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豚骨ラーメンメーカーが作る担々麺
佐賀県のインスタント麺メーカー『サンポー』。
サンポーといえばとんこつラーメンです。
福岡のマルタイと並んでインスタントとんこつラーメンで有名なローカルブランド(メーカー)です。
僕は、とんこつラーメンが好きですが、本物よりもインスタントのほうが好きなくらい。
ちなみに、僕は20歳くらいまでは本物のとんこつラーメンを食べたことがなくて、それまでは『豚骨ラーメン=インスタント麺』でした。 本物のとんこつラーメンの味に目覚めたのは、当時足立区にあった『田中商店』だったかな。
東京から車で福岡まで行って、とんこつラーメン食べ歩きをした事もありました。 話がそれました。
サンポーのカップ麺は、関東では九州物産店とかでしか買えない感じでしたが、最近ではスーパーマーケットやコンビニエンスストアでもちらほら見かけるようになった気がします。
最近では激辛系ラーメンも出しててびっくりしました。辛くなかったですが。
https://ryofujisaki.work/sanpo-waraonikaramen/
サンポーといえばとんこつラーメンだけど。
僕にとっては、サンポーのラーメンと言えばとんこつラーメンですが、今回は担担麺が売られていたので買ってきたわけです。 僕は担々麺も大好きなので。
豚骨風味の担担麺なのか? それとも、しっかり担担麺を再現しているのか?
なんとなく味は見えてますが、期待ハズレにはならないとは思っています。
サンポーの変なキャラクター。
『やかんちゃん』というらしいです。 テレビCMの実写版から生まれたキャラクターなんだそうです。
というか、サンポーってTVCMやってるのか! まあ僕はテレビはほとんど見ないから知らないだけか? それとも九州だけとかなのかな?
公式ホームページにCM動画ギャラリーがありました。 昔からやってるんですね。 どれも知らない。 やはりローカル局でしかやってないのかな?
今回買った『ごまづくし担々麺』は、“ごまと花椒香る旨辛スープ”を特徴としているんだそうです。
スープはやっぱり豚骨風なのかな? ←サンポーのラーメンに対する先入観。
なんと! 『約5000粒のごま入り』何だそうです!
直火焙煎いりごま・本鉢仕上げすりごまを使用していて、合計すると約5000粒の胡麻が入っているとの事。
この胡麻5000粒という量が、すごいのかどうかはよくわかりません。
「乳酸菌10兆個が入ったヨーグルト」とかのように、数字だけ見るとインパクトはありますけどね。
昨日食べた『鳴龍の担担麺』も、すごく芝麻醤(練り胡麻)が効いていたのですが、あれは胡麻の粒に換算すると何粒くらいになるんでしょうか。知りたいところです。
ここのサイト(OK Wave)にある質問「ゴマ3000粒とは具体的にはどのくらいの量ですか?」にされている回答を根拠にして計算すると、ごま5000粒は大さじ1杯に相当しそうです。
想像してたよりは多くないかな。
どこで買った? いくらだった?
スーパーマーケット『ヤオコー 浦安東野店』にて購入。
価格は、税込みで149円でした。
調べてみたところ、このラーメンはスーパー『ヤオコー』限定商品らしいです。
そういうことはパッケージにもお店のポップにも書いてなかったですけどね。
サンポーの公式Twitterに載ってました。
\発売中/
— サンポー食品【公式】 (@sanpofoods) May 3, 2021
<ヤオコー限定商品>
約5000粒の直火焙煎いりごま、本鉢仕上げすりごま、ごまパウダーを使用した「ごまづくし担々麵」が発売です‼ぜひお試しください😋✨
※一部取り扱いのない店舗がございます。#ヤオコー #ごまづくし #担々麺 #カップめん #サンポー食品 pic.twitter.com/t4qHAgXCGL
ヤオコーは関東にしかないスーパーマーケットなので、メーカーの地元である九州などでもこの担々麺は入手できないということですね。
通販で、サンポーの色々なラーメンセットをみつけましたが、その中にも入ってません。
でも、これ⬇は楽しそうなセットだなぁ。
原材料や栄養素をチェック。
麺の原材料は、サンポーのカップ豚骨麺のものとまったく同じです。
スープの原材料は、さすがに胡麻が一番多いですが、その次に”糖類”がきてますね。
甘ったるいスープだったらどうしよう。 ちなみに、サンポーのとんこつラーメン(焼豚ラーメン)のスープ原材料は、「ポークエキス、豚脂、食塩〜」と続きます。
なのでこの担々麺のスープは豚骨風味ではないようですが、甘さが強いかもしれません・・・。
基本的なスープは醤油ベースっぽいです。
かやくは、表記上は”ごま”だけになっていますが、ネギチップや挽肉の代わりである『大豆たんぱく加工品』が入っている模様。
カロリーは、ごまが入っている割には低めな気がします。 食塩相当量も妥当な線。
あと、カップ麺って意外とカルシウムの含有量が多いんですよね。
わざと添加しているのか!? それとも原料由来で必然的にそうなるのか?
厚生労働省が定める、一般成人のカルシウムの必要量は1日600mgなので、このカップ麺1個で1食分のカルシウムが摂れるんですね。
ちなみに、栄養成分表に記載されている通り、このカップ麺のビタミンB1とB2の含有量はそれぞれ約0.3mgです。 成人男性の推奨摂取基準量はいずれもおおよそ1.5mgとなので、このカップ麺では物足りないです。
カップ麺から健康な栄養素を摂取しようとは全く思っていないですけどね。でも、栄養素は気にはなります。
「健康を気にするんならカップ麺食べるなよ」と言われそうです。栄養は色々な食品からバランスよく摂らないとだめですよ。
でも、カップ麺は食べたいですし、少しでも健康を気にする意識は大切だと自分に言い聞かせてます笑
作ります!
ちなみに、トップに載せているパッケージ写真は、カップの周りに付いているセロハン包装は剥がして撮影しています。 セロハン包装があるとパッケージ表記が見えにくいので。
中身はこんな感じ。
別添の袋は”かやく入り粉末スープ” と “かやく” の2袋です。
かやくいり粉末スープを麺の上に開けます。
オレンジっぽい粉末スープ。 見えにくいですが、ダマのようになっているのは粒状大豆たんぱくだと思われます。 要は担々麺には重要な要素である”ひき肉”の代わりになる偽肉となります。
偽肉と書くとイメージ悪いですね。 大豆加工食品なのでお肉よりヘルシーなのではないかと思います。
『かやく』のほうは、純粋に胡麻だけのようです。
あっ!!!!
僕、作り方間違えてました。
かやく(胡麻)は後入れでした。かやくのパッケージに「後入れ」って書いててほしかったなぁ。
まあ、作り方を読めばちゃんとかいてあるのだけれども。
まあ、味には影響ないでしょ。
お湯を注いで3分待てばできあがりです。
まだかき混ぜる前⬇
青ネギがわずかながらに見えます。 茶色い塊は大豆たんぱくだと思われます。
しっかり混ぜて、できあがり。
完成! 食べます。
見た感じでは、ごまの量はそれほど多そうには見えませんが、目視できるのは粒の胡麻だけであって、その他の胡麻はすりごまになっていて目視できないですし、さらには粉末スープにも後場が入っているようなので、実際は見た目以上に胡麻が使われている感じです。
食べてみても、胡麻の風味がかなりあります。
すりごまと粒胡麻の歯ごたえが良いです。
ラー油感はありませんが、粉末スープなので当たり前か。
スープは担担麺風味か?と言われると・・・
胡麻味噌スープと言ったほうがしっくりくる感じです。
懸念されていた甘ったるさはありません。 甘みはありますが、気にならない甘みで、胡麻やしょうゆの風味がちゃんと出ていて、甘すぎないのが良いです。
当たり障りのない味わいですが、普通においしいと思います。
この、極上でもない当たり前のようなおいしさがまた良いのです。
この麺、このスープ・・・本物のラーメンにはない独特の魅力があります。
だからカップ麺はやめられないのかも・・・・。
麺はいつものサンポーらしい麺。味も同じかも。
麺にラードが使われているのが特徴的ですが、このラードがおいしいのかもなぁ。
ちなみに、全商品共通(使いまわし)なのかどうかは不明ですが、とんこつラーメンの麺と原材料は全く同じです。
日清食品の『カップヌードル』も、様々な味のものが出ていますが、どれを食べても基本は”カップヌードルの味”がします。 あれも麺によるものなのかな?
麺も含めてこのチープ感が良いのです。
昔ながらのカップ麺の味!!!
本物のラーメンと比較できるものではなく、これはもはやカップラーメンというひとつの料理です。
辛さは?
そう言えば、パッケージには「辛い」的なことは一言も書かれてはいませんが、世間一般的には担々麺は多少なりとも辛いものです。
なので、一応、辛さは少し感じられます。花椒の風味は感じられませんが、一応花椒も少し入っているのかな?
万人受けする辛さです。 弱めのピリ辛です。
よっぽど辛いものが苦手ではない限りは食べられる辛さだと思います。
予想通り期待通り
予想通りで、ほぼ期待通りの味でした。
担々麺っぽいかどうかは置いておいて、チープ感のたまらないおいしいカップ麺でした。
カップ麺は、途中から味変するのが楽しい!
追い胡麻、胡麻系ラー油、ガーリックパウダー、一味唐辛子などのお約束の調味料を入れて味変するのも良いです。
花椒も合います。
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