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火を吹くほどに辛いカレーだと!?
ヨコスカゴジラカレー!
神奈川の産直販売所で買ってきたカレーです。
激辛マニアなら思わず手に取ってしまうようなパッケージデザイン!
昨日食べた磯山商事の『恐竜カレー』のパッケージと同じように、カレー(中身)のイメージ写真は一切なく、キャラクターが前面に押し出されたパッケージのカレーです。
まあ見た目のインパクトはあります! だいぶ目を引きます。
そして『火を吹く辛さ!』のキャッチコピー!
激辛マニアなら買わずにはいられないでしょう。
僕もついつい買ってしまいました。(どうせ辛くないだろうというのはわかっていても。)
どのような見た目のカレーなのかはまったく想像つきませんが、まあきっと普通のカレーだと予想します。
きっと辛さもたいしたことはないと思われ・・・・。というのも、辛そうなパッケージとは裏腹に、辛さに関する注意書きがどこにもないからです。
『激辛』とか『大辛』とか『極辛』とか『狂辛』とかではなく、普通に『辛口』と表現されていることからも、辛さに関しては弱そうな感じがします。
まあ、日本のカレーの辛口って、全然辛くないのが普通ですから。
なぜにゴジラカレー?
昨日食べた磯山商事の『恐竜カレー』は、カレーの中になんとなく恐竜を表現することに成功していましたが、 このゴジラカレーはゴジラの肉(そんなもんねぇよ)を使っているとか、ゴジラをイメージした具材が入っているとかそういうわけではなさそうです。
ただ、ゴジラの特徴の一つとして『火を吹く(火を噴く)』という要素があるので、このカレーのコンセプトはずばり『ゴジラのように火を噴くほどに辛い』カレーなのでしょう。
(注:調べてみてわかったのですが、ゴジラは火を吹くわけではなく『放射熱線』を吐いているんだそうです。で、熱線なので対象物が燃えるというわけなんですね。)
ちなみに、僕は『ゴジラ』は名前だけ知っていて、映画などは見たことないしストーリーも全然知らないんですけどね。 ただ『街を破壊しまくる怪獣』というのだけは知っています。街を破壊しまくるので、正義の味方ではないことは確かですが、ではゴジラのストーリーの中の正義の味方はだれだったのでしょう? どうやって退治されたのでしょうか? ウルトラマンが対応した? まあ、いつか一度は観てみようと思います。
横須賀とゴジラの関係は?
このカレーの商品名は『YOKOSUKA ゴジラカレー』です。
なんでゴジラが横須賀なのかというと、ゴジラが横須賀生まれとか、横須賀が舞台になったとかいうわけではないようですが、横須賀の久里浜にある公園『くりはま花の国』に『ゴジラのすべり台』があるそうなんです。その絡みもあって、このカレーが企画されたらしいです。
これがゴジラの滑り台⬇︎
なかなかリアルな感じです。(僕は現地に行った事はないですが、写真ではかなりリアルに見えます。送電線が背景にあるのも、さらにゴジラっぽさを醸し出しているのかもしれません。)
じゃあ、なぜ久里浜にゴジラの滑り台があるのか?
調べてみたところ、ゴジラの映画の一作目の劇中に
「観音崎北東15マイルの海中に、北西に向け移動のゴジラを発見す。」
という台詞が出てくるために、横須賀の観音崎がゴジラ出現の地と噂されたらしいのです。
ただ、『観音崎』の地名はでてくるものの、観音崎に上陸したという設定はなく、制作側も上陸地についてはは明言していないとのこと。
じゃあ、「観音崎北東15マイルの海中』というのはどこなのか?
知りたくなったので、ちょっと検証してみました。
15マイルというと約24キロの距離になります。
観音崎から北東方面に24キロの海中は、千葉県木更津市の金田漁港あたりになるんです。
観音崎から24km北東方面は、厳密に言えばもうちょっと内陸寄りになるのですが、”海中”にいたということなので、金田漁港あたりで間違いないでしょう。なぜ観音崎の地名が出てくるのかわからないような場所です。
いずれにせよ、観音崎はほぼ関係ない(笑)
ゴジラはそこから北西に向けて移動していたということなので、北西にまっすぐ進んだとすれば川崎あたりに上陸することになります。陸地としては袖ヶ浦の方が近かったのに、わざわざ東京方面に向かったんですね。
なんにしても横須賀は全然関係ないようです。(笑)
横須賀市が観光名所として観音崎を無理やりゴジラ上陸の地として売り出したかったとか、そういうわけでもないようです。 それについては下記サイトにて真相究明がされていましたのでここでは省略します。
カレーの話に戻します!
パッケージの裏面には、ちゃんとゴジラのライセンスシールが貼られています。
『監修:川北紘一(平成ゴジラ VS シリーズ特技監督)』と書かれていますが、ゴジラの監督がカレーのを監修したということでしょうか?
「うーん、こんな生半可な辛さじゃ火を吹くなんて言えないよ!もっと辛くしないと、ゴジラがナメられちまう!!」とか意見したのでしょうか(笑)
それともパッケージを監修しただけなのかな?
まあゴジラは横須賀とは関係ないにしても、ゴジラの監督が監修して、ちゃんとライセンス使用料も払っている、東宝お墨付きのYOKOSUKAゴジラカレーであることは確かです。
どこで買った? いくらだった?
三浦半島の南端にある産直品販売所『うらりマルシェ』にて購入。
価格は、税込みで540円でした。
けっこう高いなぁ。昨日食べた『恐竜カレー』よりも高いぞー。
きっとゴジラのライセンス料が高いのかもしれない。パッケージ前面の全面にゴジラがどーんと使われているもんなぁ。
https://wired.jp/2010/06/01/『ゴジラ』より怖い、その著作権/
amazonでは在庫切れ(2020.8.26現在)
原材料やカロリーをチェック
なんともシンプルな原材料。
特段変わった感じもなく、ごく普通のカレーの原材料です。
ただ、”香辛料”が原材料の真ん中にきてます。食塩よりも香辛料の方が多いです。砂糖はもっと多いけど(笑)
トマトケチャップというのがちょっと興醒めですが、トマトケチャップを使ったレトルトカレーってけっこうあるんですよね。 トマトの代わりに入れているのかな?
作っているのは、大阪のベル食品です。業務用のカレーや、企画物のレトルトカレーなどを作っている会社です。 ご当地レトルトカレーを買ったらベル食品の製造だったということがけっこう多いです。
カロリーは1食(200g)あたり170kcalと意外に低めです。
食べてみます。
濃いめの色で、いかにもコッテリな感じのルウ!!!
全然辛そうに見えませんが、辛さは見た目ではわかりません。でも、全然辛くなさそう。
ルウにはかなりの粘度があり、ゼラチンのようなブヨブヨした塊がところどころにあります。
牛肉の脂の部分かな?とも思ったのですが違うようです。
原材料を見る限りではこれは小麦粉の塊かな? それとも食用油脂?
盛り付け前にレトルトパックを振って混ぜなかったのが悪いのかな?
でも逆に僕はこのドロドロコッテリ感がまた好きだったりする。
味は普通の日本式欧風カレーのような感じで特筆するようなこともないんですが、コッテリ感が普通のカレーとは違うところ。このコッテリ感はなにからくるのだろうか? ルウの食感? それとも脂?
かといって脂っこいわけでもありません。
固形の具はほとんど見当たりません。 一応ひき肉のような牛肉がちらほら入っています。
ちょっと脂をまとった牛肉!! 脂っぽい牛肉大好き!! でも量が少なすぎ・・・。
原材料表記によると玉ねぎも入っていることになっていますが、固形の玉ねぎは見当たりませんのでルウに溶け出してしまっているのでしょう。
辛さは? 火を吹く???
あ! 『火を吹くカレー』だということをすっかり忘れていました。
忘れるくらい辛くなかったということです。
とはいえ、全然辛くないとかいうわけではありません。
辛味は一応あります。
一般的な日本のレトルトカレーの『辛口』よりは辛いかもしれません。
「もし、これを食べてヒーヒーいう人がいるとするなら、どれだけ辛さに弱いんだ?」という感じです。
機会があればまた食べたい
全然火を吹く辛さじゃなかったけど、コッテリしていておいしかった!
とにかくコッテリ感がよかった!
ホットソース、ガーリック、チーズ、バター、納豆など、色々アレンジがききそうです。
でも、値段がちょっと高いかなぁ・・・。
税込みで540円だからなぁ。
おそらくゴジラのライセンス使用料のせいで値段が高くなってしまっているんだろうけど、僕はゴジラじゃなくてもいいから、この味で300円くらいだったらまた買いたいかなぁ。
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