辛さ満足レベル:
旨さ満足レベル:
※レベル表記方法についてはこちらのページを。
日清食品『カップヌードル 辛麺 焙煎唐辛子のコク旨しょうゆ』
日清食品のカップヌードルシリーズに『辛麺』が出てました。
パッケージ写真がめちゃくちゃ美味しそうで、迷わず買ってきてしまいました。

最近のカップヌードルは、期間限定で次々と新味を投入してきますよね。まるか食品の「ペヤング焼きそば」もそうですが、変わり種を出しまくって最終的に「やっぱりノーマルが一番だよね」と原点回帰させる戦略なのでしょうか。 僕も、新製品が出るとつい買ってしまいますが、結局1周回って普通のカップヌードルがたまに食べたくなります。(といっても、食べるのは年に1回あるかないかですが)。
辛さレベル”4″
注目すべきは、カップヌードルシリーズには珍しい「辛さレベル」の表示。
5段階中の「4」とのこと!

過去にはレベル5の『カップヌードル激辛味噌』というのがあったので、それに次ぐ位置づけでしょうか。 激辛じゃなかったけど・・・⬇︎
なんとぶっかけ焙煎唐辛子が入っているそうです。
カップヌードルには珍しく、別添の一味唐辛子がたっぷり付いているのでしょうか!

ただの唐辛子ではなく焙煎唐辛子っていうのがまた良いポイント押さえてます。
乾燥唐辛子は焙煎したり油で炒めたり揚げたりすると風味がよく美味しくなるんですよね〜。
原材料をチェック!!またしても「甘み」の影が……

原材料:
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、香辛料、香味調味料)、スープ(豚脂、糖類、でん粉、香辛料、小麦粉、ポーク調味料、食塩、粉末しょうゆ、キムチパウダー、粉末みそ)、かやく(赤唐辛子、味付豚ミンチ、味付卵、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸味料、炭酸Ca、香料、かんすい、増粘多糖類、カロチノイド色素、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE)、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、乳化剤、ベニコウジ色素、くん液、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
原材料を確認してみると、スープの2番目に「糖類」の文字が。
なんだか甘そうな予感がするぞ・・・
でも、ノーマルのカップヌードルのスープの原材料もトップに”糖類”がきてるけど、そんなに甘くないし。 まあ大丈夫か!
「ぶっかけ」の行方

蓋を開けてみると……あれ? 別添の唐辛子パックがあると思いきや、中には何も入っていません。粉末スープの中に赤い粒が混ざっていますが、これが「ぶっかけ焙煎唐辛子」の正体?
『ぶっかけ』って感じではないよね? これからお湯をかけるし。
お湯を入れて3分間待ち、蓋を開けたところ。

なかなかいい色。 なんかおいしそう! でも、ぶっかけ唐辛子はどこ?
食べる前に混ぜないといけませんが、混ぜると「ぶっかけ唐辛子感」はさらに薄れてしまいました。 混ぜないほが美味しそうに見えたぞー。

パッケージ写真とのギャップが!!!!

実食!……これは「甘麺」ではないか?
気を取り直して食べてみます。

ええ〜〜〜? 甘い!!!
ちょっと! これは甘すぎませんか? 昨日食べたカルビラーメン並に甘いです。
せっかくの焙煎唐辛子の風味が、甘さに抑え込まれています。
「辛麺」のはずが、これでは「甘麺」です。
そういえば、カップヌードルのチリトマト味(ノーマル版)も、チリトマトなのに全然辛さがなかったのを思い出しました。
しばらく食べ続けていると辛みもそれなりには感じてくるのですが、それ以上にスープが甘い。麺に糖類は入っていないはずなのに、麺まで甘く感じてくる始末。
僕の好みからすると、歴代カップヌードルの中でもワーストに近いかもしれません。
酸味も少し感じられましたが、甘さのせいで中途半端に浮いている印象でした。この酸味の正体は? 原材料には『キムチパウダー』や『酸味料』が入っているので、その酸味かな? でも、キムチの風味とかは感じられません。
ということで、『旨辛』と書かれていましたが『甘辛』でした。
甘さを抑えたらそれほど悪くはないと思いましたけどね。 とにかく甘さが強すぎます。辛麺なのに〜!
唐辛子とかラー油とかを足してみたんですけどね・・・

カップヌードルシリーズでスープを残したのは初めてです。
考察:なぜ日本人は何でも「甘く」してしまうのか?
それにしても、なぜ日本人は、なぜ食べ物をなんでもかんでも甘くしてしまうのでしょうか?
ふと、「料理のあいうえお」というのを思い出しました。
なんだっけ?
『あ』は『味の素』
『い』は『いの一番』
『う』は『五香粉(ウーシャンフェン)』
『え』は『液糖』
『お』は『オイスターソース』
いやいやいや、ちがうって!!!
『料理のさしすせそ』じゃないか!?
『さ』は『砂糖』
『し』は『しょうゆ』
『酢』は『酢』
『せ』は『背脂』
『そ』は『ソイソース』
うーん・・・ 何かちょっと違う気がするけど、一番最初の『砂糖』は間違いないです。
『料理のさしすせそ』の一番最初に「砂糖」がくることからもわかる通り、和食において砂糖やみりんは欠かせない存在なわけです。
だからなのか、日本では、本来は甘くない海外から入ってきた料理とかにもわざわざ砂糖を入れて甘くアレンジしたりします。 隠し味程度ならいいんですが、甘み付けをしてしまうのです。
例えば、パスタやピッツァなどのイタリアン、インドカレー、麻婆豆腐などの中華料理、キムチ、ドレッシング、シチュー類、パン、などなど。(知らない人も多いですが、食パンにも砂糖などの糖類が入っています)
僕の好きな麻婆豆腐も、本来は砂糖は一切使わない料理です。本場の麻婆豆腐も砂糖を使う場合も稀にありますが、甘み付けのためではなく隠し味のためです。 麻婆豆腐は豆腐や肉などお素材から出る自然な甘さだけで十分なんですが、日本では甘み付けの為に砂糖を入れます。 たぶん日本人は甘さがないと納得しないからでしょうけど。
日本料理(和食)でも、煮物や照り焼き、玉子焼き、すき焼きなど、おかずの中に砂糖やみりんを多用する傾向があります。 蕎麦つゆにも砂糖や味醂が入りますし、寿司でさえもシャリに砂糖が入ります。
日本人は甘くしないと気が済まない人種なのかもしれません。
最後に話が逸れてしまいましたが、
総評
とにかくカップヌードル辛麺は甘かったのでした。
でも、amazonのカスタマーレビューでの評価は高いです⬇︎
不思議と『甘い』と書いている人はほとんどいませんし、『旨辛』だと絶賛している人の多いこと。
まあ日本人は『甘み=旨み』らしいので、日本人にうまくマッチさせたのでしょうね。
日本のメーカーによる日本人向けの商品なので、この味が日本人の味覚に最適化された「正解」なのかもしれません。
僕の舌が日本人ではないのかもしれません。(純粋な日本人なんですけど)
ちなみに、辛麺(宮崎辛麺)の元祖と言われる『桝元』の辛麺(特辛激辛)のスープにも糖類(水飴、砂糖)が醤油の次に多く入っているんですが、甘すぎないバランスです。そういうのを期待していただけに残念です。
甘辛料理も多い韓国でさえも、辛い系のインスタントラーメンは甘くないのにな〜
僕の好きな韓国のノグリラーメン(ノグリウドン)も、スープ原材料の上から3番目に”糖類”がきているんですけど、甘ったるくはないんですよね。 韓国のインスタント麺の中では一番好きです。⬇︎



