辛さ満足レベル:※レベル表記方法についてはこちらのページを。旨さ満足レベル:
横浜中華街の老舗 “重慶飯店”監修の麻婆炒飯弁当!! by ローソン
横浜中華街の有名四川料理店『重慶飯店』が監修した”麻婆炒飯”の弁当がローソンから発売されていたので買ってきました。
先日、同じくローソンで、重慶飯店監修の麻辣火鍋麺を買って食べたのですが、その時は麻婆炒飯は売られていなかったのであらためて買ってきました。
麻婆豆腐と言えば僕は絶対に『白飯』なのですが、この弁当は炒飯がセットになっています。
重慶飯店にそういうメニューがあるわけではなく、ローソン弁当オリジナルメニューなんだと思います、(多分)
個人的には、本格四川麻婆に白ごはんをセットしてほしかった!
僕は炒飯も好きなんですが、やっぱ麻婆豆腐には白飯ですよ!
重慶飯店とは?
『重慶飯店(じゅうけいはんてん)』は、神奈川県の横浜中華街にある、1960年開業の四川料理店です。
東京の『四川飯店』と並んで、日本における四川料理店の元祖的存在でもあります。(四川飯店の方が1年ほど開業は早いようです。)
中国四川省の都市名である”重慶”が店名に付いていることからも、四川料理店ということがわかります。
実店舗で食べるとちょっとお高いです。 例えば正宗麻婆豆腐は小サイズで1,800円でライスは別売です。
同じ中華街にある重慶飯店の飲茶店『重慶茶楼』だと、麻婆豆腐は850円になります。
ただ、重慶飯店本館で食べる麻婆豆腐と重慶茶楼の麻婆豆腐は、全然別物だった記憶があります。
その他、重慶飯店では麻婆豆腐の素や担担麺の素を製品化して全国流通したりしているので、インスタント商品なら食べたことがある人も多いかもしれません。
明星食品のカップ麺で麻婆麺も出していたことがありました。
ちなみに、『飯店』は中国語では”ホテル”という意味なんです。
初めて日本に観光に来た中国人は、”飯店”だらけの横浜中華街を見て、ホテル街かと思うんでしょうかね?(まあ、観光に来る人は前知識をつけてくるとは思うので、そんなことはないか)
しかし、最近は『飯店=ホテル』ではなくなってきているらしいです。
僕が子供の頃に中国語を勉強していた時は、ホテルは”飯店”で、レストランは餐厅や菜館と覚えたのですが、最近の中国の若い人は、レストランを”飯店”と言う事が多くなってきたらしいのです。
まあ、日本語もそうですけど言葉は変わっていきますからね。 流行語とかもありますし、使い方も時代によって(応じて)変わっていくんですね。
でも、台湾では『飯店=ホテル』がまだ根強いらしいです。
どこで買った? いくらだった?
ローソン有明コロシアム前店(東京都江東区)にて購入。
価格は598円でした。
コンビニ弁当としてはちょっと割高ではありますが、ライセンス料とかあるから仕方がないのでしょう。
原材料やカロリーなど
“豆板醤を使用しています。辛味にご注意ください。”との注意書きがあります。
豆板醤ってたいして辛いものではないんだけど(ましてや料理に使った場合は)、世の中には辛さの耐性がない人もいるわけで、こうやって書いておかないと「辛かったじゃねーか!口の中が痛くなった。どうしてくれるんだ!」と文句をいうお客さんもいるかもしれませんからね。
というか、”麻婆”って、基本的に辛い食べ物ですから、買う方もわかってて買うのでは?
でも、日本の麻婆豆腐は基本甘いので、麻婆豆腐を辛くない食べ物として認識している人も多数いるのかもしれません。
話はそれましたが、原材料をみてみます。
相変わらずのコンビニ弁当によくある”省略形”の原材料!
玉子炒飯の原材料なんて、「うるち米、卵加工品、植物油、その他」ですからね。
肝心な味付けが “その他”の中に全部含まれているという・・・。
麻婆豆腐の原材料も「豆腐醤油煮、麻婆ソース、香味油」ですから。
全然原材料がわからない(笑)
コンビニ弁当は食品添加物以外の原材料表示は詳細に記載しなくてもいいのかもしれません。
しかし、添加物の多さよ・・・・
まあ、コンビニ弁当なので日持ちさせないといけませんからね。そのへんはしょうがないです。
カロリーは、686kcalです。
まあ、麻婆豆腐と炒飯ですからね。 それくらいで普通でしょう。
これが炒飯ではなく白飯だったとしたら500kcalくらいになるんだろうか?
作り方
電子レンジで温めるだけです。
家庭用電子レンジ(500W)だと3分30秒。
コンビニなどに置いてある業務用電子レンジ(1500W)だと1分10秒です。
なんと1/3の時間で済むのか!! 業務用電子レンジほしいな!!!
外側のラベルを外したところ。
麻婆豆腐は熱々がいいので、ちょっと長めの3分50秒加熱しました。
加熱しすぎると蓋が変形したり、ひどい時にはメイン容器も溶け始めるので注意が必要です。
出来上がり! 食べてみます。
正直言って、麻婆豆腐の見た目はあまりおいしそうではありません。
四川感もないし・・・。
炒飯は卵炒飯なので黄色っぽい色をしています。 卵チャーハンですからね。
炒飯の上にのっている茶色っぽいのは焼豚(焼豚醤油たれ和え)です。麻婆豆腐の一部がこぼれたのかと思いました。
まず炒飯を食べてみたのですが、ちょっと味が薄い・・・。
味は特に特徴はない薄味の炒飯です。
次に麻婆豆腐を食べてみました。
麻婆豆腐は花椒がけっこう効いています。 思ってたよりもちゃんと花椒の香りと痺れ感はあります。
麻婆豆腐の味的には豆板醤というよりは味噌味的な感じの味わいで、甜麺醤(砂糖?)も使用しているのでしょうか、甘みもけっこうあります。 ただ、極端に甘ったるいわけではないですし、味もかなり濃い目なのでご飯には合います。
なるほど、だから炒飯の味付けをわざと薄くしているわけなんですね。
ということは、炒飯に麻婆豆腐をかけて食べたほうがいいのか!
炒飯にかけてみました。
うーん。この麻婆は炒飯にかけて完成するようになっているんだな。
まあ、『麻婆炒飯』ですからね。
麻辣に関しては、辣味(唐辛子の辛さ)はかなり弱めです。 麻味(花椒のしびれ)に関しては思ってたよりはしっかりあって、花椒の香りも強めでした。
味は普通においしいんですが、四川感がなく、よくあるコンビニの麻婆豆腐的な味わいでした。
セブンイレブンで売られている、四川飯店監修の『麻婆豆腐』の方が好きだなー。
コメント