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インドネシアのインスタント トマトラーメン
アジア物産を扱うお店で、インドネシアのインスタントラーメンを買ってきました。
インドネシアの『mi ABC(ABCラーメン)』というブランドです。(会社名はABC President Indonesia)
一番大きく書かれている『SELERA PEDAS』 というのは、インドネシア語で「スパイシーな味」というような意味らしい。そして『MI INSTAN』は「インスタント麺」という意味。
『SELERA PEDAS』というのはシリーズ名で、他の味のものも出ています。
要は『ABCラーメンのスパイシーインスタント麺シリーズ』というわけです。
Rasa Sup Tomato Pedasは「スパイシーなトマトスープ味」という意味です。
英語では『Hot Tomato Soup Flavour』と書かれています。
パッケージ写真が全体的に赤いので、かなり辛そうなラーメンに見えますが、辛さというよりもトマトのイメージで、赤っぽいカラーになっているのでしょう。
どこで買った? いくらだった?
埼玉の西川口のリトルチャイナと呼ばれる地域にある『BANGKOK STORE』というタイ系の食料品店で購入。
中国人街にあるタイ食品のお店でインドネシアのラーメンを買ったわけです。
BANGKOKストアは、店名からもわかるようにタイ系の食料品店ではありますが、タイだけでなく中国を含むアジア系の食材を売る物産店です。
値段は残念ながら忘れてしまいました。 でも、この手の東南アジアのインスタント麺は日本では100円前後が相場です。現地では20〜30円で売られていますからね。
原材料やカロリーなど
![](https://ryofujisaki.work/wp-content/uploads/2020/05/20200519_093521.jpg)
シンプルな原材料です。添加物は多めですが。
香辛料が多いのはさすがインドネシアです。
調味油の原材料がとてもおいしそう!
カロリーは320kcalです。 まあ妥当な線です。
しかし、食塩相当量はかなり少なめです! 塩分摂取を気にする人にはおすすめかも(笑)
このラーメンを一日3個食べても、塩分摂取量は4.59gです!
まあ、一日にこれを3個も食べたら、食塩摂取量以前に不健康極まりないですが・・・。
作ってみます。
なんか懐かしいような感じの安っぽい油揚げ麺に、粉末スープと調味油がついています。
具は入っていないようです。
![](https://ryofujisaki.work/wp-content/uploads/2020/05/20200519_093722.jpg)
作り方。
![](https://ryofujisaki.work/wp-content/uploads/2020/05/20200519_093524.jpg)
粉末スープは調味オイルと一緒にあからじめ丼に入れておく作り方です。
![](https://ryofujisaki.work/wp-content/uploads/2020/05/20200519_093820.jpg)
やはり具は入っていませんでした。
日本だと、粉末スープの中に申し訳ない程度の量のネギが入っていたりするんですけどね。
“具は全部自分で用意しろ”ということでしょう。
でも、この手のラーメンは具などは入れずに、素のままおやつ感覚で食べるのが良かったりするんです。 駄菓子のラーメン的な感じですね。
400ccのお湯で麺を3分間茹でて、茹でたお湯と麺を一緒に丼に入れて、混ぜれば完成です。
食べます。
パッケージ写真からは全く想像もできないほどかけ離れたものが完成しました。
『イメージ写真』や『調理例』にしてもひどすぎる笑
![](https://ryofujisaki.work/wp-content/uploads/2020/05/20200519_093512.jpg)
あと、調理例(イメージ写真)のスープは赤い色をしていますが、実際は・・・
![](https://ryofujisaki.work/wp-content/uploads/2020/05/20200519_094205.jpg)
スープが白い!!! 見た目は全然トマトスープっぽくありません!
しかし、食べてみるとしっかりとトマト風味があります。
原材料に使われているトマトフレーバーのせいでしょう。
確かに、味はトマトスープなのです。
日本だと、スープを赤っぽく着色してトマトっぽさをだしたりするでしょうね。
スープが白いのにトマトの味がするのは、ちょっと違和感を感じます。
そして、なんだろう? この東南アジア的な風味は?
なんか東南アジア系の香辛料の風味があるんですが、なんの香辛料だかわからない・・・。
原材料を見ても、それらしい原材料は見当たらないんですけどね。
でも、嫌な感じではありません。普通においしいです。
スープは、砂糖多めにもかかわらず、甘ったるくはありません。
そして、しっかり感じられる化学調味料の味。
昔の日本のラーメンにも多かった、安っぽい麺。駄菓子屋で売ってるようなインスタントラーメンの麺のような。
しかしまた、このチープさが良かったりするんだよなぁ。
スープと調味オイルの両方にニンニクが入っているようですが、ニンニクの香りは弱いです。
スープを飲み干した時に、底の方に胡椒が沈んでいたのか、胡椒の辛さと風味を強く感じました。
味は確かにトマトの味で斬新な感じがしますが、それでも昔食べた事あるような懐かしさがあるのは、おそらくチープな麺の風味のせいなのかもしれません。
子供の頃に食べていた、袋入りのインスタント麺の麺と同じような味がするからでしょう。
日本人にも抵抗なく食べられるような味。
辛い?
唐辛子と胡椒の辛さがあります。
激辛とかではなく、ピリ辛レベルです。
辛さに弱い人でも、それほど気負わずに食べられると思います。
インドネシアの辛い系ラーメンと聞くと、けっこう辛そうなイメージがありますけど、韓国のラーメンのほうが辛いです。韓国のラーメンは、辛いのが当たり前で、パッケージには『辛い』とか一切書かれていないものでも辛いですからね。
まとめ
僕も色々と東南アジアのインスタント麺を食べてきましたが、トマト味は意外に珍しい気がします。
東南アジアのラーメン麺は、香辛料のせいでクセがあるものも多いですが、この商品はクセの少ないトマト味で、意外と日本人にも馴染みやすい味だと思いました。
乾燥トマトやネギなどの具が入っていたらもっと良かったのに!
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