に決めるのは自分!

日本人は特にランキングやブランドに弱い人種なので、肩書きや能書きはマーケティングに非常に有効です。 売る方も必死なんですよ。 ビジネスですから! 生活がかかっていますから。
テレビで紹介されたとか、芸能人が絶賛していたからというだけで飛びつく人は多いですし、中には行列を見つけただけでとりあえず並んでみるという人もいらっしゃるようで・・・。
なんでもかんでも見境なく飛びつくのはどうかとは思いますが・・・。

ただ、そういうのが悪いと言っているのでははありません。

「ブログとか書いてるお前が言うなよ!」とか突っ込まれそうですが・・・
実際、僕もネットの情報などを参考に店を探したりしますし、それをきっかけに新しいお気に入りの味を見つけたりすることもあります。 僕のブログを読んで参考にしている方もいらっしゃいます。

ですが、人がなんと言おうが、最後に決めるのは自分の味覚です。


まあ便利な時代になりましたよ。 色々なメディアから色々な情報が入りまくります。
なので、その分見極めは大切です。
情報が溢れているので、僕の場合は行ってみたいお店や食べてみたい商品が沢山ありすぎて、全然追いつきません。

「食」は、僕の趣味でもありながら、生きていくのに大切なものなので、色々考えながら毎日の食事を楽しんでいます。

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